超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

アラスカのリダウト山、近く噴火の可能性

2009年02月01日 00時19分05秒 | Weblog
アラスカ州南部にある活火山のリダウト山(Mount Redoubt)が近く再噴火を起こす可能性が強まってきたことが29日、アラスカ火山観測所(Alaska Volcano Observatory)の発表で明らかとなった。

 リダウト山はアラスカ州南部のレイク・クラーク国立公園にある標高3108メートルの活火山。レイク・クラーク国立公園は、アラスカの自然が満喫できる風光明媚な場所として知られているが、観光道路などは完備されてはおらず、公園に向かうためには水上飛行機などを利用しなくてはならないため、米国の国立公園としてはもっとも訪問者が少ない国立公園ともなっている。

 リダウト山は1902年、1966年、1989年に噴火を起こしており、1989年の大噴火では火山灰が高度1万4000メートルの上空にまで巻き上げられ、付近を飛行していた旅客機がアンカレッジ飛行場に緊急着陸を起こすという事態も起きていた。

 アラスカ火山観測所ではこれまでの兆候から1989~1990年型の噴火となる可能性が高いと述べている。


1902年~1966年の60年は例外だとしても。
1966年からだいたい20年おきに来てるから、予測は当たるかも。
群発地震、熱水反応などの前兆から可能性を推測しているのなら。
その精度は非常に高いものじゃないでしょうか。

上記、報告でも書かれていますが…
そんなに被害がでなければいいですけどね。

米北部で大規模な寒波、広範囲で停電

2009年02月01日 00時18分21秒 | Weblog
米北部で28日から29日にかけて大規模な寒波が到来。氷雪による影響でアーカンザス、イリノイ、インディアナ、ケンタッキーなどの各州で送電線が切断し、広範囲の地域が停電を起こすという事態となった。

 停電の影響は数100万世帯にも及ぶ状況ともなっており、被災地州知事による緊急支援要請を受けたオバマ大統領は28日、非常事態宣言に署名し、関係各局に対して、救援の実施を命令した。今のところ、ケンタッキー州だけでも死者の数は20名超に及んで居る模様。


やはり停電となると厳しいね。
完全独立型の石油ストーブや薪(ペレット)ストーブとかじゃないと…
石油ファンヒーターやエアコンはね、動かない。

でも、アメリカとかってこういうの毎年報道されてるような。
最悪の事態を考えて、基幹系の送電線は準備しとくべきなのでは。
でも日本と比べたらそもそもの広さ=長さが違うから無理か。

スイス警察、GoogleEearthを使った捜査で大麻農園を摘発

2009年02月01日 00時17分16秒 | Weblog
スイス警察は29日、GoogleEearthを使った捜査により、トゥールガウ州(Kanton Thurgau)北東地域で大規模な大麻農場を発見、摘発を行ったことを発表した。

 大麻が栽培されていた農園は2エーカー(約7500平方メートル)にも及ぶなど大規模なものだったが、農園の外側には背丈の高いトウモロコシを栽培することで、内側では実際には大麻が栽培されていることが判らないようにする工作が行われていた模様だ。

 スイス警察によると押収された大麻は1.1トンで、末端価格では90万スイスフラン(約7000万円)にも及ぶ大規模な捕り物になったと説明している。


ちょっとわかんないことが。
google earthってどのくらいの頻度で更新されているのだろう。
当初は3年以内の最新データとか言ってたけど…

大画面高精度そして更新頻度が1週間とかになれば、怖いね。

すばるの赤外線観測で進む、星の「人口調査」:見えてきた軽い構成員たち

2009年02月01日 00時15分31秒 | Weblog
宇宙に無数にある星ぼしの重さ (質量) は何で決まっているのだろうか?太陽に比べて重い星や軽い星がそれぞれどれくらいあるのだろうか?太陽の何倍まで重い、あるいは、何分の1まで軽い星まで存在するのだろうか?これらは天文学で最も重要な課題の一つである。なぜならば、宇宙に約1000億個あるとされる銀河も、それを構成する要素は、およそ1000億個の星ぼしだからである。現在の宇宙にはさまざまな年齢の星があり、重さにより寿命が異なるため、数が少ないのはもとから少ないのか、寿命が短いのかを区別しなければならない。そのため、この問いに答えるための第一歩は、もともとの星の質量分布 (星が生まれたときに、どの重さの星がどれくらいの数だけ存在したのかという、いわば星の人口統計) を調べることである。このような分布調査を「初期質量関数」という用語で呼んでいる。

 初期質量関数は、1950年ごろから、太陽系の近くの古くからある星を数多く調べ、それぞれの星の年齢を逆算して求められていた。最近では重さがもっとも軽い星の数に興味が集まっている。特に、あまりにも軽いために恒星になりそこねた星 (褐色矮星:かっしょくわいせい、太陽質量の約0.08倍未満の天体) は非常に暗く見つけにくいため、1995年になってようやく発見されたばかりである。そのため、褐色矮星も含めた初期質量関数はまだ解明されていない。例えば、太陽のような重さの恒星1個に対し、太陽の半分の重さの星は10個程度あるが、太陽の重さの20分の1しかない褐色矮星が何個あるのか、そうした天体が一般の恒星の数より多いのか少ないのかはよくわかっていない。

 褐色矮星は、恒星と異なって安定して水素を燃焼し輝くことはないために、年齢が古くなると暗すぎて見つけることが難しい。しかし、生まれたばかりの褐色矮星は、少し暖かいので熱を放出しており、赤外線波長では比較的明るく輝く。そうした理由で、褐色矮星を含む初期質量関数の決定のためには、「星形成領域の赤外線観測」による研究が行われている。これまでの観測は、太陽系にもっとも近くて調べやすい星形成領域、とくに、軽い星しか生まれていないおうし座やへびつかい座などの「低質量星形成領域」と、重い星も含めて集団で生まれている領域としては太陽系に最も近いオリオン座の「大質量星形成領域」に限られていた。しかし、銀河系を構成するほとんどの星は、重い星と共に集団で生まれた多数の軽い星ぼし、と考えられているので、これまでの観測では「銀河系全体での」星の初期質量分布はわかっていなかった。

 そのような重い星を含む星団は、大部分がオリオン座星形成領域の倍以上の距離 (3000光年以上) という遠いところにあるため、その領域にある軽くて暗い星まで見ようとすると大口径望遠鏡が必要となる。また、これらの星ぼしは集団でいるため、遠くからそれらを見分けるには、非常にシャープな画像が必要になる。大草原の小さな家はまだ見つけやすいが、都会の小さな家は大きなビルに隠されて見えないのだ。

 私たち、日本・インドの共同研究チームは、この難点を解決すべく、すばる望遠鏡の高感度と高解像度を活かして、「W3 Main」 (ダブリュー3・メイン、以後 W3 メインと記す、注 1) と呼ばれる星形成領域のこれまでにない高感度・高解像度の赤外線観測を行った。W3メインはカシオペア座の方向、距離6000光年 (オリオン領域までの距離の約4倍) にあり、非常に活発で、銀河系で典型的な大質量星形成領域である。観測装置はCISCOと呼ばれる赤外線カメラを用いた。

 これまでの大質量星形成領域を広くとらえた画像の中で最も高感度で、最も高解像度である。赤外線は人間の眼には見えない波長であるが、この画像では赤外線の3波長に長波長から順に赤、緑、青色を付けて合成している。一立方光年あたり60個以上の星ぼしがひしめき合っている若い星の集団が存在している。特に、中心左の真っ赤な天体IRS5は、オリオン座星形成領域のトラペジウムのような大質量星の星団が誕生している現場だと言われている。その周辺には、鮮やかな色を示すさまざまな形の星雲が輝いている。また、それらの星雲を隠すフィラメント状の暗黒星雲も印象的である。この領域からは、太陽の20万倍のエネルギーが放出されている。

 本観測の結果、W3メイン星形成領域において、世界で初めて、「褐色矮星の数は、恒星の数と同じくらいに数多くある」ことが判明した。この結果は、オリオン座星形成領域では、褐色矮星の数は恒星に比べて「減少している」という結果と異なるもので、褐色惑星の多い少ないは、銀河系の中でも領域によって違うのかもしれない。重い星から、褐色のような軽い星までの星の質量の決まり方が銀河系内でも違うならば、宇宙全体ではもっと多様な変化が期待される。いっぽう、褐色矮星まで軽い星を含まない星の初期質量関数は、銀河系内や近傍銀河では普遍的であることが指摘されている。このようなことも踏まえて、今後は、より数多くの遠方の大質量星形成領域の観測を進め、この法則がどれだけ普遍的かどうかを調べる予定である。

打上げのためにフロリダに空輸される「Wideband Global SATCOM」2号機

2009年02月01日 00時13分35秒 | Weblog
今月21日、カリフォルニア州からフロリダ州ケープカナベラル空軍基地にむけて空輸するために米空軍の「C-5 Galaxy」輸送機に積み込み作業が行われている米国政府の次世代デジタル通信衛星「Wideband Global SATCOM(WGS)」の模様を撮影したもの。

WGSは衛星用基幹バス「Boeing 702」をベースにしてボーイングが開発を行ってきたもので、2.1~3.6Gpsの通信を行うことができるデジタル通信衛星。交信可能なサブチャンネルの数は 1900で、衛星中央部に搭載しているXバンドとKaバンドの各種アンテナを利用して衛星の範囲内にある19の独立したエリアと高速デジタル通信を行うことだ可能というデジタル通信衛星としては並外れた性能を持つものとなる。

2007年10月に1号機が打上げられ、静止軌道に投入が成功。この2号機は3月9日に「Atlas 5」ロケットで打上げが実施される予定。ボーイングでは同時並行的に3号機の製造開発も進めており、静止軌道上の3機のWGSが配置されることで、米国政府は全地球規模の高速デジタル通信網を構築する予定だ。

軍事通信衛星となるため、詳細は明らかとなっていないが、衛星重量は約5トンで太陽電池パドル翼端間の最大寸法は50メートル前後にも及ぶ大型衛星と見られている。