高山性の山野草は荷が重い。特に、午前7時を前にして30度を突破し、午前中には35度にもなろうかという昨今、とてもじゃないが夏越しなど出来ようはずがないではないか。
そこへいくと、ホトトギスの仲間はまだまだ荷が軽いように思う。
とは言え、チャボホトトギスを一年で☆彡にしてしまったり、スミレイワギリソウを二年ほどで枯らしてしまうほどの凡庸な園芸愛好家には、天候のせいにするまでもなく技量の乏しさ故との自覚がないようである。
まぁ、晩夏ともなればシロバナホトトギスやらキバナホトトギスも咲くことだろう。もちろん、長年、猫の額に仮住まいを決め込んでいるあのホトトギスもちらほらと咲き始めるに違いない。高望みせず、身の丈に合った山野草との共生を楽しむに及はないと思う昨今なのである。
糸のごとく、ことのほか幅の狭い舌状花に驚く。毛に包まれ、幾重にも連なる総苞片も印象深い。
尾瀬では、黄の絨毯のごとく咲き誇るという。その様を瞼に浮かべながら、たった一輪咲いたオゼミズギクを撮っている。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
団十郎朝顔は、次のような要件を備えているとされている
黄蝉葉 栗皮茶 丸咲 大輪(きせみば くりかわちゃ まるざき たいりん:通称<団十郎>)
黄緑色に変化した蝉葉(葉の形)で、花色は栗の実の皮のような黒みがかった赤褐色を呈す。
花の形は野生型標準形で変異が無い丸咲きの大輪系を市川団十郎好みの色にちなんで団十郎と命名された。
この団十郎もどき(?)は、2022年8月29日、隣の藪で発見した。その時の日記が残されている。
それから足掛け三年目となるのだが、この個体は昨年使用していたプランターから芽生えたモノを小さな鉢に取ったものである。そう、こぼれ種からの発芽なのだ。
猫の額の団十郎もどき(?)は丸咲きだけにとどまらず、切れたり、裂けたり、裏返ったり、丸まったりと一様ではない。そう、いろいろな形状を示すのだ。だから<丸咲き>という要件から外れるため、<団十郎もどき(?)>と名乗っている。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
青並葉木立紫覆輪星咲が、毎日一輪、二輪と咲いている。相変わらず草丈は伸びぬままだが、それでもやっと30㎝に届こうかというくらいかな。
木立の矮小種、猫の額にはお似合いの変化朝顔と言える。
2024年の変化朝顔:こぼれ種から芽生えた朝顔は・・・・・・?
📸2024年7月20日:水切れで息絶え絶えだった団十郎もどき(?)
📸2024年7月20日:まだ咲き切らぬ団十郎もどき(?)。これは明日の楽しみだね。
📸2024年7月20日:今日の変化朝顔<青並葉木立紫覆輪星咲>の様子。
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