超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

サイレントアサシン

2009年02月16日 21時16分28秒 | Weblog
イギリス陸軍はタリバンの兵士をターゲットとした1.4km先からの狙撃ができるというL115A3という銃を配備した狙撃小隊を用意しているそうです。

1マイル先からの狙撃も可能というL115A3。

L115A3はイギリス国防省が狙撃に関する強化をするSSIP (Sniper System Improvement Programme) としてスナイパーライフル製造業者のAccuracy International社に発注したもので総経費は1100万ポンド(約14億円)。イギリスのオリンピック競技チームが使用していた銃を基に開発されたらしく、重さ15ポンド(約6.8kg)で口径は8.59mm、有効射程は1100ヤード~1500ヤード(約1~1.4km)になるとのこと。イギリス軍で制式採用されていた狙撃銃L96A1よりも口径が大きくなっており、これまでより長距離を狙えるようになっているようです。

敵から姿を隠すためのカモフラージュ。多くのエリート兵士は自作でカモフラージュを作るそうです。

やっちまえ。

米海洋大気庁、ケンタッキー州でスペースデブリの落下情報

2009年02月16日 21時11分36秒 | Weblog
米海洋大気庁(NOAA)は米東部標準時で13日午後11時45分、ケンタッキー州ジャックソンで衝撃波か爆発が報告されたことを発表した。

 米連邦航空局(FAA)では、この衝撃はもしくは爆発は今月10日、ロシアのシベリア、800キロの上空で衝突事故を起こした米国の「IRIDIUM 33」とロシア「[Cosmos 2251]」の2機の衛星の残骸(スペースデブリ)が大気圏に再突入した過程で発生した可能性が強いとした上で、米国内を飛行する航空機に対してスペースデブリとニアミスを起こす可能性が増大しているとする警戒を呼びかけている。

 15日にはテキサス州サンアントニオからオースティンにかけての上空にナゾの火球が出現するという現象も起きており、FAAでは、この火球に関しても13日にケンタッキー州に落下したスペースデブリ同様に10日に衝突事故を起こした米露の2機衛星の残骸との見方を強めている。

 10日に衝突事故に生じた膨大なスペースデブリは今後の衛星の運用に多大な影響を及ぼすことが懸念されているが、衛星よりも前に航空機の安全にも支障を及ぼす状況ともなってきた。

昼日中にテキサス上空にナゾの火球が出現、先週起きた衛星衝突事後の残骸との見方

2009年02月16日 21時10分06秒 | Weblog
現地時間で15日午前11時頃、テキサス州サンアントニオからオースティンにかけての上空にナゾの火球が出現。航空機の墜落ではないかとの観測を呼び、火球が目撃された空域で航空機の捜索が行われるなど騒然となる事態となった。

 目撃者の情報を総合するとこの火球はサンアントニオからオースティンにかけての上空を北北東の方向に、秒速10~11キロの速度で飛行しながら落下した模様だ。

 この火球、当初は航空機の墜落、もくしは隕石の落下と見られていたが、米連邦航空局(FAA)の担当者は地元放送局「オースティンTV」の取材に応じて、今月10日、ロシアのシベリア、800キロの上空で衝突事故を起こした米国の「IRIDIUM 33」とロシアの「Cosmos 2251」の2機の衛星の残骸の一部ではないかとの見解を表明。ただし、衛星やスペースデブリの監視を行っているアメリカ戦略軍(STRATCOM)では、その可能性を否定するなど情報は錯綜している。

サムスン、太陽電池駆動型の携帯電話「Blue Earth」を発表

2009年02月16日 21時06分45秒 | Weblog
韓国大手家電メーカーのサムスンは12日、筐体裏に搭載しているソーラーパネルを使って充電することが可能な太陽電池駆動型の多機能携帯電話「ブルーアース(Blue Earth)」を発表した。

 「ブルーアース」は搭載しているソーラーパネルを使って充電をできるだけでなく、筐体はウォーターボトルの再生素材、パッケージもリサイクルペーパーを採用するなど、地球環境保護を意識して開発を進めてきたタッチパネル型多機能携帯電話となる。

 消費電力を最小にしてCO2排出を最小に押さえるために、ワン・クリックで「エコモード(Eco mode)」入りをする機能や、利用者が歩いた距離を内蔵する歩数計で計測して、自動車などを使って移動した時に比べてどれだけCO2削減に貢献したかを数値で示す「エコ・ウォーク(Eco walk)」機能などを搭載している。

 欧米市場での発売は4-6月期の予定。日本での発売は未定。

 製品の詳細などに関しては16日からスペインのバルセロナで開催予定の「Mobile World Congress 2009」の席上で公表の予定。

ネアンデルタール人ゲノム解析プロジェクト、ドラフト配列の解読に成功

2009年02月16日 21時06分28秒 | Weblog
独マックスプランク進化人類学研究所は12日、同研究所主導で進めてきたネアンデルタール人ゲノム解析プロジェクトのドラフト配列の解読を終了したことをシカゴで開催されたアメリカ科学振興協会(AAAS)の年次総会の席上で発表した。

 ドラフト配列は32億の塩基対から構成されるネアンデルタール人のゲノム情報の63%まで解析が進行したもので、残りの解読に付いても年内に終了の見通し。

 研究を主導しているサバンテ・パーボ(Svante Paabo)博士によるとネアンデルタール人ゲノムの塩基配列は99.5%まではヒトと同一であるとしており、ヒトゲノムと比較研究を行うことで、進化の道筋でなぜ、ヒトが生き残り、ネアンデルタール人が絶滅に至ったのかを知る上で重要な資料になると述べている。

火星ローバーの発電能力が改善、いつの間にかにソーラーパネルの土埃が除去

2009年02月16日 21時06分07秒 | Weblog
2004年1月3日の火星表面着陸以来、5年以上に渡って火星の無人探査を担ってきたNASAの火星探査ローバー「スピリット」の発電能力が今月6日、突然、改善したことがNASAの発表により明らかとなった。

 5日に撮影されたスピリットのソーラーパネルを写した映像ではパネルの上にびっしりと積もった微細な土埃が、7日に撮影された映像ではその一部が除去されており、NASAでは火星特有の気象現象となる旋風(つむじ風)が6日にスピリットに接近し、パネルの上に積もった土埃を吹き飛ばしたのではないかと見ている。

 NASAのジェット推進研究所で火星ローバーのミッションマネジャーを務めるコレット・ロー(Colette Lohr)さんは「5日の段階では25%(210W/h)まで減少していたパネルの発電能力は、7日には28%(240W/h)にまで改善しました」とした上で「数字だけを見ると大して変わらないように思えるかもしれませんが(ローバーを運用するためには最低180W/hの電力が必要であることを考慮すると)この差は非常に大きいと思います」と述べている。

 「スピリット」は2005年3月12日にも同様に発電能力が突然、回復するという現象が起きていた。

 2台あるローバーの内、どうしていつも「スピリット」の方だけ、発電能力が減少してピンチになると突然、旋風が土埃を吹き飛ばしてくれるのか、ブロガーの間では、以前、「スピリット」が撮影した映像の中に偶然、写り込んでいた小さな「火星人」との関連性を指摘する声なども(冗談まじりに)飛び交っている。

世界最大の真空実験室

2009年02月16日 21時05分41秒 | Weblog
オハイオ州のNASAグレンリサーチセンター内にある直径30メートル、高さ37メートルの世界最大の真空実験室(Vacuum Chamber)。

 写真は真空実験室をエアロック扉の外側から撮影したもので、真空環境で機材の実験が行われる場合には何重ものエアロック扉が閉鎖された上で内部の空気が排除される。

 真空実験室はそれほど珍しいものではないが、この真空容器は元々はアポロ計画の宇宙船の気密度を実験するために開発されたという経緯があるため、これほど巨大なものが構築された。

 このグレンリサーチセンターはこの真空実験室の他にも、ロケットや宇宙船の開発に伴う各種の大規模実験設備が揃えられており、真空に近い環境で燃焼を行う2段目以降のロケットブースターを現実に即した気圧条件下で燃焼実験を行うための世界最大の屋内ロケット燃焼施設や、約5秒間に渡って微細重力環境をシミュレート可能な上下に細長い真空実験室なども用意されている。

 微細重力実験施設「Zero Gravity Research Facility(B-2)」は、日本における有形文化財に相当する米国定歴史建造物(National Historic Landmark)にも指定されており、既に米国の科学史における産業技術遺産的な位置付けをされている。


実験の様子をみたいっていうのが素直な欲望です。
まぁ見せてはくれないでしょうけど。

フォスター卿設計の建設中のビル、施工ミスで強度不足が発覚

2009年02月16日 21時05分24秒 | Weblog
ラスベガス中心部で進められている総工費110億ドル(約1兆円)におよぶ史上最大規模の「シティー・センター」再開発プロジェクトの一環で進められている「ハーモン・ホテル」の建設施工にミスがあり、一部のフロアの鉄筋(rebar)を誤って組み立てていたことが11日、明らかとなった。

 ハーモン・ホテルは世界有数の建築家、ノーマン・フォスター卿設計によるもので、完成後には49階建てとなる予定だった。

 しかし、建設が27階にまで進んだ段階で、15階部分の鉄筋の組み方に誤りがあり、規定の強度が維持できないことが発覚。15階部分まで取り壊して施工をし直した場合、莫大な費用がかかることから、設計を変更し、当初予定49階建てのものを29階建てにすることで対処することで決定した模様だ。

 「シティー・センター」の建設工事ではクレーンから鉄骨が落下するなどの事故が多数発生し、これまでに作業員6名が死亡。昨年6月には安全管理の徹底を求めて作業員がストライキを実施するという事態も起きていた。

 ハーモン・ホテルの建設施工にミスがあったらしいということは建設業界関係者の間では昨年10月頃に広まっていた。

 中規模物件では施工ミスや手抜き工事は珍しいものではないが、世界的な建築家を起用した数億ドルの費用を投じた一大プロジェクトで、施工ミスにより建築家のデザイン通りの建物が建てられなくなるというのは、米国の建築史上でも前代未聞の出来事。


日本も人のことをあれやこれや言えない立場だけど。
こういうプロジェクトに関しては、ミスでは済まされないと思う。
全ての計画が倒れたわけだし、影響大きすぎるでしょ。

まぁ公表して、対応するってのは評価できるけれど。
大丈夫かいな…

イリジウム衛星衝突事故、衛星電話サービスへの影響度は限定的

2009年02月16日 21時05分03秒 | Weblog
今月10日にロシアの衛星と米国のイリジウム衛星が軌道上で衝突を起こした問題に関連して事故当初、一時的につながり難い状況になるなど同社の衛星電話サービスに障害が起きていたことが明らかとなった。

 イリジウムでは、ロシアの衛星と衝突を起こしたイリジウム衛星の喪失宣言を出しており、当該衛星は完全に機能喪失した模様だ。

 今回、衝突事故を起こしたのは1997年に打上げられたイリジウムの「IRIDIUM 33」と1993年に打上げられたロシアの「Cosmos 2251」の2機。「IRIDIUM 33」の軌道要素は近点が783.2kmと遠点が786.4km、軌道傾斜角が86.4°の極軌道衛星。一方、「Cosmos 2251」は近点が776kmと遠点が799km、軌道傾斜角が74.4°の極軌道衛星で既に制御不能に陥っていたものとなる。

 NASAではこの2つの衛星は10日、シベリアの上空、約790キロのポイントで衝突を起こし、2つの大きなデブリ雲(clouds of debris)が生じる結果となったとしている。

 通常、軌道上を周回している観測可能な物体(直径10センチ以上)は米空軍による監視対象となっており、制御不能に陥った衛星であってもトラッキングされ、他の衛星に接近する軌道に入った場合は衛星のオペレーターに対して警告が発せられる仕組みとなっている。にも関わらず、今回、なぜ、「Cosmos 2251」のような大型衛星と実質的には米国政府向けに運用されている「IRIDIUM 33」の衝突を事前に把握できなかったは不明。

 イリジウムの衛星電話通信サービスは静止軌道衛星を用いた他社のものとは異なり、地球の極軌道上に66機の衛星を配備することで地球上をくまなくカバーすることができるのが特徴。そのため、1機の衛星を喪失したとしてもサービスに与える影響はほとんどなく、同社では喪失した「IRIDIUM 33」の前後を飛行する衛星の間隔を調節することにより13日までに通信サービスのリカバリーを行うとしている。その上で、30日以内にバックアップの衛星を喪失した「IRIDIUM 33」の軌道に配置することによりフルリカバリーを行う予定だ。


それでも静止衛星1基の損失って大きですね。
そもそもコスモス(デブリ化)を運営していたロシアに責任はないのか?
制御不能になってたんなら尚更…

じゃあ、ほかのデブリの所有者責任ってどうなるんや?
と問いただされても困るけど。

無限に広がる宇宙空間でも、所詮は地球の重力圏内。
地上でも事故が頻発するんだから、宇宙空間でも変わらないね。
それにしても、米空軍のトラッキングは軌道計算できてるのか?