関根裕子 アルトサックス
2005年12月20日 (火)One Night Cruise vol.5~サックス&ヴォーカル ライブ~
出演:関根裕子(サックス)、向井浩二(ヴォーカル&ピアノ) 時間:18:00開場 18:30開演
料金:2000円 ワンドリンク(日本茶)付 自分はお留守番。
お喋りは親父に任せます。(喋り過ぎなければ良いのだけれど)
楽器はサックス、ヴォーカル&ピアノ演奏者は男性1人、女性1人。
この楽器と演奏者の組み合わせを想像する時、サックスが男性、ヴォーカル&ピアノが女性と考える人が多いだろう。それが違う。
また、ジャンルはジャズと思うかもしれないが、これも少々違う。
もちろん、ジャズもあれば、R&B、ポピュラーもある。
このデュオは2ヶ月毎に演奏会を開いているそうだが、自分が聴いたのは初めてあった。
演奏会場はかなり縦長である。その縦長のほぼ中央付近の両側に2人は位置し、合い向かって演奏する。
関根裕子 テナーサックス
演奏曲は、クリスマス時期と言うことで、ホワイトクリスマス、もみの木等、おなじみの曲が中心、それにオリジナル曲が数曲であった。
関根さんは小柄なので、テナーは大丈夫かなーと思ったが、深々とした音を奏でる。ムーディーな曲はアルトをと、2つ楽器を使い使い分けているようだ。
関根サックスはリリカルな曲で真骨頂を発揮すると感じた。この店をフィチャーした「道」は特に印象に残った。出来たての曲だそうだ。
曲の間に、向井さんが説明を入れる。曲の説明、自分たちデュオのこと。時折、関根さんに水を向ける。言葉のピンポンを期待するのだが、全然、球が返って来ない。関根さんは、かなりの「はにかみ屋」らしい。まー、これが初々しくて好印象なのだ。
向井浩二 電気ピアノ&ボーカル
向井キーボードは、どちらかと言うと関根サックスをサポート役に回ることが多いようだった。向井のボーカルは、曲数こそ少なかったが、声量があって厚みがあってなかなか聴き応えがあった。
プレゼント抽選会
自作CDプレゼントの抽選会があったが、何と、5枚/31名の内、2枚が我々夫婦に当たった。勿論、1枚は辞退した。
休憩時間に向井さんに日頃から疑問に思っていたことを尋ねた。
「ここばかりではないが、小さい会場でも、演奏音はPA装置を使い、スピーカーから出すのがほとんどである。PAから出る音は正直好きではない。出来れば生音をストレートに聴きたい。近距離なので音量不足は考えられない。」
「PAを通す利点は、楽器毎の音量のバランス調整ができること。」
「ボーカルはマイクを握った方が様になることだと思う。」と付け加えた。
この素朴な質問に対し、答えはこうであった。
「小さい会場では音が響かない。味気なく聞こえる。敢えて電気的にエコーを付けている。」
「ううん、なるほど。」である。
向井さん、関根さんにお願い! それでも、生音で聞きたいなー
定位も気にする方なので、演奏位置から、音が出るとより自然に聞こえます。
かぶり付き状態で聴かせて貰らいましたが、関根さんを見たり、向井さんの方に顔を向けたりと、ちょっと落ち着きませんでした。どちらか片側に2人で寄り添う形にして貰えると嬉しい。
とはいえ、限られて空間の中で、工夫され、これが一番と言う位置なのかもしれませんね。
お詫び! フラッシュは使わないつもりでした。いざ、撮ろうと思ったところ関根さんの顔がライトの陰になって、絵になりません。
そこで、軽くフラッシュを焚かせて頂きました。演奏の邪魔になったかもしれません。
また、聴きに行きます。
うちの料理人が前にこのライブに行った!と言ってます。
高崎のウッドテーブルで一緒に遊んだ(?)とも言ってます。
すごい上手だったって。