超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

ヒトの結核が動物に感染、ボツワナで珍しい感染事例が報告

2009年02月24日 19時02分53秒 | Weblog
鳥インフルエンザなど、動物の病気がヒトに感染する事例はこれまでに明らかとなっていたが、逆にヒトの病気が動物に感染するという、これまでには確認されていなかった感染事例がアフリカ南部にあるボツワナで見つかっていたことが明らかとなった。

 この極めて珍しい感染事例の報告を行ったのはバージニア工科大学のキャスリーン・アレクサンダー(Kathleen Alexander)准教授を中心とする研究グループ。

 ナショナル ジオグラフィック協会を通じて発表された資料によると、アレクサンダー准教授は2000年6月に発見した事例として、ボツワナ北部のチョベ国立公園で痩せこけたシママングース(Banded Mongoose)を発見。その後の調査により、このシママングースはヒトの出したゴミをあさっている内にヒトの結核菌を吸い込み、ヒトの結核に感染したことが明らかとなったとしている。

 アレクサンダー准教授は、ヒトの場合、結核は長期間に渡る闘病生活を要求されるものとなるが、シママングースの場合はヒトの結核に感染すると直ぐに死に至ってしまうため、この特異なヒトから動物への完全事例は長らく、判らなかったのではないかと述べている。

 その上で、アレクサンダー准教授はヒトから動物へと感染したヒトの病原菌が動物を宿り木にして突然変異を起こして、改めて強い病原体となってヒトに感染することもないとは言えず、ヒトから動物への感染事例は今後、注意深く研究を行う必要性があると述べている。


結核といえば、最近も啓発CMやってますね。
過去の病気じゃありません。とか…
増えているんでしょうかね?

ただ…
新たな寄生主からの突然変異とかやめて欲しい。
ヒト感染型の未知の新ウイルスが出来上がったりすれば…
新型インフルと同等の脅威となりえるんじゃないの。

現状ではまだ発生確率は低いんだろうけど。

微生物の力で希少金属の利用効率向上

2009年02月24日 19時02分19秒 | Weblog
資源量が少ない希少金属である白金の利用効率を微生物の力で高める方法が、日本原子力研究開発機構と名古屋大学の研究チームによって見つけ出された。

日本原子力研究開発機構・先端基礎研究センターの鈴木義規・博士研究員、大貫敏彦・研究主席らと名古屋大学エコトピア科学研究所の榎田洋一教授との共同研究グループは、超ウラン元素と結合する性質を持つ鉄還元菌に着目した。この鉄還元菌を白金酸溶液とパラジウム酸溶液に添加したところ、菌の細胞表面にナノスケールの白金族粒子が生成することが確認された。

さらに、表面にナノ粒子が生成された鉄還元菌細胞をケイ藻土に張り付けて、触媒としての効果を調べたところ、白金粒子単体より約6倍高い効率を持つことが確かめられた。

白金は、燃料電池のほか自動車エンジンの窒素酸化物除去に使われる触媒などに欠かせない材料となっている。しかし、生産量は限られていることから、代替材料探索とともに利用効率を高め資源枯渇時期をできるだけ先延ばしにする方法が求められている。ナノ粒子は、表面積を増やすことで触媒効果が高まる効果が期待でき、希少金属対策として安価なナノ粒子化技術の開発に各国が力を入れている。

微生物を利用する方法はこれまで例がなく、研究チームは、実用化に大きな期待をかけている。


この記事、書いたっけな…?

世界の地震情報を『Quakeshakes』で - 米地質研究所データ使用

2009年02月24日 19時01分24秒 | Weblog
『Quakeshakes』は世界各国の地震発生状況を分布で表示してくれるAIRアプリケーションです。地震情報は米国地質研究所のリアルタイムデータがベースとなっており、米国はもちろん、世界中で起きた地震を「24時間以内に発生した地震」「一週間(7日)以内に発生した地震」「一週間以内に発生した且つマグニチュード5以上の地震」の3種類のパターンから調査、表示することができます。データは常にデータベースと同期を図っているため、オンラインである限りいつでも最新の情報を表示させることができます

「Quakeshakes」はそもそも地学の教育用アプリケーションとして開発されたもので、震源地からの揺れの伝播の仕方や、震度の広がり方などを克明に観察することができます。また、日本以外の地域の地震情報はニュースなどよりも早く表示されるため、限定的な情報にはなりますが、最新の世界情勢を知るためのツールとしても利用できるのではないでしょうか。

ボンバルディア機墜落事故、操縦ミスの疑いが強まる

2009年02月24日 18時59分01秒 | Weblog
今月13日ニューヨーク州バッファロー近郊でコンチネンタル航空のボンバルディア「DHC-8-400」が墜落した事故に関連して、操縦士による操縦ミスが事故の原因となった可能性が高いことが、事故調査関係者の発言により明らかとなった。

 回収されたフライトレコーダーの解析結果から、事故機は失速警報が鳴ると同時に操縦桿の位置が異常に引き上げられた状態で墜落していたことが判明。状況から判断して操縦士は失速を回避するために誤って機首を持ち上げる操作を行った可能性が高まってきた。

 機体を通常の失速から回避するためにはエンジンパワーを引き上げた上で、機首を下げる操作を行う必要がある。事故機の場合、失速警報と同時に失速防止のための自動操縦機能が働き、一連の失速防止策を自動的に実行。しかし、失速防止のためにコンピューターが行った操縦に対して、操縦士は反対に機首を引き上げる操作を行ったため、主翼の浮力が喪失して、失速状態に陥り墜落に至った模様だ。

 失速には他に、テール・ストールというものがあり、テール・ストールが生じた際にはエンジンパワーを引き下げた上で、機首を引き上げる操作を行うことが必要。

 しかし、事故機の場合、機首は引き上げで、エンジンパワーはフルスロットルの状態となっていた。

 一部では事故機の機長はボンバルディア機のような中型の双発ターボプロップ機の操縦には不慣れだったとの見方もでてきている。