今はどうしてもLINNに目がいきますが、最近、マランツ、ヤマハも手頃な価格の製品を出しました。
いよいよ、ネットワークオーディオはメインストリームになりつつあるようです。
ところで、ネットワークオーディオって何、今のとどこが違うの?
例えれば、昔のジュークボックス、今の衛星カラオケでしょうか。
音倉、音楽貯蔵庫に好きな曲を保存しておき、自由に取り出すことができます。
音を蓄える場所はハードディスク、小さな容量で良ければメモリーで済みます。
デジタルオーディオ、ネットワークオーディオを十分に理解していません。
ましてや、一般に公開するほどの知識があるわけでもありません。
ネットワークオーディオに関心を持ちつつある方に読んで頂ければ幸いです。
理屈はいい、ある程度の高みに一気に駆け上りたいのなら、
脳内妄想システム
LINN majik ds-i
B&W 805 Diamond
前者はDAC、デジタルパワーアンプ、フォノイコライザー、インターネットサーバー、これらをコントロールする機能を持っています。
後者はB&Wno最新鋭小型ブックシェルフSPです。SPについてはこれに拘る必要はなく、低音の量をより求めるならトールボーイ型を選べば良いでしょう。
これに加えて、必要なのは
パソコン( CDのリッピング用)と、NAS(インターネット接続可能外部記憶装置)
です。
これで全ておしまい。ヘリコプターで8合目位までに一気に上りつめることができるでしょう。
それはそれとして、
ヘリコプターで一気に楽ちんに行くのではなく、自分の足で一歩一歩、上って行くのも道楽の醍醐味です。まあ、本音は貧乏人の負け惜しみです。
IPODを愛用しています。玩具と思っていましたが、音はどうしてどうして侮れません。初代クラシックに始まり、2代目のシャッフル、今はタッチを使っています。
小粋です。ポケットに入れておくにはもう少し軽ければ申し分なし。
車内でカーステレオの外部入力端子に繋いで聴いています。CDとの音質比較はしたことはありませんが、雑音まみれの車内で音質を云々しても意味はありません。
結局、車内ではCDは全く使わなくなりました。
便利さに味を占め、ホームオーディオとしての可能性を試すことにしました。
IPOD内に蓄えている音楽信号はデジタルです。内蔵DACでアナログに変換され、イヤーホーン用ミニジャックから出力されます。
しかし問題なのは、IPODの内蔵DACの音質です。デジタル部分は信号系列を極力短縮し、小型化し、集積した方が良いようです。
アナログ部分についてはある程度の物量の投入が不可欠と言うのがこれまでの経験則です。電源部も同じです。
IPODのあの大きさに詰め込まれるDACには疑問が残るのです。
プラシーボ、そんなの思いこみだよと言われればそれまでですが・・・・
となれば、IPODのデジタル信号をそのままデジタルで取り出し、外部DACに繋ぐことができれば良い訳です。
IPODはパソコンとの音楽信号のやりとりはデジタルで行っています。但し、専用ケーブルを使っているので、通常のオーディオ機種とはデジタル接続ができません。
デジタル信号を直接取り出すことはできないのか。
調べましたら、IPODの手軽さ、音の良さに注目し、これをオーディオ機器に接続するアダプター(DDC デジタル-デジタル コンバータ)を作っているメーカーを見つけました。
WADIA、ONKYO・・・
DDコンバータなのでアナログ出力はありません。デジタル信号をRCA端子から出力することができるので外部DACに繋ぐことができるのです。
ONKYOは価格的にも手軽です。これを使うことにしました。
IPOD内の音の取り込みは通常は容量を抑え、音質劣化の少ないアップルロスレスが多いようですが、容量は大きくなりますが、音質劣化のないWAVにしています。
さて、肝心な音質ですが、
ESOTERIC P0 との比較では、音が軽くなる印象がありますが、これは致し方ないでしょう。CDをとっかえひっかえしなくれも良いのは兎に角便利です。