超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

インド洋で起きた史上最悪の津波災害

2009年02月04日 18時59分32秒 | Weblog
 2004年12月26日にインドネシアのスマトラ島沖で発生した地震は、インド洋沿岸の国々に大きな被害をもたらしました。インド洋沿岸では過去200年間において津波による大災害を経験しておらず、津波に対する備えがなかったことが主な原因だと思われます。2004年以降、スンダ海溝における巨大地震・津波の履歴を今後の長期予測に役立てるため、国内外の研究者がインド洋沿岸で地質調査を行ってきました。

タイの沿岸に残された津波の痕跡

 タイ南部にあるプラトン島では、2004年の津波の際にマレー半島で最大となる約20 mの津波浸水と2 km以上の遡上(そじょう)が観測されました(図a、b)。衛星による観察では、いくつかの海岸で、水路が300 mほど津波により浸食されたのがわかっています。この津波により、島の西半分に津波堆積物[※]が広く残されました。京都大学のグループは2005年10月にこの島で予備的な調査を行い、2004年のインド洋津波やそれよりも前の津波堆積物を見つけました[1]。私たちはさらに研究調査地域を拡げ、150地点以上のボーリング掘削とピット掘削から津波の痕跡の分布や詳しい年代を調べました。

明らかにされた「繰り返す巨大津波」

 調査の結果、過去約2500年間の地層中から過去の津波堆積物を4層発見しました(図c)。最も新しい津波堆積物は、2004年スマトラ島沖地震によるものです。では、過去の津波はどのようなものだったのでしょうか。今回の調査では歴史記録にある1881年の津波に相当する津波堆積物は確認されませんでしたが、これは2004年のものよりも規模が小さく、地層に証拠を残すほどのものではなかったためと考えられます。同時に、過去3回の津波は2004年クラスの巨大なものだったことも意味しています。堆積物の年代は、植物化石に含まれる放射性炭素(14C)の濃度を計測することによって推定することができます。津波堆積物のすぐ下より得られた放射性炭素年代測定値から判断すると、過去の津波の再来間隔は、1500-1850年(最も古い津波とその次のものの間隔)と550-700年(2004年と最も新しい過去の津波の間隔)と推定されました[2]。このような長い再来間隔を持つ津波はインド洋沿岸の歴史記録では見つかっておらず、2004年の津波が歴史記録だけでは予測できないものであったことがわかります。

 しかし、2004年の津波は地質学的には想定外のものではなく、2004年以前に古地震学的研究を行っていれば予測できていたかもしれません。

金属含有有機ナノチューブの大量製造法を開発

2009年02月04日 18時59分01秒 | Weblog
金属錯体からなる有機ナノチューブ

 グリシルグリシンと脂肪酸が結合したペプチド脂質は、金属イオンへ配位することによって水中で自己集合し、金属錯体からなる有機ナノチューブを形成します。これまでは溶解度の制限によって少量しか製造できませんでしたが、200倍以上の量を5分の1以下の時間で製造できる新しい製造法を開発しました。

金属含有有機ナノチューブの大量製造法を開発

 今回、ペプチド脂質をアルコールに懸濁(けんだく)させ、この懸濁液に金属塩水溶液を加えるだけで、金属錯体タイプ有機ナノチューブが形成することを見い出しました。アルコール懸濁後のペプチド脂質は板状構造ですが、金属塩を混合後、数分以内にナノチューブ構造へと変換します。

 これまではペプチド脂質を水に溶解させるために、1当量のアルカリを加えた後、超音波照射と40 ℃程度の加熱が必要でした。しかも、20 mlに0.01 gという少量しか溶解することができませんでした。一方、今回開発した方法では、撹拌(かくはん)するだけでペプチド脂質を懸濁させることができるので、非常に簡便で低エネルギー消費の製造工程となります。また溶解度に制限されないため、製造量を飛躍的に増やすことができます。現在までに20 mlあたり2 gと、従来比200倍の製造量を達成しています。

 大量製造が可能になった金属錯体タイプ有機ナノチューブは、ナノチューブ表面に多数の金属イオンが存在します。これまでに大量製造に成功した水酸基表面あるいはカルボキシル基表面をもつ有機ナノチューブに次ぐ、第3の大量製造可能な有機ナノチューブとなります。金属イオンとしては、カルボキシレートアニオン(-COO-)に結合しうるすべての金属イオンを用いることができると考えられます。現時点で製造に成功している金属イオンとしては、亜鉛、銅、コバルト、ニッケル、鉄、マグネシウムなどがあります。

18世紀の英国海軍の戦列艦「HMSビクトリー」を発見

2009年02月04日 18時58分04秒 | Weblog
米国に本拠を置く冒険家グループ「オデッセイ・マリン・エクスプロレーション(Odyssey Marine Exploration)」は2日、18世紀の英国海軍の戦列艦(帆船)「HMSビクトリー(HMS Victory)」と見られる沈没船を発見したことを発表した。

 「HMSビクトリー」(ネルソン提督の戦列艦で有名な「HMSビクトリー」の2代前の同名艦)は1737年に就役した大砲100門を備える当時の英国海軍では最大級の軍艦。就役からわずか7年後の1744年10月5日、英国海峡を航行中に時化に遭遇し乗船していた1150名の将兵と共に消息を絶っていた。

 最後の航海の際には金貨4トンを搭載していたことも知られており、その現在価値は数億ドルに達するものと見られている。

 オデッセイでは財宝などを盗掘される恐れがあるとして発見場所など、詳細は明らかにしていないが、「HMSビクトリー」に搭載されていた大砲の引き上げ映像を公開するなど、その信憑性は今のところ高そうだ。


変な呪いのある金貨にならないといいんだけど~。
たまたま大砲だけそこらへんに転がっていたのか?
船体がそこにあるのか?
どこかの船倉に残っているのか?流されているのか?
興味ありますな。

しかし、これを引き上げる権利はあると思う。
それまで死ぬほど調査して、労力を割いてるわけだから。
昔の船だし、全体が残ってるとは限らない。
けど、画像公開して発表までしたんなら…
間違いなくHMSビクトリー号なんでしょうな。

183万年前の東南アジア最古の石器、マレーシアで発見

2009年02月04日 18時57分18秒 | Weblog
マレーシア科学大学(Universiti Sains Malaysia)の調査により、マレーシア北部ペラ州レンゴンから今から少なくとも183万年前のものと見られる旧石器時代の石器の発掘に成功していたことが1月31日、同大学の発表により明らかとなった。

 この石器は昨年、発掘されていたもので、発掘後は日本の研究機関の元で年代測定が行われていた。

 発掘調査を主導した同大学のモクタール・サイディン(Mokhtar Saidin)教授によると、「旧石器時代の石器としては東南アジアで発掘されたものの中では最古のものであることは間違いない」とした上で「恐らく、絶滅したホモ・エレクトス(Homo erectus )が使用していたものではないか」と話している。

東芝「TG01」を発表

2009年02月04日 18時55分33秒 | Weblog
東芝が新たに発売するスマートフォン「TG01」は4.1インチのWVGAタッチスクリーン機能付き液晶ディスプレイと無線LAN、GPS、最大32GBまで対応したmicroSDカードスロットを搭載しており、FlashやDivX形式の動画再生をサポートしているそうです。

また、世界で初めてQualcommのSnapdragon QSD2850プロセッサを搭載しており、動作クロック数は1GHz。OSはWindows Mobile 6.1で通信方式はHSDPAとHSUPAに対応。ジェスチャーや画面回転に対応した加速度センサーも搭載しているほか、厚さは9.9mmでiPhone 3Gなどよりも薄いとのこと。

搭載されるカメラは320万画素でmicroUSBポートを備えているそうです。
いいねぇ~!!いくらだろう…

新型マツダスピード・アクセラ初公開

2009年02月04日 18時49分20秒 | Weblog
マツダは、3月3日に開幕するジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブショー)において、マツダ3のハイパフォーマンス・バージョンである新型マツダ3MPS(日本名:マツダスピード・アクセラ)と、新型マツダ3(日本名:マツダ・アクセラ)の“i-stop(アイストップ)”搭載車を世界初公開する。

 新型マツダ3MPSは、新型マツダ3シリーズにおけるデザインと走りのフラッグシップモデルとして開発。環境性能と動力性能を高レベルで両立させたMZR2.3リッターDISIターボ・エンジンを搭載し、現行モデルから爽快感あふれる走りの質をさらに高めている。

 また、世界初のシングルナノテクノロジーを活用した新型触媒の採用などにより、欧州排出ガス規制をクリアする優れた環境性能を実現した。

 一方、新型マツダ3のi-stop搭載車は、アイドリングストップシステムのi-stopを備えたMZR2.0リッターDISIエンジンを搭載。優れたパフォーマンスはそのままに、現行モデルと比較して欧州市街地モードにおいて約12%の燃費向上を達成した。

 新型マツダ3の開発担当主査である前田剛享氏は、「この2機種のラインアップによって、新型マツダ3シリーズの価値はさらに高まったと思います。このクルマは走りや環境技術など、すべての性能において他の一歩先を進み、新たな世界を開いていきます」と語っている。


ここ最近のマツダのデザインは秀逸です。
アイデンティティが確立されてて、かっこいいと思う。
こいつも直噴ターボって、すっげぇ過激。