ユリノキの花柄が、まだ紅葉の残る楓を羨まし気に見ていた。
そんな目をして他人様(?)を見る必要などないんだよ。
そうだ、これほど多くの花を育んだ君自身のことを誉めてあげたらどうだろう。
そう、君はそれほどの大事を成し遂げたのだから。
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さて、モミジバフウのことだ。
これほど赤みを深めた楓を見たのは久方ぶりだ。深みのある真っ赤な紅色、この輝きは本物だ。
だが、これは楓の一面だけしか見ていないことになる。
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葉が散り敷かれた地面には、楓の分身ともいえる3㎝ほどの集合果がいくつか落ちていた。
小さいけれど、イガイガだらけの尖がったその強面の風貌には、凛とした矜持が見て取れる。
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頭上を見上げる。まだ、枝に留まる果実がたくさん見えている。
たとえ落葉しても、その果実は長らく枝に留まるという。
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蒼天に、白銀色に染まった楓の果実がよく映えている。
こうして見ると、葉にしても、実にしても、
いや、葉や実がすべて落ち、枝ばかりとなった裸木にしてからが、
景観樹としてのモミジバフウの存在を際立たせているかのようである。
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📸2023年12月13日:稲荷山公園北斜面展望台にて。
📸2023年2月13日
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