超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

シャープ、BDの高画質・高音質を引き出す手ごろなBD再生専用プレーヤー

2009年02月17日 20時27分11秒 | Weblog
シャープは17日、BDプレーヤー「BD-HP21」を発表した。発売は3月1日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、4万円前後と予想される。

同社では、「BD-HP1」という再生だけでなく、録画も可能なBDプレーヤーを販売していたが、今回発表されたBD-HP21は、再生専用のBDプレーヤーだ。

映画フィルムと同じ1080/24p出力や1080/60p出力にも対応しているほか(それらに対応したテレビとHDMIケーブルで接続した場合)、同社の液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の色再現性に合わせた「AQUOS純モード」も搭載。高品位な映像を楽しむことが可能だ。また、オーディオ回路や電源回路には音響用の電解コンデンサーを使用。キャビネットには防振構造を採用するなど、音質面でも配慮されている。

AQUOSファミリンクにも対応しており、電源の連動などが可能だ。なお、他のAQUOSレコーダーで録画したBD-R/REを本機にセットした場合、録画した番組が、最大6画面のサムネイルで表示される。


~以下、シャープHPより~

デジタル放送の浸透で、フルハイビジョン液晶テレビやBDレコーダーが本格的な普及期に入りました。BDソフトの数も日本国内で800タイトルを越え、レンタル取扱店でも品揃えが拡大する傾向にあります。そしてこれに伴い、BDソフトを再生して楽しみたいというニーズも急速に高まっています。
 本機は、本格的なホームシアターとして、BDソフトの魅力を存分に楽しめるよう、高画質と高音質を追求しました。
 画質面では、映画ソフトをオリジナルフィルムと同じ毎秒24コマで再現する1080/24p出力のほか、高精細なハイビジョン映像を滑らかに表現する1080/60pに対応。さらに液晶テレビAQUOSのパネル性能をあますところなく引き出す「AQUOS純モード」も搭載しました。

 音質面では次世代オーディオ規格※1に対応したほか、電源コードやオーディオ回路にも音響機器専用部品を採用することにより、中低域まで豊かな音場を再現。さらに本体の振動を抑制する当社独自の防振設計により、ディスクに記録されたデジタル信号の品質を向上させ、クリアで臨場感あふれるハイクオリティサウンドをお楽しみいただけます。
 また、好評の「AQUOSファミリンク」や「一発起動」も採用しており、液晶テレビAQUOSとの組み合わせで、より快適な操作ができます。
 当社は、ブルーレイ関連商品の需要の高まりに対し、豊富なラインアップで幅広くお客様のニーズに応えてまいります。

アプリリア、「RSV1000R」など2009年モデルの価格を改定

2009年02月17日 20時25分13秒 | Weblog
ピアッジオグループ ジャパンは、同社が輸入販売する「アプリリア(Aprilia)」の2009年モデル一部車種について、3月1日より値下げを行なう。新価格は「RSV1000R ファクトリー(Factory)」が200万円、「トゥオーノ1000R ファクトリー(Tuono 1000R Factory)」が169万8,000円、「トゥオーノ1000R (Tuono 1000R)」が138万円、「スカラベオ125 (Scarabeo 125)」が34万8,000円、「SR50ピュアジェット (Purejet)」が29万8,000円。

今回のアプリリアの価格改定は、昨今の消費経済動向を鑑み、スーパースポーツモデルおよびVツインシリーズ、エントリーモデルをより多くのユーザーに楽しんでもらえるため、日本市場販売戦略の一環として行なわれるという。

「RSV1000R ファクトリー」は60°Vツインエンジン、オーリンズ製サスペンション、カーボンパーツ、鍛造アルミホイールなどを装備するスーパースポーツモデル。価格は従来の230万円から200万円へと、約13%値下げとなった。

「トゥオーノ1000R ファクトリー」はRSV1000Rからカウルを外したようなネイキッドモデル。サスペンションは前後ともオーリンズ製。従来の180万円から169万8,000円へ、約5.7%値下げされた。

「トゥオーノ1000R」は同ファクトリーのサスペンションをショーワ製(フロント)、ザックス製(リヤ)としたモデル。従来の146万円から138万円へ、約5.5%値下げされた。

「スカラベオ125」は16インチホールを履く125ccスクーター。価格は37万8,000円から34万8,000円へ、約7.9%値下げされた。

「SR50ピュアジェット」は2ストローク50ccエンジンを搭載するスポーティーなスクーター。価格は33万8,000円から29万8,000円へ、約11.8%値下げされた。

日本HP、3万円を切る両面対応ADF/自動両面印刷採用A4複合機

2009年02月17日 20時23分25秒 | Weblog
日本ヒューレット・パッカードは16日、A4対応インクジェット複合機「HP Photosmart All-in-One」シリーズ新製品として、「HP Photosmart Premium Fax All-in-One C309a」を発表した。価格はオープンだが、直販サイト「HP Directplus」での価格は29,820円。販売は26日より開始される。

HP Photosmart Premium Fax All-in-One C309aは、プリント、スキャン、コピー、スーパーG3対応FAXの4つの機能を搭載した複合機。最大50枚までの両面原稿の連続読み取りが可能な両面対応ADFや自動両面印刷機能、有線LAN、IEEE802.11b/g対応無線LAN、Bluetooth、DVD/CDレーベルプリントといった機能を搭載しながらも、3万円を切る価格を実現している。

また、メモリカードに記録された画像を2.4型カラー液晶で確認しながら直接印刷できるダイレクトフォトプリント機能や、プリンタ単体で罫線や数独ゲームが印刷できるフォーム印刷機能を採用。複数のWebページから必要な部分だけを選択してレイアウト印刷が行えるユーティリティソフト「HP Smart Web Printing」を搭載する。

プリント機能では、最小1.3plのインクドロップ噴射によるなめらかな階調表示が可能な「デュアルドロップボリュームテクノロジー」採用の5色独立(顔料系黒+染料系4色)インクシステムを搭載。高品質な写真プリントとシャープなテキスト印刷が行える。

仕様は、印刷/コピー速度がA4モノクロ33枚/分、、A4カラー32枚/分、L判写真15秒。プリント解像度は最高9,600×2,400dpi、スキャナ解像度は4,800×4,800dpi、最大補間解像度は19,200dpi、FAX解像度はモノクロ最大300×300dpi、カラー200×200dpi、写真最大300×300dpi。

本体サイズはW468×D473×H283mm、重量は10.4kg。メモリカードスロットは、メモリースティック(Duo/Pro対応)、SDメモリーカード(SDHC対応)、MMC、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュ(Type I/II)に対応する。

対応OSはWindows Vista、XP Home Edition/Professional/x64(SP1以降)、Mac OS X 10.4/10.5。

アウディ、スポーツカー「R8」にマニュアルトランスミッションを追加

2009年02月17日 20時16分17秒 | Weblog
アウディ ジャパンは17日、2シーターのプレミアムスポーツカー「アウディR8」に、6速マニュアルトランスミッション仕様を追加し、発売を開始した。価格は1,617万円。

アウディR8は、ミッドシップレイアウト、ドライサンプ潤滑方式採用のFSIガソリン直噴高回転型V8エンジン、アルミボディ、最新世代のクワトロ(フルタイム4WD)システムなど、独自の最新技術を採用したスポーツカー。

これまで6速Rトロニック仕様(1,717万円)のみだったが、今回マニュアルトランスミッション仕様が追加された。同時に、エクステリアカラーにラバグレーパールエフェクト、およびスズカグレーメタリックの2色を加え、全8色となった。

中国の処刑バス

2009年02月17日 12時50分27秒 | Weblog
処刑設備のない地方にも出張できる中国の移動処刑室です。
車で処刑しながら、その映像をライブストリーミングします。

運行中のバスは40台超。中は死刑囚に薬物注射が行える仕様になっており、地元警察当局は生中継でこれを見守り、合法的に執り行われていることを確認します。メーカーは銃殺隊よりは文明的な処刑法だと話してます。2006年3月には北京の大物実業家・袁宝がこのバンで死刑執行となりました。

中国の死刑執行数は国家機密ですが、アムネスティインターナショナルの推計では2005年で1770人(米国は60人)とか。過半数はまだ銃殺ですけど、北京のシンクタンクの死刑専門調査員Liu Renwen氏によると、「近年は薬物注射が増えており、40%に達してる可能性もある」そうです(元記事は2006年のもの)。

この処刑バス。「政府が極秘に臓器を摘出し西側に売却し易いようにするため銃殺から切り換えたのではないか?」という批判の声も挙がっています。
 
注射なら医師が必ず同伴するし、体も銃殺ほど傷みません。それに何より死刑執行から埋葬までの間、遺族や目撃者にも遺体を絶対見せないんだそうですよ? 

いくらなんでも怪しい、というわけですね。

「銃殺より素早く効率良く臓器は摘出できます」、「我々の手元には(中国の)警察・裁判所・病院が臓器売買に関与したことを示す有力な証拠も集まってますよ」と、アムネスティ・インターナショナル香港のMark Allison氏。


まぁ…国を挙げて犯罪に加担してますからね。
中華人民共和国なんてどーでもいい国のひとつです。

でも死刑制度は賛成します。
終身刑なんかより、死刑のほうがいい。
犯罪者なんてクズだと思うし。

なんで刑務所で手厚く扱わないといけないのか?
被害者になった苦しみなんてやつらの頭ではわかんないだろうし。
日本は被害者より加害者の方が守られてるからな。ダメだわ。

大地震に直撃される頻度は?

2009年02月17日 12時31分44秒 | Weblog
東京大学地震研究所主催の公開講義・展示「関東大震災から85年。首都直下型地震に備えて-次の東京の大地震-」が、8日、同大学内で開かれた。地震学者、地質学者たちが「危険度はどのくらいあるのか」という一般の疑問に丁寧にこたえていた。

平田直・東京大学地震予知研究推進センター教授は、「南関東で発生するマグニチュード(M)7程度の地震の今後30年以内の発生確率は70%程度」という政府の地震予知研究推進本部による予測結果について、どのような根拠によるものかを説明した。かいつまんでいうと、まず関東大地震(1923年)型の地震(筆者注:相模灘を縦断する相模トラフの断層がずれて起こる大地震)は、240年以上の間隔でしか起きないので当面、心配ないとみなして除外。不規則に発生しているみなされた1894年の地震(M7.09)から1987年の地震(M6.7)まで南関東で起きたM7クラスの地震5つを考慮して「今後30年以内の発生確率は70%程度」を導き出したということだ。

さて、この「今後30年以内に70%程度」という予測は、首都圏に住むどのくらい人に知られているのだろうか。

地震予知研究推進本部の「全国を概観した地震動予測地図2008年版」によると、「確率論的地震動予測地図」というのがまず出てくる。その中で比較的知られているのは「今後30 年以内に震度6弱以上になる確率の地図」ではないだろうか。伊豆半島から東海、紀伊半島、四国の太平洋に面した地域が、もっとも危険度が高い小豆色(確率は26%以上)で表示されている。南関東地域はどうか。小田原近辺など伊豆半島寄りの一部を除き、橙色(確率6-26%)だ。「今後30年以内に70%程度」という予測から受ける印象とは、だいぶ違う。

では、平田氏が紹介した「マグニチュード(M)7程度の地震の今後30年以内の発生確率は70%程度」と「今後30 年以内に震度6弱以上になる確率6-26%」との関係はどうなっているか。地震予知研究推進本部の「全国を概観した地震動予測地図2008年版」を見てみると、前述の「確率論的地震動予測地図」のほかにもうひとつ、「主要な活断層や海溝型地震(プレートの沈み込みに伴う地震)の活動間隔、次の地震の発生可能性、場所、規模(マグニチュード)および発生確率などを評価した」という予測値も公表されているのだ。こちらに、南関東で起きるM7程度の地震の発生確率として「30年以内70%程度」という数字が確かに示されている。この30年以内の予測値と並び「10年以内30%程度」「50年以内に90%程度」という数値も示されている。こちらを見れば「M7くらいの地震は(近いうちに)必ず来る」(平田氏)と言われても、なるほどというほかないだろう。

前述したように、この予測には関東大地震(1923年)、元禄関東地震(1703年)タイプのM8クラスの地震はのぞかれている。当分来ないから、という理由からだ。これらの巨大地震は相模トラフが一挙にずれて起こる地震だが、これらの発生頻度についてもこの数年で研究が急に進んだことが、シンポジウムを傍聴してみて分かる。

会場ロビーの展示の中に、房総半島海岸でみられる隆起の繰り返しパターンから、相模トラフがずれて起きた巨大地震の発生時期と周期を割り出した図があった。海溝型と呼ばれるこのタイプの地震が起きると、陸側はひずみを解消して跳ね上がるため隆起する。こうした地震は何度も起きているから、海岸近くに段差のある地形として、巨大地震の跡が記録されているわけだ。巨大地震ごとに海岸線が海側にずれ、陸が広がる。房総半島南端の太平洋に面した海岸沿いには、こうした何段にも段差が見られる地形がはっきりしており、隆起により干上がった昔の岩礁に残された生物の遺骸(がい)から、隆起した(地震が起きた)年代が割り出せる。

こうした研究が進んだ結果、1703年の元禄関東地震(M8.1)の前に、約2,000-2,300年の間隔をおいて少なくとも3回、同規模の巨大地震が起きていることが分かった。

興味深いのは、元禄関東地震から220年後に起きた関東大地震は、元禄関東地震の仲間には入らない、“小ぶり”の巨大地震ということだ。確かに元禄関東地震の8.1に比べ、関東大地震のマグニチュードは7.9と小さい。海岸隆起量が元禄関東地震型ほど大きくないこともこれを裏付けている。元禄関東地震型の巨大地震は、約2,000-2,300年という極めてまれにしか起きないのに対し、関東大地震規模の海溝型巨大地震は、平均400年の間隔で繰り返し起きていることが、房総半島南端の海岸地形が物語っているという。

南関東は、東海から四国沖にかけての南海トラフ沿いに比べて巨大地震の危険は小さいというのは“過去の常識”ということのようだ。ちなみに極めてまれにしか起きない元禄型関東地震の規模が飛び抜けて大きいのはなぜか。「相模トラフは房総半島の南方沖で、南向きから南東向きに曲がっていると最近、考えられている。元禄型関東地震は、ずれた断層の南端が関東大地震でずれたところで終わらず、さらに南東方向へ曲がったトラフ部分も同時にずれたためと考えられている」(武村雅之・鹿島建設小堀研究室プリンシパル・リサーチャー)という。

これまで繰り返し巨大地震を起こしている南海トラフでは、東海地震、東南海地震、南海地震など個別の地震と、これらが続けざまないし一度に起きる連動型地震の発生パターンがあることが注目されている。首都圏を直撃する相模トラフで起きる海溝型地震でも、関東大地震型の単独タイプと元禄関東地震型の連動タイプがあるということのようだ。

月の“山脈”は冷えて収縮してできたシワ

2009年02月17日 12時19分36秒 | Weblog
月の海に見られる細長いリッジ(山稜)は、月全体が冷えて収縮した時にできたシワであることが、月周回衛星「かぐや」によるレーダ観測で明らかになった。

平らな月の海には、細長く盛り上がって伸びるリッジという地形が見られる。「晴れの海」の地下構造をレーダで調べたところ、リッジの地形と、地下の地層境界を示すレーダ反射面とは平行であることが分かった。反射面の上部は28億4千万年前の玄武岩が覆っていることから、観測結果はリッジが28億4千万年前以降にできたことを示している。

宇宙研究開発機構は、28億4千万年前以降、月全体の冷却の度合いが予想以上に大きく、冷却により月全体が収縮し、表面にシワとしてリッジが形成された、と説明している。水星でも表面積が縮小してできた断層があり、これも水星全体の冷却によると見られているという。

またレーザ高度計による観測で、月の正確な形が分かった。赤道半径は1,738.64キロ。極半径はわずかに短く1,735.66キロで、極半径が突き止められたのは初めてだ。地形は地球、金星、火星に比べて起伏が大きく、この理由としては月の地殻が硬く、起伏の大きな地形でも支えられることと、水など揮発性の物質が非常に少ないことが推定できるという。

リレー衛星「おきな」による月裏側の重力場観測の結果、40億-35億年前の月内部は地球に向いた表側は高温で、裏側が低温だったことも明らかになった。

「かぐや」によるこれらの観測結果は、2月13日発行の米科学誌「サイエンス」に4本の論文として詳しく報告された。

車の振動を電力に変えるショックアブソーバー

2009年02月17日 12時13分02秒 | Weblog
マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生たちが、滑らかな走行を実現すると同時にエネルギーも利用できるショックアブソーバーを開発した。これを取り付ければ、車の燃費が最大10%向上するという。

このショックアブソーバー『GenShock』は、車のサスペンションの振動を利用して電力を生み出す。発明者によると、大型トラックに6つのGenShockを使用すれば、オルタネーターが不要になるくらいの電力が作られ、その結果、エンジンの効率と燃費が向上するという。

すでに、軍用トラック『Humvee』を製造する米AM General社が関心を寄せている。将来的には、乗用車の燃費や電気自動車の走行距離も伸ばすことができると学生たちは考えている。

材料工学を専攻する4年生Shakeel Avadhany氏は2007年8月、無駄になるエネルギーについて考え始めた。Avadhany氏は同級生のPaul Abel氏とともに、車のどこからエネルギーが漏れているかを突き止め、そのエネルギーを再利用する方法を見つけ出すことにした。

ほどなく、ショックアブソーバーが目に止まった。ショックアブソーバーは、その寿命までに数え切れないほど伸縮を繰り返すが、その運動エネルギーは熱となって失なわれている。Avadhany氏らは、このエネルギーを回収する方法があるはずだと考えた。テストの結果、特に大型の車では、「かなりの量」を回収できる可能性が示された。

「サスペンションから回収できるエネルギーは、オルタネーターが作り出すエネルギーと同等だ」とAvadhanyさんは説明する。「大型トラックで6〜10キロワット、乗用車で3〜4キロワットだ」

Avadhany氏らは、油圧用作動油が発電機のタービンを通るショックアブソーバーを開発した。能動的な電子システムによって振動を最適化し、滑らかな走行を実現すると同時に、バッテリーを充電したり、電気機器を動かすための電力を作る仕組みだ。万一、何らかの理由でシステムが不能になったときは、普通のショックアブソーバーと同じように機能する。

Avadhany氏によると、テストの結果、大型トラックに6つのGenShockを使用すれば、普通の道路で平均6キロワットを発電できることが示されたという。これだけ発電できれば、オルタネーターでの発電は不要になり、エンジンにかかる抗力がなくなる。

ただし、乗用車の燃費を大幅に向上できるかといえば、話は別だ。簡単に言うと、重い車で起伏の多い地形を走った方が、小さな車で平らな道を走るより多くの電力を生むことができる。カリフォルニア大学デービス校の『プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車研究センター』のTom Turrentine所長はこう説明した。

しかし、この技術は有望であり、学生たちは1年前に、この技術を開発し販売するための会社Levant Power社を立ち上げた。

学生たちは、MITの教授であり、バッテリーメーカーA123 Systems社の設立者でもあるYet-Ming Chiang氏に顧問になってもらっている。AM General社からHumveeの供与を受け、フルスケールでのデモを7月に行なう予定だ。

最初のマーケットは大型車だが、自家用車やハイブリッドへの応用も目標。

「現代の戦争」最前線は人類学者。米軍のHTSプログラムとその実態

2009年02月17日 12時12分20秒 | Weblog
米陸軍は、社会科学者を軍に同行させて情報収集などに協力させる試み『Human Terrain System』(HTS)を行なっている。HTSは物議を醸しているが、「21世紀の戦争」の最前線に立つと考えられている。

イラクとアフガニスタンでは、民族学研究のツールを利用して、死者の出る可能性がもっと少ない賢明な対ゲリラ活動を行ない、アフリカでは文化的専門知識を利用して紛争を防止する――これが軍の思惑だ。

少なくとも、理論上は。

『Men's Journal』誌の最新号には、映画制作も行なっている作家のRobert Young Pelton氏が、アフガニスタンの『Human Terrain Team』に同行したときのルポが掲載されている。Pelton氏の記事は、ある意味愉快で参考になるが、非常に心をかき乱すものでもある。

Pelton氏は、バグラム空軍基地(これは、アフガニスタンのパルワン州東部に、米国のミニ商店街を移植したような所だ)に到着した後、あるHuman Terrain Teamに合流した。

このチームは、「ラオス人のDNA」に関する専門家、中国語を話せる米Intel社の元アナリスト、元歩兵といったタイプの人物、アフガニスタン系米国人の自動車整備士から成るものだった。

その後、Jeremy Jones中尉の車に同乗した。同中尉はインディアナ州出身で、レストラン『Cheesecake Factory』の元ウェイターだが、現在このプログラムの研究マネージャーとして働いている。

Jones中尉(上の写真)は、軍の人類学チームを代表する友好的な人物だ。自分たちの働きによって、担当地域での「実際の」(言いかえれば、生死がかかった)作戦が40〜60%減少した、とJones中尉のチームは主張している。Jones中尉はまさに、善意のある研究者のように見える。

一方、Pelton氏は途中で、別のタイプのHuman Terrain Teamにも出会った。こちらは武器や装備を携行した小編成のチームで、アフガニスタン人を捕まえて尋問し、人的情報データベースを増強させていた。

Pelton氏は彼らのチームに、Jones中尉による文化研究チームとの違いを説明するよう求め、メンバーの1人はPelton氏に次のように答えた。「私たちは、おしゃべり専門のチームではなく、撃つのが専門のチームなのだと思う」。

軍は「ソーシャル・ネットワークのマッピング」に熱心に取り組んでいるが、これがその裏側の実態であるようだ。まさに、『闇の奥』[映画『地獄の黙示録』の原作となった、ジョゼフ・コンラッドの代表作]を思い出す。

HTCが新たに高性能なスマートフォン「Touch Diamond2」と「Touch Pro2」を発表

2009年02月17日 12時06分10秒 | Weblog
NTTドコモやau、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル向けにスマートフォンを供給しているHTCが新たに高性能なスマートフォン「Touch Diamond2」と「Touch Pro2」を発表しました。

画面の大型化やカメラの高画質化に加えて、バッテリーの寿命が大幅にアップするなど、非常に魅力的な端末となっています。

リリースによると、HTCは新たなスマートフォンとして「Touch Diamond2」と「Touch Pro2」の2機種を発売するそうです。

いずれも3Dインターフェース「TouchFLO」の最新版が採用されており、Windows Mobile 6.1のカスタマイズされたバージョンと深く結びつくことで、電子メールや写真、音楽、天候情報などのさまざまな情報に対して従来以上に迅速にアクセスできる直感的な操作に対応。

また、携帯電話でブラウジングする際にネックとなる回線速度の遅さやウェブページのレンダリングの遅さを緩和する「HTC Push Internet」技術にも対応しているとのこと。

これが「Touch Diamond2」です。3.2インチのWVGA液晶とオートフォーカス対応の500万画素カメラに加えて加速度センサーや明るさセンサー、メモリカードスロットなどを搭載したほか、バッテリーの寿命が従来の1.5倍に向上。厚さは13.7mm。

ちなみに気になる発売時期ですが、「Touch Diamond2」は2009年第2四半期にヨーロッパやアジア市場に登場する予定となっており、「Touch Pro2」は初夏には世界市場で登場する予定であるとされています。