超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

最小の系外惑星を発見

2009年02月05日 20時30分06秒 | Weblog
系外惑星探査衛星「コロー(COROT)」が、直径が地球の2倍以下という、これまででもっとも小さい系外惑星を発見した。惑星の表面は高温で、溶岩か水蒸気で覆われている可能性が指摘されている。

フランス国立宇宙研究センター(CNES)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発した衛星COROTが、いっかくじゅう座の方向約390光年の距離にある恒星のまわりに、これまででもっとも小さいサイズの系外惑星「COROT-exo-7b」を発見した。

系外惑星が親星の前を通る際に恒星が一時的にわずかに暗くなるようすをとらえて惑星をさがす方法を「トランジット法」と呼ぶが、COROT-exo-7bはこの方法で発見された。

これまでに発見されている系外惑星は約330個。そのほとんどが木星や海王星サイズのガス惑星だ。一方、COROT-exo-7bは直径が地球の2倍以下しかない。恒星にひじょうに近い位置にあり、約20時間の周期で公転していて、その表面は摂氏1000度から1500度ほどに熱せられている。

密度についてはまだ調べている段階だが、COROT-exo-7bは地球のような岩石惑星で、表面は溶けた溶岩で覆われている可能性が指摘されている。また、水と岩石が同じような割合で存在している可能性もあり、惑星表面は高温・多湿な環境かもしれない。

質量が地球と同程度に小さい惑星が発見された例は、これまでにごくわずかである。これまでに利用されている方法のほとんどは、惑星の質量を間接的に調べる方法なので、惑星は検出がひじょうに難しいのである。

一方、COROTは、惑星の大きさを直接計測できるという利点をもっている。また、宇宙からの観測では、観測を中断することなく長い時間続けることができる。最近、質量の小さな惑星の存在を示唆する観測結果が得られているが、その大きさはわかっていない。その意味でも、COROT-exo-7bが発見されたことの意義は大きいと言える。

「Ares I-X」向けへの改装作業が進むケープケネディー第39B発射台

2009年02月05日 20時29分44秒 | Weblog
画像はスペースシャトルに代わる次世代有人ロケットとしてNASAが現在開発中の「Ares I」の第一次検証用実験ロケット「Ares I-X」の打上げ実験をあと5ヶ月後に控えて、「Ares I-X」用への改装作業が進められているケープケネディー宇宙センター内にあるスペースシャトル用の第39B発射台。

 第39B発射台はスペースシャトルの退役が予定されている2010年まではスペースシャトルの打上げのバックアップ用に用いられるため、今回の改装作業では、落雷防止のための避雷針タワーの設置などに主眼が置いて進められている。

 本格的な改装作業はスペースシャトルが退役となる2010年以降から進められる予定。

 それでは、ケープケネディー宇宙センターにあるもう一基のスペースシャトル用の第39A発射台は、どうなるのだろうか?

 NASAによると、第39A発射台に関しては「Ares I」と同時並行的に開発が進められている物資打上げ専用の「Ares V」ロケット用に改装して使うと説明している。

 つまり、第39Aが「Ares V」専用、第39Bが「Ares I」専用となることとなる。

 「Ares」シリーズの打上げには、現在、スペースシャトルの打上げ準備に用いているアッセンブリービルを含めた複合施設を利用する必要性があり、元々はApolloロケットの組み立て用に建設されたアッセンブリービルとの位置関係から、第39A/39B発射台以外に用地確保を行うことは困難なことが、アポロ、スペースシャトル、アレスの3世代に渡って第39A/39B発射台が使われ続ける要因となっている。

トップ500の合計処理速度よりも高速、米研究機関が次世代スパコンの開発でIBMに発注

2009年02月05日 20時29分11秒 | Weblog
スーパーコンピューターのベンチマークサイト「Top500.org」に掲載されているトップ500までの全てのスーパーコンピューターの合計演算能力よりも更に高速という次世代スーパーコンピューターの開発契約が結ばれていたことが1日、米ローレンス・リバモア国立研究所の発表により明らかとなった。

 ローレンス・リバモア国立研究所では、20PFlopsの「Sequoia」と500TFlopsの「Dawn」の2基のスーパーコンピューターの発注を行ったと説明しており、BlueGeneテクノロジーをベースにした「Sequoia」に関しては2011年に納品、2012年の稼働開始を見込んでいるとしている。

 「Top500.org」の最新の集計結果によるとトップ500までの演算能力の合計(Sum)は現在、10PFlopsをやや上回る程度。「Sequoia」の20PFlopsという演算能力は合計の更に2倍近くにも達するなど、従来システムを圧倒する画期的スーパーコンピューターになる見通しだ。

 画像は開発中の「Dawn」のもの。

スペースシャトルの打上げが延期、圧力バルブに潜在的不具合

2009年02月05日 20時28分44秒 | Weblog
NASAは3日、今月12日に予定されていたスペースシャトル「ディスカバリー」の打上げを19日以降に延期したことを発表した。

 昨年11月に行われた前回の「ディスカバリー」ミッションに際して地上に帰還して後に行われた点検作業で、外部燃料タンクと本体のメインエンジンを結ぶ液体水素燃料用の圧力バブルに損傷が生じていることが明らかとなっていた問題に関して、改めて次回の打上げ時に同様な損傷が再び生じた場合、乗員の生命を危うくする致命的な事故につながる可能性がないか、検証を行う必要性が生じたことが今回の打上げ延期の理由。

 昨年11月のミッションの後で見つかった圧力バルブの損傷は今のところ、打上げ時の振動(acoustic vibrations)により生じたものと見られており、NASAでは実験室内で、同じ状況を再現することにより、圧力バルブに生じた損傷が他の機構部分に拡大しないかどうかシミュレーションを行うと説明していうる。

 この圧力バルブは、外部燃料タンク内の液体水素燃料を本体のメインエンジンに供給する際に適切な圧力を維持するもので、スペースシャトルには3つ装備されているものとなる。シャトルのメインエンジンは8分30秒間に渡って燃焼が続くことから、損傷した圧力バルブに関しては、この間のいずれかのタイミングで損傷が生じた模様だ。


こういうパーツの耐久性能を推し量るのは難しい。
いくら同一条件だとはいえね。
潜在的な不具合というより、可能性が高い不具合だから…
実験を重ねて安全性の更なる確保を目指すのは当然かも。

四川大地震はダム誘発地震だった、英高級紙が異例の報道

2009年02月05日 20時28分22秒 | Weblog
2008年5月12日に中国、四川省一帯を襲い8万人にも上る死者と500万人にも上る被災者を出した「四川大地震」の原因として震源地の近くある三峡ダムに蓄えられた膨大な貯水の重みが断層にひずみを与えたとする考えが中国国内の専門家の間で広まっていることが3日、英テレグラフ紙の報道により明らかとなった。

 三峡ダムは1993年に着工した中国・長江中流域の三峡に建設中の世界最大級の大型重力式コンクリートダム。2004年からは貯水を開始し、2009年竣工に向けて最終段階に入っていたものとなる。

 四川省成都地理院の范筱(Fan Xiao)主任技術者は、テレグラフ紙のインタビューに応じて「この地域は地震多発地帯となるが、この地域で過去にマグニチュード7以上の地震が発生したことはなく、マグニチュード7.9という地震規模や、その特徴からして四川大地震は過去に例がない特異な地震だった」とした上で「地震の原因としては複数考えられが、ダムの存在によって地震が誘発されたというのは考えられなくはない」と述べ四川大地震が建設中の三峡ダムによって引き起こされた可能性は排除できないとの見解を示した。

 テレグラフ紙はまた、コロンビア大学・ラモント・ドハティー地球科学研究所のクリスチャン・クローズ(Christian Klose)博士の発言として「(四川大地震を引き起こした)龍門山断層は過去100万年に渡って大きな地震を引き起こしたことはなく、(2004年から貯水を開始した)三峡ダムの水の重みによって断層にひずみを引き起こしたことが、今回の地震につながったのではないかと」とする説も紹介している。

 ダムの存在によって地震が誘発されるという考え方は昔からダム反対論者の間で指摘されてきたもので、必ずしも排除されるものではないが、四川大地震のような大地震の発生原因とダムの存在を結びつけることはかなり突飛な考え方に近く、これまで専門家の間でこうした考え方を真っ正面から取り上げることは少なかった。

 テレグラフ紙の報道が、独断専行型の印象操作報道なのか、あるいは本当にダムの存在が四川大地震を引き起こす原因となったのか、三峡ダムの建設そのものが中国の国家プロジェクトとして進められているということもあり、今のところは外野の研究者が得られる情報は極めて限定されている。

プジョー407セダン/SWがマイチェン

2009年02月05日 20時26分49秒 | Weblog
プジョー・シトロエン・ジャポンは、Dセグメント・セダン/ワゴンのプジョー407セダン/SWにマイナーチェンジを実施。2月12日に発売する。

 今回のマイチェンでは、内外装および装備内容の変更とラインアップ見直しを実施。セダン、SWとも2.2リッター直4と3.0リッターV6の2タイプずつとなり、これまでセダンに設定されていた最上級グレードのエグゼクティブが消滅した。

 エクステリアは、フロントグリル内の垂直バーがクローム仕上げとなったほか、リアコンビランプの形状を変更。さらに、セダンはリアバンパーのモール形状を変更したうえでアンダーガーニッシュを採用しスポーティさを強調。SWはリアバンパー形状を変更し、リアまわりの一体感を向上させている。

 インテリアは、センターコンソールやエアコンルーバートリム、ドアインナーハンドルトリムの素材を変更し、光沢ブラック仕上げとしたほか、40GBのHDDやタッチパネル式7インチ・ワイドVGAディスプレイ、地上デジタルTV放送用チューナーなどを備えた最上級HDDナビゲーションシステムを標準装備とした。

 ボディカラーは全7色を設定。インテリアカラーは標準のブラックレザーのほか、3.0リッターにベージュレザーとレッドレザー(ともに追加費用なし)を用意。ボディカラーとインテリアカラーの組み合わせは計40パターンとなった。

 価格は以下の通りで、従来に対してセダンのSV2.2は据え置き、SV3.0は20万円高(従来のエグゼクティブと同価格)、SW2.2は38万円高、SW3.0は10万円高となっている。

■プジョー407セダン
●2WD
・SV2.2(2.2直4・4A/T):409万円
・SV3.0(3.0V6・6A/T):469万円

■プジョー407SW
●2WD
・SW2.2(2.2直4・4A/T):434万円
・SW3.0(3.0V6・6A/T):486万円

新型インサイトのグレード&価格一覧

2009年02月05日 20時24分41秒 | Weblog
ホンダ・インサイト
●2WD
・G(1.3直4+モーター・CVT):189万円
・L(1.3直4+モーター・CVT):205万円
・LS(1.3直4+モーター・CVT):221万円

 ホンダの新型ハイブリッド専用車である新型インサイトは、ベーシック・グレードのGと中間グレードのL、最上級グレードのLSの3グレードで構成。1.3リッター直4エンジンと電気モーターで構成するハイブリッド・システムは全車共通だが、CVTはLSのみパドルシフトを備えた7段マニュアルモード付きとなる。

 新型インサイトは、全車が電波式キーレスエントリーシステムや電動格納式リモコンカラードドアミラー、フルオートエアコン、アレルフリー高性能脱臭フィルター、テレスコピック&チルトステアリング、6:4分割可倒式リアシート、マルチインフォメーションディスプレイ、ラチェット式運転席ハイトアジャスター、全面高熱線吸収/UVカット機能付きガラス、遮音/IRカット機能付きガラス、プライバシーガラス、イモビライザー、セキュリティアラーム、前後スタビライザーなどを標準装備。

 さらに、ECONモードとコーチング機能、ティーチング機能により省燃費運転をアシストするエコアシストや、空力性能を向上させるフルフラットアンダーカバーとフロントロアスポイラー、前後ストレーキを標準装備。燃費向上に寄与するLEDハイマウントストップランプとLEDリアコンビランプ、電動パワーステアリングも全車標準となっている。

 安全面では、運転席・助手席SRSエアバッグや前席アクティブヘッドレスト、EBD付きABS+ブレーキアシストなどが全車標準だ。なお、全車オーディオレスが標準となっている。

 ベーシック・グレードのGは、上記に加えて助手席シートバックポケットや2スピーカーなどを装備。タイヤ&ホイールは175/65R15タイヤ&15インチ・スチールホイール(フルホイールキャップ)となる。

 中間グレードのLは、さらに、オートレベリング/オートライトコントロール機構付きディスチャージヘッドライト(ロービーム)や4スピーカー、本革巻きステアリング、マップランプ、アームレスト付きセンターコンソールボックス、ドリンクホルダー付きリアセンターアームレスト、ドアミラーウインカー、車速連動間欠フロントワイパーなどを装備。タイヤ&ホイールはGと同じだ。

 最上級グレードのLSは、Lの装備内容に加えてハーフシェイド・フロントウインドーやフォグランプ、パドルシフトを標準装備。VSAも標準となる。タイヤ&ホイールは185/55R16タイヤ&16インチ・アルミホイールとなる。

 なお、新型インサイトは、全車に助手席乗員姿勢検知機能付き前席i-サイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグ、リアカメラ付きHonda HDDインターナビシステム、ETC車載器、コンフォートビューパッケージなどがオプションで用意される。