超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

【F1】ヘレステストは8チームが参加予定

2009年03月01日 18時56分00秒 | Weblog
~F1-LIVE.comより~ 個人的なメモとして。

2009年F1世界選手権開幕まで1カ月を切る中、3月1日(日)からヘレス・サーキットで8チームが参加の下、テストが再開される。

参加チームはマクラーレン、フェラーリ、BMWザウバー、ルノー、トヨタ、レッドブル、ウィリアムズ、そしてフォース・インディア。

日曜日にフォース・インディアがメルセデスエンジンを搭載した新車VJM02を発表する予定になっており、それが済めば全チームが2009年型マシンの開発を推し進めることになる。また、マクラーレンも2009年スペックのリアウイングを使用するはずで、そうなると新レギュレーション導入後、初めて現状の序列を垣間見ることができるはずだ。

トロ・ロッソは新車STR4を4日(水)にイタリアのアドリア・サーキットで走らせることになっている。シェイクダウンに続いて、3月9日から始まるバルセロナテストでライバルチームに合流する予定。

現在、Honda Racing F1として知られるチームの新車は3月5日にシルバーストーン・サーキットに登場すると予想されているが、まだ確認はされていない。

日曜日から始まるテストで作業を担当するドライバーは以下の通り(予定)。

【3月1日(日)】
マクラーレン:ペドロ・デ・ラ・ロサ
フェラーリ:フェリペ・マッサ
BMWザウバー:ロバート・クビサ
ルノー:ネルソン・ピケJr.
トヨタ:小林可夢偉
レッドブル:セバスチャン・ベッテル
ウィリアムズ:ニコ・ロズベルグ
フォース・インディア:エイドリアン・スーティル

【3月2日(月)】
マクラーレン:ヘイキ・コバライネン
フェラーリ:フェリペ・マッサ
BMWザウバー:ロバート・クビサ
ルノー:ネルソン・ピケJr.
トヨタ:ティモ・グロック
レッドブル:セバスチャン・ベッテル
ウィリアムズ:ニコ・ロズベルグ
フォース・インディア:エイドリアン・スーティル

【3月3日(火)】
マクラーレン:ヘイキ・コバライネン
フェラーリ:フェリペ・マッサ
BMWザウバー:ロバート・クビサ
ルノー:フェルナンド・アロンソ
トヨタ:ティモ・グロック
レッドブル:マーク・ウェバー
ウィリアムズ:ニコ・ロズベルグ
フォース・インディア:ジャンカルロ・フィジケラ

【3月4日(水)】
マクラーレン:ルイス・ハミルトン
フェラーリ:キミ・ライコネン
BMWザウバー:ニック・ハイドフェルド
ルノー:フェルナンド・アロンソ
トヨタ:ヤルノ・トゥルーリ
レッドブル:マーク・ウェバー
ウィリアムズ:中嶋一貴
フォース・インディア:ジャンカルロ・フィジケラ

【3月5日(木)】
マクラーレン:ルイス・ハミルトン
フェラーリ:キミ・ライコネン
BMWザウバー:ニック・ハイドフェルド
トヨタ:ヤルノ・トゥルーリ
レッドブル:マーク・ウェバー
ウィリアムズ:中嶋一貴


さて、今月末から2009年シーズンが始まります。
どういったマシン性能なのか、気になる。
今年も日本開催は見に行くつもり。

冷たいプラズマができた?

2009年03月01日 00時12分53秒 | Weblog
宇宙空間に存在するとされる,冷たいプラズマのなぞが解明されそうだ。

 原子が,電子とイオンに分解した状態を「プラズマ状態」という。蛍光灯や雷,核融合技術などはこの原子のプラズマ状態を利用している。いずれも非常に高温な状態ではじめて実現するという特徴がある。
 一方、宇宙でもガスがプラズマとなり雲のようにただよっており、高温ではない天体の周辺にも存在するという。この「冷たいプラズマ」の正体は実はよくわかっていなかった。
 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学のモリソン博士らは、異なる周波数をもつ2種類のレーザー光を同時に一酸化窒素の分子に照射して、分子の冷たいプラズマをつくることに成功した。このプラズマのイオンと電子は0.1秒間だけ存在し、それぞれマイナス度272度、マイナス223度と非常に冷たかったという。
 博士らは、今回の発見は宇宙にあるプラズマの解明に役立つだろうとのべている。

雨のあの独特の匂いは、雲ではなくバクテリアから来るものらしい。

2009年03月01日 00時11分06秒 | Weblog
雨滴が地面を叩くことで、土中の微生物が作り出すゲオスミンという化学物質が放出される。この物質は「土の匂い」を持ち、時に食物の風味を損なうことがある。特に水やワイン、ビート、魚介類などで、この物質がこれらを泥臭い味にする。

[ヒトの鼻はゲオスミンに対して敏感であり、5ppt程度の濃度でもそのにおいを感じることができる。藍藻や放線菌、特にストレプトマイセス属などの微生物によって産生され、それらが死んだときに放出される。コイやナマズなど水底に住む淡水魚が持つ泥臭いにおいのもとでもある]

ノースウェスタン大学のJames Marshall氏とAlan Hochstetler氏は1968年、この強い匂いの物質を合成することに成功したが、彼らの合成したものには多くの不純物が混じっていた。2003年には、ブラウン大学のDavid Cane氏らが、ファルネシル二リン酸という割と一般的な化学物質からゲオスミンを作り出す遺伝子を、一部の微生物が持つことを発見した。

特に研究を促進させるような用途もない物質だけに、簡単に作れる方法が発見されるまで30年もの歳月がかかった。だがこの先、ゲオスミンが何に利用されるかは定かでない――土の香りのコロンの原料にでもなるのだろうか。

有毒カエルから生まれる薬

2009年03月01日 00時10分37秒 | Weblog
両生類の体から見つかる225Hという化学物質は、イオンチャネル遮断作用を持つ。これは神経系のメインスイッチに変更を加えられることを意味しており、そのためこの物質は神経科学者にとって有用なものだ。

またこの物質は、鎮痛薬や禁煙補助薬としての用途も期待できる。問題は、225Hが自然界にわずかしか存在しないことだ。

ニューオーリンズ大学のMark Trudell氏は、幸運にもたまたま2つの研究分野に従事していた。コカイン中毒の治療薬の開発と、ヤドクガエル科のカエルから取れる物質の分子の合成だ。

Trudell氏はこの2つの専門分野を組み合わせ、225Hを人工的に作り出すことに成功した。一連の化学反応を通じてコカインを225Hに変換するという手法だ。おかげで、キュートだがヌメヌメした体を持つカエルたちに頼らなくとも、225Hを使った研究が行なえるようになった。

[南米などに住むヤドクガエル科は有毒で、かつて先住民が毒を抽出し吹き矢に塗って狩猟等に用いたことが名前の由来となっている。

毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるというバトラコトキシンなどを含む。特にモウドクフキヤガエルは「全生物中最強の毒性」を持ち、皮膚に絶えず毒素を分泌しているので触ることも危険。掲載写真はイチゴヤドクガエル]

有毒の廃水プールから抗ガン剤

2009年03月01日 00時10分03秒 | Weblog
モンタナ工科大学にほど近い露天掘り銅山の跡地バークレー・ピットでは、掘られた穴に有害物質を含んだ水が溜まっている。

この水は強い酸性で、重金属を多量に含むが、珍しい菌類が多数生息している。さらにここからは、卵巣ガンの治療薬となる可能性を秘めた微生物も見つかっている。

この微生物が作り出した、人命を救うかもしれない化学物質は、2006年にモンタナ工科大学の研究者Don Stierle氏とAndrea Stierle氏によって発見され、銅山の名前からバークレー酸(Berkelic Acid)と命名された。

その約3年後、ブランダイス大学のBarry Snider氏らが、この貴重な物質を一から合成することに成功した。13段階からなる合成方法は決して効率的とはいえないが、治療薬になる可能性を秘めたこの物質をより多く手に入れる手段であることは確かだ。

本州でも被害拡大、魚の神経毒による中毒

2009年03月01日 00時08分41秒 | Weblog
ある毒物に汚染された魚介類を食べると、冷たいものがやけどしそうに熱く感じられるなどの症状を呈する。この不思議な症状[シガテラ食中毒]を引き起こすシガトキシンという物質は、地球上で最も奇妙な毒物かもしれない。

シガトキシンは非常に大きな分子で、熱帯の海洋に生息するある種のプランクトンによって作り出され、それを食べた魚の体内に蓄積される。写真のフエダイ科の魚レッドスナッパーもその一種だ。

[シガトキシンの毒性は、フグ毒(テトロドトキシン)より百倍近くも強いが、1匹の魚に含まれる量が極微量なので中毒しても死亡することは少ない。しかし、神経(ナトリウムチャネル)に作用するので、知覚・温覚異常のほか、目まいや脈拍・血圧低下、マヒなどに数カ月以上苦しむことになる。

日本では沖縄地方が主な発生地だったが、温暖化に伴い、近年では発生域が北上し本州でも事例が報告されている。千葉県勝浦市近辺において、水揚げされたイシガキダイの料理によるシガテラ中毒について、製造物責任法に基づき料亭に損害賠償責任を認めた事例がある]

その大きく複雑な構造から、シガトキシンの合成にチャレンジする有機化学者は多いが、治療法を研究するためには、再生可能な形で供給できなければならない。[天然のシガトキシンは採取と単離が困難で、0.3mg単離するために、最も毒を多く含むドクウツボを870匹、5年がかりで採集する必要があったとされている]

幸い、東北大学の平間正博氏教授と井上将行助手らが2001年に、シガトキシンやその関連物質の分子の構築に成功している。

タミフルは八角の木から

2009年03月01日 00時08分02秒 | Weblog
インフルエンザ治療薬の『タミフル』の原料であるシキミ酸は、トウシキミという植物から採れる。

[トウシキミは中国原産のシキミ科の常緑高木。中華料理の香辛料の八角(ハッカク、スターアニス)、この果実を乾燥させたもの。タミフルは八角の成分シキミ酸を原料に、10回の化学反応を経て生産されている]

トウシキミの供給量は限られている。2005年にはタミフルが品薄状態に陥り、ひとたび世界的大流行(パンデミック)が起これば治療薬が不足する懸念が出てきた。

その数年前に、マサチューセッツ工科大学(MIT)のJohn Pawlak氏とGlenn Berchtold氏は、この貴重な酸を研究室で作り出すことに成功していた。素晴らしい成果だが、彼らのとった手法は商業的に実現不可能だった。

しかし幸い、ここ数年の間に、シキミ酸を使わずに薬を製造する方法が複数の研究所で開発された。製薬会社がこれらの技術を採用するかどうかは、もう少し経ってみないと分からない。

東芝、除湿/冷風/温風機能で“1年中使える”除湿乾燥機

2009年03月01日 00時07分03秒 | Weblog
 東芝ホームテクノは、冷風/温風機能を備えた除湿乾燥機「CoCoCool(ココクール) R100AD-CDEX」など3機種を、3月16日に発売する。価格はすべてオープンプライス。商品のラインナップは以下の表の通り。

1日当たりの除湿能力が9/10L(50/60Hz)のコンプレッサー式の除湿器。除湿のほか、室温より10℃以上低い風を吹き出して、スポット的に涼む「冷風」モード、ヒーターで熱した風を送り、衣類乾燥の用途として使う「温風」機能を備えている。同社はこの除湿/冷風/温風機能により、1年を通じて使用できるとしている。

 温風モードには、温度/湿度センサーで衣類の乾燥時間を予想し、乾いた頃に自動停止する「乾きごろセンサー」も搭載する。約2kgの衣類を乾燥する場合の電気代の目安は8円。

 除湿した空気の吹き出し口は、角度が「下方に20度/前方に45度/上方に45度/広角に100度」の4段階に設定可能。空気中のカビ菌を捕らえる「プラチナフィルター」、活性炭でニオイを除去する「強力脱臭フィルター」も搭載する。

 従来機種からは、フロントパネルのデザインが変更されている。またRAD-C80DEXでは、従来は搭載されていなかった冷風モードが加わっている。


そろそろこういうのが欲しい年代です…

地球規模の海洋生命調査プロジェクト「Tara Oceans」

2009年03月01日 00時06分02秒 | Weblog
2006~2008年の北極大浮氷群における漂流探険を終えたスクーナー(2本マストの帆船)「Tara」号は、2009年9月に出発予定の世界全海洋を巡る3年間の任務の準備に取り掛かっている。延べ150,000kmにわたるこの航海の目的は、海洋微生物とそれら微生物が汚染や気候変動から受けた影響を調査することにある。

◇画期的プロジェクト「Tara Oceans」の概要
・気候変動がプランクトンに与える影響の把握、海洋生命に関するデータベースの構築、海洋生態系の実用的な地図の作成、海洋における生命の変化についての一般への啓蒙。これらが、世界の海洋全体(熱帯のサンゴ礁から南極まで、中東の地峡から北半球高緯度の北西部横断に至るまで)を3年間かけて調査するTaraの次なる探検航海の目標である。
・新たな「Tara Oceans」の任務では、多様な地域や深海のプランクトンを、ウイルスや細菌からクラゲに至るまで、幼魚、サンゴ、多様な微生物を介して調査する。
・この帆船には、海洋学者、生物学者、遺伝学者、理学者、気候専門家からなる国際チームが乗船する。また海洋での形態やゲノムの多様性を調査するため、最新の技術や斬新な機器を装備する。


北極の氷は、地球温暖化の影響により従来考えられてきたよりも遥かに早く溶ける可能性があること。このとき、驚くべきことに、海洋の酸性化(大気中の二酸化炭素が大量に海水に溶け込む)を促す。地球温暖化及び海洋の酸性化は、多くの種を排除する可能性があり、海洋生物の多様性を重度に脅かすことになる。

最新鋭MRI施設がオープン、薬効の解析に期待

2009年03月01日 00時05分41秒 | Weblog
ノバスコティア州ハリファックスにあるカナダ国立研究会議海洋バイオサイエンス研究所(NRC-IMB)内に建設中であった生体分子磁気共鳴撮像施設(Biomolecular Magnetic Resonance Facility)が2月19日、公式オープンした。これによりDalhousie大学と共同設立された同施設には、世界でも有数の高感度な磁気共鳴装置が配備され、生体分子に与える医薬品の影響についての研究が行われる。

 同施設は、同じくハリファックスに位置するNRC生物診断研究所(Institute for Biodiagnostics: NRC-IBD) 、及びIWK衛生センターともに磁気共鳴研究ネットワークを構築し、ノバスコティア州に広がる生命科学技術クラスターを強化する役割が期待されている。