KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

カエルが大喜び! 露地プールは夜間の雨おかげです。

2009-07-10 23:08:13 | 圃場


春作の露地栽培の出荷が終了しました。
後には出荷できなかった不良株が残るだけになりました。閑散とした圃場になっています。
なんか出荷で忙しかった日々が懐かしく思えてきました。私は常に多忙であることに喜びを感じます。ヘンなヤツかも知れません。

さあ、これから迎える夏本番は秋の仕込みの時期でもあり、さらに忙しくなってきます。楽しみですね。

次にこの露地に入る植物は春作でも活躍した けいとう・ポリゴナム・サルビア パープルボルケーノ・そして秋作のメインであるハボタンです。
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オクラッチョ!ハゲラッチョ!

2009-07-09 20:30:23 | 栽培状況


私の子どもの頃の食生活は、キライな食材は食卓に出てきませんでした。甘やかされて育ってきたものです。
オクラもキライな食材の一つでした。いわば食わず嫌いでした。

そして現在、不思議なもので大好物の食材になっています。

オクラの花はホントウにきれいです。白にうっすらとクリームがかった色です。他の植物にこんな色が出てくる植物はないものかと考えましたが、シクラメンにこういった色がありますね。
なんとなくハイビスカスの花の形にも似ているような気がします。

写真を撮ったあと花の真下にあるオクラの実の収穫しようとして忘れていました。
最近モノ忘れがひどくなってきました。  しかしまだ○○歳!



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プラントプラグによる、かすみ草の育苗試験について(発芽確認)

2009-07-08 22:33:13 | 栽培状況


かすみ草・ジプシー・ディープローズを使用したプラントプラグの育苗試験の続報です。

プラグを見るとほとんどが発芽を開始しました。おそらくいっせいに発芽しているものと見えました。ほとんどの種子の発芽が完了したと思われます。
一方、従来の播種用土に蒔いたかすみ草の発芽が約1割程度です。

発芽ステージにおいては、かなり面白い確認ができました。


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当方ハウスから見た南側の景色です

2009-07-06 22:42:55 | その他


限りなく稲作の風景が広がっています。
隣の田んぼでは、6月初旬に植えつけた稲がだいぶん大きくなってきました。

都会に住んでいる時は、スーパーで10キロ4000円ぐらいの米を購入していましたが、こちらに移住してからは近隣の農家様から30キロ8000円で購入しています。
野菜なども近隣の農家様からいただき物が多いのですが、ただ残念なことに季節野菜が集中してしまうので、すべて消費できないこともよくあります。
とにかく周りの皆様がほとんど農家なので食べることには困りません。ホントウに感謝する毎日です。

当方ハウスから見ると東西南北すべて稲作です。
日差しはどこも同じですから日中は暑いのですが、それでも田んぼに水がはっているので気分的に涼しげです。都会のアスファルトと冷房の室外機に囲まれた蒸し暑さからは全く無縁です。冷房がなくても風通しのよい日陰があればそれで涼しく昼寝もできます。

こんな感じの農村生活です。 (いいことばかり書いてみました)


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プラントプラグによる、かすみ草の育苗試験について

2009-07-05 20:01:18 | 播種
けいとう・かすみ草・レースラベンダー・ポリゴナム・サルビア(パープルボルケーノ)の種まきをしました。(全部でプラグが84枚分です)
いずれも9月に出荷を行う品目です。


さて今日の写真ですが、ジプソフィラの播種を用土を変えて行いました。

左は従来使用している播種用土に播種を行いました。右はプラントプラグに播種を行っています

プラントプラグは最近よく使われている成型培養土で、近隣の生産農家で最近よく使用されています。特徴として、根鉢が作られる前の若苗状態で定植ができること、通気性水分バランスがよいので発芽環境に適する、・・・らしいです。
そこでかすみ草(ジプシー)をプラントプラグに播き、従来の用土に播いたものと比較してみよう、ということです。

私はかすみ草の育苗がヘタクソなので、プラントプラグを使うことで品質が向上するのであれば、品目によって導入していくかも知れません。


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I'm Alive カボチャは生きてるぞ

2009-07-04 20:16:10 | その他


ここは出荷できなかった植物を埋葬する場所です。
私はここをデスゾーンと呼んでいます。
ここに運ばれた植物は、土に埋もれて知らないうちに土に帰って行きます。
自然界の大輪廻がここで展開されています。

5月上旬のこと、遊び半分にこのデスゾーンにカボチャの苗を3本植えつけました。雑草とともに大きくなってきたカボチャの葉。気づいたら6個ほど実がなっていました。一番大きい実で25センチ。
まったく手をかけず肥料もやっていないのに、こんなに大きなカボチャにビックリしました。
25センチのカボチャはこれです。


これからは、デスゾーンと呼べなくなってしまいました。


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クレオメはムシを誘引する植物らしいですね

2009-07-03 22:59:21 | 栽培状況


花魁花(オイランバナ)=クレオメ と呼んでいる地域はどのくらいあるのでしょう?
一般には花魁花はフロックスのことだと思っていましたが、兵庫ではクレオメのことなんですね。(私は兵庫に移住して6年目です)
他の地域ではどうでしょうか?

さて、今日は夕方にクレオメの写真を撮りました。
クレオメは不思議と夕方になるとかなりきれいな色になります。(日中に観察しても夕方ほどきれいに見えません)
開花すると2日ぐらいで花が散ってしまいます。出荷の際はそこに気をつけて、つぼみの状態で出荷をするのがよいと思っています。(市場の方からもそうアドバイスをいただきました) 輸送中のトラックの揺れで花弁が落下するんですね。

開花するとかなり派手になりますが、あまり国内ではメジャーではありません。どうもチョウや蛾の仲間を誘引する要素があるそうで、それが原因でしょうか?花弁の掃除が面倒だからでしょうか?しかし私はこの品目が大好きで、就農依頼毎年生産をしています。

あまり園芸店でも見かけることの少ない植物ですが、一度購入して育ててみてください。
クレオメ満開の状態なら、必ず花見宴会をしたくなりますよ。


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7月2日は「姫ひまわり」の開花記念日になりました

2009-07-02 23:21:23 | 栽培状況


姫ひまわり(宿根ひまわり)が開花しました。一重咲きのサンバーストという品種です。

サンバーストは切花用品種ですので、そのままだとポット栽培には背丈が高すぎます。
矮化剤効果とピンチを繰り返し行うことで、地上部40センチぐらいに仕立てています。

これまで何度か挑戦してきましたが、なんとかまともに出荷にこぎつけそうです。
連続して開花するぐらいのツボミがもっと付けばいいのですが、そういったコントロールができていないのが残念です。


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ジニア・プロフュージョン ムレムレトロトロムレトロトロムレ 

2009-07-01 22:53:37 | 栽培状況


露地栽培のジニア・プロフュージョン。
全4900ポットのうち68%まで出荷しましたが、ここ数日の天気がかなりダメージとなり、出荷不能となりました。下葉がかなりムレてしまいトロトロの状態です。

ジニアは葉に細かい毛がたくさんついており、指で触れると紙ヤスリ(といっては大げさですが)に近い感触です。葉が水に濡れると細かい毛に水分が含みなかなか乾きません。そこで急激に日が射すと蒸し風呂の状態になり、特に込み合っている下葉が「おひたし」になります。→そしてトロトロになります。

ジニアは梅雨時期に露地栽培しない方がよいかも知れません。
写真は残りの約1500ポット。品質が低下した商品を出荷するわけにいいきませんので、もったいないですがすべて処分いたします。

残念トロムレ。




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