超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

三菱、高効率の多結晶Si太陽電池セルとパワーコンディショナを開発

2009年02月18日 20時45分24秒 | Weblog
三菱電機は2月18日、150mm角サイズの多結晶Si太陽電池セルで、光電気変換効率が同社従来品の18.6%から0.3ポイント向上した18.9%を達成したことを発表した。また、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する太陽光発電システム用パワーコンディショナの変換効率も向上し、100kWのパワコンで、97.5%を達成したことも併せて発表した。

太陽電池セルは、太陽電池の裏面を光反射構造とし、裏面に到達した赤外線を反射して太陽電池内部へ取り込むことで、赤外線の利用効率を従来比26%向上させている。

また、高効率化の実現のために、セル表面の光反射率を低減させるために、低反射表面構造「ハニカムテクスチャー」を開発、適用することで受光量を増やし、効率の向上を図った。

一方、パワコンでは、家庭用で実用化した単相の階調制御型インバータ技術を用いて3相の階調制御型インバータを開発、100kWパワーコンディショナに適用した。階調制御型インバータは、階段状の擬似正弦波を出力するため一般的なPWM方式と比較して、出力波のひずみの要因となる高周波の電圧振幅が小さくなり、パワー半導体のスイッチング損失やフィルタでの損失が低減される。これにより、パワーコンディショナ全体の損失が低減され、変換効率の向上が可能となった。

また、太陽電池の直流出力をまず昇圧してからインバータへ供給する小型のDC/DC昇圧器を開発、従来必要とされていた出力側の昇圧トランスをなくすことで、パワーコンディショナの容積縮小にも成功している。今回開発した100kWパワーコンディショナの容積は約1.8m3(1200mm×800mm×1900mm)となっている。

なお、同社では今回開発した太陽電池セルについては、2010年度以降の太陽電池モジュールのセルに順次導入していくほか、パワコンについても2010年度に実用化を予定しており、太陽光発電システムの効率向上を図っていくとしている。

キヤノン、新世代オート機能搭載の「IXY DIGITAL」シリーズ4モデル発表

2009年02月18日 20時38分21秒 | Weblog
キヤノンは18日、薄型のコンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL」シリーズの新製品として4モデルを発表した。発売は2月下旬(IXY DIGITAL 830 ISのみ4月)。価格はいずれもオープンだが、推定市場価格は「IXY DIGITAL 830 IS」が4万円前後、「IXY DIGITAL 510 IS」が4万円前後、「IXY DIGITAL 210 IS」が3万3,000円前後、「IXY DIGITAL 110 IS」が2万8,000円前後。

4モデルとも、映像エンジン「DIGIC 4」を搭載。人物の顔をきれいに撮影する「フェイスキャッチテクノロジー」、高速ノイズ処理を行う「ノイズリダクションテクノロジー」、被写体の動きを検出して自動的にISO感度を設定する「モーションキャッチテクノロジー」のほか、撮影シーンを判別する「シーンキャッチテクノロジー」を新たに搭載することで、新世代オート「こだわりオート」を実現。撮影シーンに応じて18種類のアイコンを液晶モニター上に表示し、そのシーンに最適な画像処理を行う。

IXY DIGITAL 830 IS
IXY DIGITAL 830 ISは、光学5倍ズームと3.0型の「クリアライブ液晶II」を搭載する上位モデル。シャッタースピード換算で、最大約4段分の補正効果を発揮するレンズシフト式手ブレ補正機構(IS)や、最短で2cmまで被写体に寄って撮影できる「マクロ撮影」機能も備えている。また、HD動画が撮影でき、HDMIミニ出力端子も装備する。

同製品では、加速度センサーを採用し、カメラを振ることで前後の画像に切り替える「アクティブ再生」を新たに搭載。また、コントローラーホイールの左右キーを押しながら、さらに傾けると高速画像送りも可能となっている。撮影直後のレビュー時に目をつむっている人物を認識して枠を表示する「目つむり検出」にも対応する。

さらに、露光の間にズームをかけることで、躍動感のある写真が撮れる「露光間ズーム」や、夜景の光点をハートや音符など6種類の形で描く「ファンタジーナイト」といった機能でアーティスティックな写真も撮影できる。

このほか主な仕様は、1/2.3型有効画素数1,210万画素CCD、焦点距離6.6-33.0mm(35mm判換算:37-185mm)、46.1万ドット3.0型液晶モニター、撮像感度はISO 80-1600(スペシャルシーンモードでISO3200にも対応)/オート、記録メディアはSDカード/SDHCカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカード。撮影可能枚数は付属のバッテリーパック「NB-5L」フル充電時で約270枚。本体サイズは94.8(W)×56.8(H)×26.3(D)mm(突起部を除く)、重量160g(本体のみ)。

IXY DIGITAL 510 IS
IXY DIGITAL 510 ISは、広角28mmからの光学4倍ズームレンズと2.8型ワイドクリアライブ液晶IIを搭載。HDサイズの動画撮影に対応し、HDMIミニ出力端子を搭載することで、撮影した画像をテレビなどにつないで大画面で楽しむこともできる。また、目つむり検出やアクティブ再生のほか、コントローラーホイールに指を置くとボタンに割り当てられた機能の説明が表示される「タッチボタンガイダンス」など新たなGUIを採用し、使い勝手も向上させている。

デザイン面では、薄く縦長なフォルムを採用し、しなやかなイメージを演出した。ボディカラーは、ピンク、ゴールド、ブルー、シルバーの4色を用意。3コート塗装により、宝石をイメージしたという奥行きのある艶やかな光沢を実現している。

このほか主な仕様は、1/2.3型有効画素数1,210万画素CCD、焦点距離5.0-20.0mm(35mm判換算:28-112mm)、23万ドット2.8型液晶モニター、撮像感度はISO 80-1600(スペシャルシーンモードでISO3200にも対応)/オート、記録メディアはSDカード/SDHCカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカード。撮影可能枚数は付属のバッテリーパック「NB-4L」フル充電時で約200枚。本体サイズは97.9(W)×54.1(H)×22.1(D)mm(突起部を除く)、重量145g(本体のみ)。

IXY DIGITAL 210 IS
IXY DIGITAL 210 ISは、薄さを極めたスタイリッシュモデル。新設計の沈胴式光学3倍ズームレンズを採用することで、厚さ18.4mmという薄型ボディを実現している。また、コンパクト化を図りながらもシャッタースピード換算で約3段分の補正効果を実現した、同社最小のISユニットも搭載されている。

機能面では、HD動画に対応するほか、HDMIミニ出力端子も装備。目つむり検出も備えている。カラーバリエーションは、シルバー、ゴールド、レッドの3色。

このほか主な仕様は、1/2.3型有効画素数1,210万画素CCD、焦点距離5.9-17.9mm(35mm判換算:33-100mm)、23万ドット2.5型液晶モニター、撮像感度はISO 80-1600(スペシャルシーンモードでISO3200にも対応)/オート、記録メディアは、SDカード/SDHCカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカード。撮影可能枚数は付属のバッテリーパック「NB-4L」フル充電時で約210枚(液晶モニター表示時)。本体サイズは87.0(W)×54.5(H)×18.4(D)mm(突起部を除く)、重量115g(本体のみ)。

IXY DIGITAL 110 IS
IXY DIGITAL 110 ISは、ピンク、オレンジ、ブルー、シルバーというポップな色使いが特徴となるモデル。シリーズ独自の「ボックス・アンド・サークル」デザインを踏襲し、光学3倍ズームとレンズシフト式手ブレ補正機構を採用している。

このほか主な仕様は、1/2.3型有効画素数1,000万画素CCD、焦点距離6.2-18.6mm(35mm判換算:35-105mm)、23万ドット2.5型液晶モニター、撮像感度はISO 80-1600(スペシャルシーンモードでISO3200にも対応)/オート、記録メディアは、SDカード/SDHCカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカード。撮影可能枚数は付属のバッテリーパック「NB-6L」フル充電時で約260枚(液晶モニター表示時)。本体サイズは88.5(W)×54.8(H)×21.8(D)mm(突起部を除く)、重量120g(本体のみ)。

バッテリー寿命8時間で200ドルを切るネットブックFreescaleマシン今夏登場へ

2009年02月18日 20時14分49秒 | Weblog
400ドルのネットブックを買おうかと思っている人に朗報だ。あと数ヵ月だけ待って、半額で手に入れるというのはどうだろう?

米Freescale社は、自社製チップを搭載することによって、バッテリーの寿命が最高8時間になり、既存のモデルよりも大幅に薄く、しかも価格は200ドルを切るというネットブックをこの夏発売しようと全速力で取り組んでいる。[Freescale社は、Motorola社の半導体部門が2004年に分離して設立された企業。通信や車載といった組み込みシステム向けのチップを主要な製品としている]

ネットブックはパソコン市場で最も成長が著しい分野となっており、2008年には世界で1500万台近くが売れた。米ABI Research社によると、経済の減速にもかかわらず、今年のネットブック売上は倍増する可能性があるという。

現時点では、昨年発売された米Intel社の『Atom』プロセッサーが、ネットブック市場の圧倒的なシェアを占めている。しかし、Atomプロセッサーのマシンではバッテリーの寿命が3時間ほどしかなく、もっと長い寿命を求める声がユーザーから上がっている。

Freescale社では、Intel社の市場シェアに同社チップの新シリーズが食い込むことを期待している。同社は先月、Intel社の競合である英ARM社製1GHz CPUに基づくプロセッサー『i.MX515』を発表した。このチップには高性能のマルチメディア処理が組み込まれ、3G通信機能による接続がサポートされる。

「われわれはプロセッサー、グラフィック・チップ、メモリブリッジを1つのチップにまとめた。これによって、Freescale社のプラットフォームに基づくネットブックの厚さはわずか15ミリメートルほどになる」と、同社のマーケティング・ディレクターを務めるGlen Burchers氏は述べている。

Freescale社は17日(米国時間)、同社のプロセッサーに基づくネットブック向けオペレーティング・システム(OS)の選択肢を増やすために、さらに数社と提携したと発表した。Freescale社のリファレンス・デザインはこれまでLinuxベースであるCanonical社の『Ubuntu』をサポートしていたが、米Google社の『Android』のほか、XandrosのLinuxディストリビューション『Xandros』もサポートすることになる。

Freescale社のチップを組み込んだネットブックを生産する提携メーカーはまだ発表されていないが、同社では、今年中頃までに自社製プロセッサーに基づくネットブックの生産に入りたいとしており、ホリデー・シーズンに間に合うように製品を小売店に流通させることを望んでいる。


興味ありだわ。
どんなの発売されるんだろう。

シュワルツ米空軍参謀総長、改造版のF-22であれば日本への輸出は可能

2009年02月18日 20時10分32秒 | Weblog
ノートン・シュワルツ米空軍参謀総長は17日、F-22の追加生産問題に付いて触れて現在の183機の配備計画では不足であり、米空軍としては追加で60機の生産を求める方針であることを明らかにした。

 また、懸案となっている日本およびオーストラリアへの輸出問題についても見解を示し、現行の機体はステルス技術など機密保持上の制約から輸出することは困難だが、輸出困難な技術部分を取り除いた機体を別に生産することで輸出も可能となると述べた。

 追加機購入のための議会への予算申請期限は3月1日となっており、米空軍ではそれまでに追加機生産の予算申請を行うのか、正式な態度表明を行う予定。

 シュワルツ米空軍参謀総長は仮に追加機生産の予算申請を行うとした場合、追加予算を申請するのではなく、既存の予算配分を見直すことで、追加機購入分の予算を捻出することになるだろうとも述べている。

 米国防省内ではF-22の価格が高額すぎること(米空軍の公式情報サイト「Air Force Link」によるとUnit CostはF-22が1億4200万ドル、F-15Eが3110万ドル)、また対テロ戦争においてはF-22のような主力戦闘機の役割は限定されているとして、F-22の生産は183機で止め、代わって無人航空機(UAV)の導入を優先すべきとの考えを示す向きが強まっていた。

 ロバート・ゲーツ国防長官はこれまで空軍戦略に関してはUAV導入拡大の基本方針を進めてきたこともあり、米空軍制服組の間ではF-22追加生産問題に対して明言することは控える向きが続いてきた。


まぁもうラプターなんていりませんけどね。
日本もUAV開発すればいいのに。
たぶん米軍より高性能な機体を安くできるはず。

ナノスケールで金属を立体加工

2009年02月18日 20時08分26秒 | Weblog
金属の立体構造をナノスケールで形成する光加工技術を確立
- 金属イオンの結晶化を制御し、ナノ金属を3次元的に自在に加工 -

人々を魅了する金や銀などの貴金属を、ナノサイズの微粒子にして光を照射すると、さらに強い光を生み出すことができます。この現象は「表面プラズモン共鳴」と呼ばれ、その新たな光学特性に大きな期待が寄せられています。例えば、超高感度の化学センサーや高効率の太陽電池、光の波長に制約されない高分解能の顕微鏡などを目指して、世界中で研究開発されています。表面プラズモンを自在に制御して利用するには、ナノサイズの3次元金属加工技術が必要ですが、これまでの微細加工技術では2次元パターンの加工しかできませんでした。

基幹研究所田中メタマテリアル研究室らは、赤外レーザーの「2光子還元法」を活用し、マイクロオーダーの“るつぼ”やナノオーダーの“マキビシ”など、自由に金属を加工できる光加工技術の開発に成功しました。2光子還元法とは、フェムト秒パルスの近赤外レーザーを、レンズで集光照射して光密度を高め、紫外光に相当する2個分の光子エネルギーを金属イオンに吸収させて金属化させる手法です。この手法に、材料の配合比やレーザー照射条件の最適化、界面活性剤の添加など独自な手法を組み合わせて、3次元のナノ金属構造の加工を世界で初めて成功させました。
 この技術は、表面プラズモンを活用した化学センサーといった革新技術の開発ばかりか、半導体デバイスの3次元配線技術など、一般のナノ加工技術としても実用化が期待できます。

金属をナノメートルというサイズで立体加工できる画期的な技術を理化学研究所の研究チームが開発した。新たな超高感度の化学・生体センサーや高効率の太陽電池、高輝度発光デバイス、ナノメートル光回路などのほか、心臓血管の狭窄部を支える微細なステントの加工など幅広い技術に利用できると期待されている。

理化学研究所基幹研究所の田中拓男・准主任研究員と武安伸幸・協力研究員らが開発した微細加工技術は、金属イオンをレーザーで還元して金属化させる2光子還元法という独自の手法を用いている。紫外線の半分のエネルギーしかない赤外線をレーザーに使ったところが、ポイントだ。赤外線レーザーをレンズで1点に集中させることで2光子吸収を起こし、金属イオンを金属化できる極めて光子密度が高い光の場を作り出すことができた。元々の赤外線レーザーはエネルギーが小さいから、狙った(レンズでレーザーを集中させた)所以外の金属イオンは、金属化しない。

もう一つの工夫は、金属化する場所をさらに微少な範囲に抑えるため、金属イオンとは反応せず生成した金属微粒子とだけ選択的に結合する界面活性剤を用いたこと。レーザー照射により金属の核ができた瞬間に、界面活性剤が金属表面を覆い、新たな金属原子が核表面に付着できなくなる。研究チームは、波長800ナノメートルの近赤外レーザー光を使用して、波長よりはるかに小さい120ナノメートルという線幅しかない銀の細線を作製することができた。

現在、エレクトロニクス素子などの製造には光リソグラフィーや電子線リソグラフィーといった微細加工技術が使われている。数十ナノメートルという高い分解能で配線加工が可能だが、平面状のパターンしかつくれない。3次元の金属構造を自在に形成する技術を確立したことは、微細加工技術におけるブレークスルーをもたらす成果だ、と研究チームは言っている。

新型Eクラス・クーペが早くもデビュー

2009年02月18日 20時06分04秒 | Weblog
写真はE500クーペAMGスポーツパッケージです。

ダイムラーAGは、新型メルセデス・ベンツEクラスの2ドア・クーペ・バージョンである新型Eクラス・クーペを発表。3月3日に開幕するジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブショー)で世界初公開する。

 従来のCLKクラス・クーペの後継モデルに位置づけられる新型Eクラス・クーペは、1月に発表された新型Eクラス・セダンと共通のフロントマスクを持ちながら、極めてダイナミックかつエレガントなスタイリングを実現。サイドウインドーがフルオープン状態になるBピラーレス構造やリアフェンダーの造形は、2008年秋にパリショーで公開されたコンセプト・ファッシネイションに見られた特徴が継承された。

 パワーユニットは、ガソリン・エンジンが最高出力204hp、最大トルク31.6kg-m/2000~4300r.p.m.の2.5リッター直4と、292hp、37.2kg-m/3000~5100r.p.m.の3.5リッターV6、388hp、54.0kg-m/2800~4800r.p.m.の5.0リッターV8の3種類。ディーゼルは、204hp、51.0kg-m/1600~1800r.p.m.の2.5リッター直4と、230hp、55.0kg-m/1600~2400r.p.m.の3.5リッターV6の2種類が用意される。

 2.5直4ガソリン・エンジンは新開発直噴ユニット。従来型から20hpパワーアップしていながら燃料消費量を13%削減。欧州複合モードにおける燃費性能とC02排出量は14.2km/リッターと164g/kmを実現した。3.5V6ガソリンは6気筒エンジンとして世界初のスプレーガイデッド式直噴システムを採用。こちらも従来型から20hpアップしながら14%の燃料消費量削減を果たした。5.0V8は基本的に従来型を継続採用しているが、燃費性能は従来の0.4km/リッターアップとなる9.1km/リッターを実現している。

 2.5直4ディーゼルは、こちらも新開発で、クラストップの省燃費性能を実現。従来型から36%もパワーアップしながら18.8km/リッターという優れた燃費と、わずか139g/kmという低CO2排出量を達成し、従来型から17%もの燃費アップを果たした。3.5V6ディーゼルは、従来型から7hp向上。燃費性能とCO2排出量は14.7km/リッターと179g/kmだ。

 このような優れた燃費性能には、Cd値0.24という量産乗用車として世界トップの空力性能や、オンデマンド式のパワーステアリングおよびフューエルポンプ、低転がり抵抗タイヤ、走行状況および電力消費状況に応じて作動するオルタネーターの採用が大きく貢献している。

 シャシーには、“コンフォート”と“スポーツ”の2種類の走行モードを備えるほか、走行状況に応じて減衰力を最適に制御することで、レスポンシブルなハンドリングと極めて高い快適性を両立させたアジリティ・コントロール・サスペンションを標準採用。車速感応式パワーステアリングも標準とした。また、ボタン操作でサスペンション特性が変更できるダイナミック・ドライビング・パッケージを、クーペ専用装備として設定している。

 安全面では、運転席ニーエアバッグを含む計7個のエアバッグや、前席アクティブヘッドレスト、ABS、ESPなどを標準装備。さらに、衝突事故の直前に前席乗員の着座姿勢を矯正するPRE-SAFEや、自動緊急ブレーキシステムのディストロニック・プラス、ステアリング操作状況など70以上のパラメーターを監視することでドライバーの眠気を検知し、居眠り状態になる前に警告を発するアテンション・アシスト、対向車の有無など走行状況に応じてヘッドランプ照射範囲を最適に制御するアダプティブ・メイン・ビーム・アシスト、衝突時にボンネット後端50mm持ち上げることで歩行者の頭部損傷を軽減するアクティブ・ボンネットなどを標準装備する。

 欧州では2月19日に受注開始。5月初旬にデリバリー開始となる。ドイツにおける価格は、19%の付加価値税込みで、4万4684ユーロ50セント(E250CGI/E250CDIブルーエフィシエンシー・クーペ、約520万円)~6万6045ユーロ(E500クーペ、約770万円)となっている。

インフィニティの本質と将来の方向性

2009年02月18日 20時04分56秒 | Weblog
日産自動車は、3月3日に開幕するジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブショー)において、インフィニティの将来の方向性を示唆したコンセプトカーのインフィニティ・エッセンスを世界初公開する。

 インフィニティ・エッセンスは、パフォーマンスカーを作り続けてきたインフィニティの誕生20周年を記念して製作されたコンセプトカー。ボディタイプや詳細なスペックは不明だが、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションにより、印象的なスタイリングのなかにインフィニティ・ブランドの本質と将来の方向性を表現したという。

リンスピードが革新的スポーツEV公開

2009年02月18日 20時03分18秒 | Weblog
毎年ジュネーブショーに個性的なコンセプトカーを出展することで知られているスイスのチューナーであるリンスピードは、3月3日に開幕するジュネーブ国際自動車ショーで、乗員数に合わせてボディ形状が変化する電気自動車のコンセプトカー、iチェンジ(iChange)を世界初公開する。

 iチェンジは、前ヒンジの大きなキャノピーを備えたスポーツEVで、通常は車輌の中央にドライバーが着座するシングルシーターのスポーツカーとして設計されている。しかし、キャノピーは電動昇降機能“トリックテール”により後部を持ち上げると、運転席後方左右に備わる2脚のシートが使用可能になる。つまり、iチェンジは必要に応じて3シーターのコミューターとしても使用できるのだ。

 優れた空力性能を実現したiチェンジのボディサイズは、全長4280mm、全幅1800mm、全高1035mmとコンパクト。ホイールベースは現在のBセグメント・モデルより短い2385mmとなっている。車輌重量はわずか1050kgと軽量だ。

 パワートレインは、最高出力204ps/4500r.p.m.、最大トルク37.7kg-m/0~3000r.p.m.の電気モーターと6M/Tで構成。6M/Tはスバル・インプレッサWRX用をベースにしたものを組み合わせた。バッテリーは定格電圧576Vのリチウムイオンバッテリーを搭載する。

 この結果、iチェンジは0~100km/h加速4.2秒、最高速度220km/hという優れたパフォーマンスを達成。ちなみに、航続距離は90km、フル充電に要する時間は3時間。バッテリーはシャープ製の大型太陽電池パネルを用いて充電することも可能だ。

 大型キャノピーには太陽電池パネルを搭載。バッテリーに電力を供給するほか、夏場には車内換気用ファンに電気を供給して車内温度上昇を防ぐ。シートにはハイテクウールなど再生可能な素材を用いた。エネルギー消費量が少ない走行ルートを表示する機能を備えたハーマン・カードン製次世代情報エンターテインメントシステムも採用している。

毎日グラス1杯のワインを飲み続けると得られる効能6つ

2009年02月18日 20時00分23秒 | Weblog
焼酎・日本酒・ウイスキー・ビールなどお酒にはさまざまな種類がありますが、その中でもワインは毎日グラス1杯飲むことによってさまざまな効能を得ることができるそうです。

毎日アルコールを取るのはあまり良くないように思われがちですが、適度に摂取するのであれば毎日飲んでも問題なく、むしろ毎日飲むことによって得られる効果もあるようです。

1.記憶力向上
毎日グラス1杯のワインを飲んでいる70代女性と同年代でワインを飲んでいない女性たちに記憶力クイズを行ったところ、毎日ワインを飲んでいる女性たちの方が高得点を得られたそうです。アリゾナ大学医学部のテッド・ゴールドフィンガー氏によると、ワインは血塊や血管の炎症を防ぐ効果があるとのこと。また、善玉コレステロールを含んでいるため動脈硬化などを防ぐ効果もあるとのこと。

2.ダイエット効果
適度にワインを摂取している人はほかのアルコール飲料を飲んでいる人よりもウエストが細く、体脂肪率が低い事が分かったそうです。ワインを飲んだ後の90分間は余分なカロリーを消費する助けになり、それによってダイエット効果を得られると考えられているとのこと。同様に少量のビールも同じような効果を得ることができるそうです。

3.抵抗力向上
イギリスの研究によると、毎日グラス1杯のワインを飲んでいる人は、ピロリ菌やバクテリアによる感染症・胃炎・潰瘍・胃癌の発症率が11%低いことが分かったそうです。また、スペインの研究によるとサルモネラ菌による食中毒に対しても効果があるかもしれないと考えられているそうです。

4.卵巣ガン抑制
オーストラリアの研究によると毎日グラス1杯のワインを飲むことによって卵巣ガンの発症率が半減することが分かったそうです。これはワインに含まれる抗酸化物質やフィトエストロゲンという物質によって効果が得られているのではないかと考えられているそうです。また、ミシガン大学の研究によると赤ワインが卵巣癌細胞を死滅させるのを支援している事も分かったそうです。

5.骨格の構築
適度にワインを摂取している女性は骨密度が高いことが分かったそうです。これはエストロゲン(女性ホルモン)の生成を助け、ホルモンバランスを整える効果があるからと考えられているとのこと。

6.血糖値抑制効果
ハーバード・メディカル・スクールでワインを1日1杯もしくは2杯飲んでいる女性と、ワインを飲んでいない女性の糖尿病発症率を比較したところ、ワインを定期的に飲んでいる女性の方が糖尿病発症率が低いことが分かったそうです。詳しい理由は明らかになっていないようですが、インスリンに何かしらの作用を行っていると考えられているとのこと。