分類ジャンルをどこにするか迷いました。今も迷ってます。
親父の道楽(ジャズ)音楽にも繋がりそうですし、これからも度々お邪魔しそうなので、敢えて、お気に入りの店にしました。
ジャズ喫茶蔵人 http://pub.ne.jp/kamekutobu/?entry_id=832502#more でこちらの店の噂を聞きました。
バイタボックス http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html (オーディオの足跡より) が置いてあるのだと言うので興味を持ったのです。
大体の場所を聞いたので、帰る途中で寄ろうと、この辺と探してみたが、見つからない。車を止めて、散歩している方にも尋ねても分かりませんでした。
たまたま通りかかった小学生に、 この付近に喫茶店が新しくできたらしい。知ってる? と聴いたら、 喫茶店? 怪訝そうな顔をされてしまいました。近頃の小学生は喫茶店の意味が分からないらしかった。コーヒーハウスと言えば良かったのだろうか。
今日は住所を調べて、ナビで検索して、漸く、辿り着くことができました。
ここはコーヒー専門店 これは何?
蕎麦ぜんざい 茶碗(骨董品)に入れられた珈琲
地元産蕎麦(がき)ぜんざいはほんのりとした甘さ。
蕎麦がきは生臭いと思っていました。生臭いのは煎りが足りない。焦げる寸前まで熱を通すのだそうです。
ううん。美味しい。 手間の掛かった逸品。お奨めです。
あまり聞いたことのないコーヒーの名がずらり
本日のお奨めコーヒー
ここは自家焙煎のお店です。
コーヒーは単品と、お好みの二つ種類を組み合わせたセットがあります。
とは言っても、どれを選んで良いか迷いますよね。店主はそれぞれのコーヒーの特徴を説明してくれますので、参考にすれば良いでしょう。
①タンザニア(キリマンジェロ) モンデェール農園産 ②ケニア アイボリー農園産 ③マンデリン スマトラタイガー の順番で頂きました。
この順番には意味があります。オーソドックスなものから徐々に個性のある品種にと言う順のようです。
コーヒーの種類毎にカップも換えます。残り香が移らないようにとの配慮からです。
コーヒーの量が少なそう? いえいえ、珈琲カップは小さいけれど、珈琲ポッドで出されたものを適当に自分で分けて注ぐのです。
冷めないうちに頂きましょう。
コーヒーへの品質への拘りは徹底している。○○農園産と言うのが重要なのだそうです。
品種は同じでも、そこの場所(気候、標高、傾斜、方向、土壌等)に合っていなければ、良いものはできません。
お米に例えれば、コシヒカリならどれでも美味しいとは限りません。どこどこの産と指定して買っても、今年の味は今ひとつ言うのは良くあることです。
適地適木、適地栽培が大切なのです。
困ったなー 味音痴の親父は、一袋いくらの廉価コーヒーばかり飲んでいる。 コーヒーって奥が深い!
さて、バイタボックス
店の中央付近の席から
VITAVOX CN-191 Corner Horn
ちょこんと置かれていて、壺と見間違いそうなのが ジョーダンワッツ フラゴン れっきとしたSP
バイタボックスは店の奥(コンクリート打ちっ放し)の両コーナーにでーんとありました。SPと言うより高級家具の骨董品と言う趣が強い。
バイタボックスのSPユニットは、38cmの強力なウーファーとホーンドライバーの組み合わせ。交差周波数は500hz。
構造がよく分かりませんが、内部は恐らく折り曲げホーンでウーファーにロードを掛けている。部屋のコーナーに置くのはホーンの延長として使っているのでしょう。
今度行った時にお尋ねしよう。
大型ホーンの特性上、高音域の減衰が大きいらしく、後藤のツィター(型番不明)で補っているようです。
バイタボックスはLP再生専用。CD再生はフラゴン。
この2つSPの系列は装置は全く分離されているようです。
オーディオ装置群
CECのCDプレイヤー、DAコンバータは分かるとして、他は自作品のようです。パーツ一つをとっても高級品。
LPプレイヤー ファイナルVTT1
ステンレス?製の超重量級ターンテーブルが目に付きます。FRのダイナミックアームです。
自作アンプ
出力管はWE205D。最大出力は1W未満。バイタボックスはオールホーンの高能率タイプなので。これで間に合うのでしょう。
バイタボックスを聴いた印象ですが、奥行き感が良く出ていました。ホールトーンの余韻が美しい。ふわーっと音が浮かびます。
開発時期はモノラル時代、元々、1台で聴くものでだったのでしょう。モノラル盤を聴いてみたい。
ついつい、前の席で聴いてしまいましたが、音楽を楽しむベストポイントは、入り口付近のテーブル席だそうです。
薪ストーブ
今日は初めての火入れだったらしい。ここは高気密住宅。これ1台で建物一棟が十分に暖まりそうです。
店を閉めた後、店主はここでゆっくり、ストーブの炎を見つめながら、お酒でも嗜むのでしょうか。至福のひととき。羨ましい!
薪ストーブの遠赤外線で、そして、熱々のコーヒーで、体はすっかりぽっかぽかになりました。
窓からは長閑な田園風景 利根川の岸もすぐそこ
玄 関
珈琲専門店 Coffee House むじか 〒370-1104 玉村町上福島1153 ℡ 0270-75-5080
http://www.ac.auone-net.jp/~musicach
営業時間 10:00~19:00 休業日:木曜
道案内をしたいのですが、兎に角、非常に分かりにくい場所にあります。
カーナビをお持ちの方は住所で検索してお訪ねて下さい。
店名 むじか の由来は ミュージック にあるらしい。
音楽のある珈琲専門店です。
当時は開店直後で、どんな店にするか試行錯誤の時代だったのでしょう。
注文があれば、
地元産蕎麦を使った蕎麦も打っていました。
そばがきも作ってくれました。
バナナケーキもありました。
気が向けば、拘りのオーディオ装置で音楽を聴くこともできました。
今は、本来の目的「美味しいcoffeeを飲んで貰うこと」に集中しています。
それでも、バックグランドミュージックで流れるFM放送。こんな瑞々しい音がするのか。
時間の経過を忘れてしまう。
早く、コロナが終息に向かえば良いと願います。