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『一生』

2021-03-18 22:23:53 | 終活
寓話「蟻と螽斯(キリギリス)」
蟻は一年中働き詰めで冬越しの備蓄をする。
螽斯はその日暮らしで遊び暮らす。冬は食べ物に困り、蟻に助けを求める。
御伽話のハッピーエンドなら、蟻は助けるのでしょう。
教育的には、良い子の皆は地道に努力をしましょうみたいなオチにしたいのでしょう。

でも、そうなんだろうか。
新解釈をYouTubeで見た。

蟻は働き詰めで一生を終え、遊びもしないで、楽しいのか。悔いのない一生なのか。
螽斯のように、遊べる時に遊んでおいた方が後悔がない。
面白い解釈である。
的を得ている。

今の自分の生き方がそれに近いのだから・・・分かる。
刹那主義、
明日は明日の風が吹かないかもしれない。

しかし、一旦、間を置いて考えて見た。
物語には何かすっぽりと抜け落ちている。

遊ぶ=嬉しい
そりゃそうだ。

では、
働く=苦労
だろうか。

苦しくても目的のある働き=働き甲斐
はある。

寓話の蟻は働き蟻
せっせと餌を集め、巣に運ぶ。
これを女王蟻が食べ、子孫を産む。
働き蟻は卵、幼生体の世話もする。
忙しい。遊ぶ暇はないだろう。

与えられた天性を全うし、生を終える。

働き詰めの蟻の一生も悪くない気がする。


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