超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

TDK、電子機器のノイズ対策用磁性シートを開発

2009年03月20日 12時30分32秒 | Weblog
TDKは2009年3月18日、デジタルカメラなどの小型電子機器向けノイズ対策として、透磁率(注)180を達成した磁性シート「IRJ17」を開発したと発表した。5MHzから3GHzまでの幅広い周波数帯域で、ICやフレキシブルプリント基板から放射されるノイズを減衰するという。

(注)磁性体に磁界を印加したときの磁化増加率のことで、磁性体における磁力線の吸収しやすさを指す。記号μ(ミュー)で表される。

 ノイズの抑制効果を示す磁気特性は、同社従来品の「IRJ09」や「IRJ04」と比較して約1.7倍となっている。

IRJ17は、TDKが得意とする材料技術を生かし、保磁力が小さく透磁率の大きい独自の軟磁性材料と、ポリマー材料を複合。加えて、粉体の組成や形状を工夫した磁性粉を使用することで開発した。米国のUL(Underwriters Laboratories)が定めた難燃性指標「UL-94」規格の1つである「UL94V-0」の認証も取得しているとのこと。

 デジタルカメラや携帯電話など各種電子機器のノイズ対策は、基板上の回路設計と、電子部品により施されている。しかし、小型・多機能化が進むにつれ、想定外のノイズも発生してしまう。同社では、そうした想定外のノイズに対し、ノイズを熱エネルギーに変えることができる軟磁性材料の磁性シートを使用することで、ノイズが機器外部へ漏れたり、内部でほかの基板などに影響を与えるのを防ぐとしている。

 なお、IRJ17は、2009年3月より生産開始され、1枚当たりのサンプル価格は2500円。月産5万枚の生産を目指す。

史上最強の海洋生物「プレデターX」、研究グループが復元図を公開

2009年03月20日 00時07分17秒 | Weblog
ノルウェーのオスロ大学は16日、北極圏のバレンツ海にあるスバールバル諸島で昨年、同大学の研究グループが発掘に成功した史上最強の海洋生物の復元予想図を公開した。

 この海洋生物は1億4700万年前に生息していたもので、全長は15メートルと、当時生息していた大型の首長竜と比べると一回り小型となるが、長さ30センチにもなる巨大な牙と、ティラノザウルスを上回る巨大なアゴをもっていたことから、これまでは映画に登場する猛獣を獲物として狩猟をする最強のモンスター「プレデター」にちなんで「プレデターX(Predator X)」と呼ばれてきた。

 古生物学分類上はジュラ紀に生息していた海棲爬虫類「プリオザウルス(Pliosaur)」の一種だとみられている。

 研究グループでは「プレデターX」の噛む力は1平方インチあたり45トンにも及び、どんな生物でも一噛で致命的な傷を与えることができたに違いないと述べている。


空想炸裂ですな。

Audi社のデザイン・コンペ最優秀賞『Audi Shark』

2009年03月20日 00時06分54秒 | Weblog
われわれにとってようやく、『Audi R8 FSI』以上に欲しいと思えるものが現れた。しかもこれは、映画『スター・ウォーズ』に登場する帝国軍のスピーダー・バイクのようなものに、われわれもいつか乗れるのではないかという希望を持たせてくれる。

このコンセプトモデル『Audi Shark』は、独Audi社と、ミラノにあるデザイン専門の大学院大学、ドムス・アカデミーの共催で行なわれたデザイン・コンペの最優秀作品だ。

26歳のKazim Doku氏の作品だ。4つの輪が並んだAudiのエンブレムを付けているかもしれないが、Sharkは自動車ではなくホバークラフトだ。それでもこのマシンには、Audiの自動車デザインを手がけるWalter de'Silva(ヴァルター・デシルヴァ)氏の、お馴染みの特徴的なスタイルの要素が随所に見受けられる。実際、Doku氏はわれわれの取材に対して、Sharkのデザインに際してはde'Silva氏のスタイルを模倣しようとしたと語っている。

「Audiの簡潔で完璧なラインを反映させて、私は超スポーティな乗物をデザインした」とDoku氏はワイアード・コムに語った。Sharkの外観の中に、AudiのR8や『TT』、『S5』の影響は容易に見出せるが、そこには超モダンなひねりが利かせてある。

Doku氏によると、Sharkの操縦姿勢はオートバイに近いが、「自動車並みの安全性」があるという。LEDライトはS5のパーツ置き場からそのまま持ってきたかのようだが、後部に蝶番のあるガラスのコックピットや翼は、未来のデザインを先取りしている。またわれわれは、サイドミラーについても高く評価している。命知らずのスピードで車道を滑空するときには、これはなくてはならないものだ。

トルコのイズミール在住のこの若き俊英は、これまでにも自動車デザインで3つの受賞歴がある。トルコの自動車産業規模が小さいことを考えると、その業績は驚くべきものだ。Doku氏は自分の成功の理由として、物心ついた頃からの自動車デザインへの愛と、「自動車産業を観察し、(そして)そのデザインをコンピューターの画面上に持ち込んだこと」を挙げた。

Doku氏の過去の受賞作品には、2007年の『Peugeot Design Competition』で最終選考に残った、外装に繊維素材を用いた『Peugeot Ustuminki』と、トルコの『Ototrend』コンペで最優秀賞を獲得した、ドアの一切ないコンセプトカー『KA-Design』などがある。

今回のAudiデザインコンペ受賞で、ドムス・アカデミーの授業料の7割が得られることになったが、Doku氏は経済的問題で自動車デザイン課程への応募を取り消したという。Sharkは魅力的なだけに、残念なことだ。

しかしたぶん、Audi社が職を提供してくれるだろう。

「青空」がくすんできている

2009年03月20日 00時06分22秒 | Weblog
1970年代半ば以降、地球の空の色は霞んできている。大気汚染物質によって太陽光線が散乱され、青空が、くすんだ乳白色へと変化しているのだ。

この現象については、『Science』誌3月12日号に掲載された論文にデータがあり、広く報道もされた。だが、論文はこの現象をグラフで表しただけであり、各報道の記事も言葉だけなので、この現象は十分理解されていない。

そこでわれわれは、『Photoshop』と、今回の研究報告の共同執筆者で、メリーランド大学カレッジパーク校の気象科学者であるKaicun Wang氏の助けを借りて、この現象を視覚化してみた。結果として出来上がった上の写真では、東南アジアにおける最悪にかすんだ空の色を使用し、それをゴールデンゲート・ブリッジの風景に当てはめている。

異なる場所を組み合わせた点については恐縮だが、筆者が探すことのできた利用可能なタージ・マハルの写真のすべてにおいて、空の色が灰色でくすんでいたのだ。[タージ・マハルはインド北部のアーグラ(人口131万人)にあり、大気汚染による損傷が問題化している。排ガスによる直接的な汚れの他、酸性雨によって大理石が溶解する現象などが報告されている]

だが、他にもこの現象のイメージを思い浮かべる方法がある。もし大気浄化法が可決されていなかったら、ベイエリアの住民がどのような空を見るだろうかと考えてみることだ。

Wang氏によると、米国の空の色はわずかにかすんだ程度だという。開発途上国の人口密度の高い地域の場合、上の写真の半分程度のくすみ具合だ。一方、西ヨーロッパは、空の色が暗く変化していない唯一の地域だという。石炭の硫黄分に対する規制のおかげで、欧州の空は明るくなっている。

[太陽からの光が、大気中の酸素や窒素、水蒸気などの分子や、光の波長よりも小さい微粒子にぶつかり散乱(レイリー散乱)する時は、青のように波長の短い光が強く散乱されるので、空の色は青く見える。また、光の波長より大きい微粒子と散乱を起こす(ミー散乱)時は、光の色(波長)に関係なく散乱するので、白みがかった色になる]

炎をアンテナにし、電子機器と人間を同時に攻撃する弾頭

2009年03月20日 00時05分40秒 | Weblog
「電子装置とその操作者を破壊、無能力化できる弾頭を開発し、ミサイルシステムに組み込むことで戦闘部隊を支援する」
左列:人員殺傷のための高性能爆発、機器破壊のための破片
右列:電子機器に対する電磁パルス(EMP)、対象は無線、携帯電話、コンピューター、車両のエンジン点火装置、GPS妨害装置


電子機器を焼ききる「電磁波爆弾」の使用は、何十年も前から議論されてきた。しかし、これまで実際に配備された例はほとんどない。コンピューターや通信機器を電磁放射で使えなくしてしまうという発想はすばらしいが、軍の司令官たちはすでに実績のある手法を好む。つまり、何でも爆破してしまうやり方だ。

そこで米陸軍は目下、その両方を同時にできる技術を開発中だ。このハイブリッド型兵器を弾頭に搭載すれば、たった一発で「電子装置とその操作者を破壊、無能力化」できる電磁波爆弾によって、さらなる打撃を与えることが可能になる。

電磁波爆弾のカギを握るのは、爆発によって消磁し、エネルギーをパルスパワーとして放出する磁石[や強誘電体]だ。さらに、[爆発の]炎を[電磁エネルギーの方向を制御する]アンテナとして用いる。

従来の電磁波爆弾は、「爆発力による磁束圧縮ジェネレータ」を基にした設計となっていた。これは一連の金属コイルに電流を流し、爆発によって瞬時に磁束を圧縮させるというものだ。[高性能爆薬を使って磁束を圧縮することによって強力な電磁パルスを発生させる装置。1950年代初頭に核融合研究のために非常に短くて強力な電気パルスを発生させる装置が必要になったことから、ソビエト科学者によって発明された]

これに比べて、開発中の新技術ははるかに小型化している。新技術は、一部の磁石に強力な衝撃波を与えると自発的に消磁し、その過程でエネルギーのパルスを放出するという研究結果に基づいたものだ。この現象は専門的には「圧力誘起磁気相転移」と呼ばれる。

この原理をネオジム磁石(ヘッドフォンなどに使われている永久磁石)を爆発させることで証明した陸軍の航空・ミサイル研究開発技術センター(AMRDEC)は、その後、研究対象をネオジム磁石からチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)[チタン酸鉛とジルコン酸鉛の混晶。巨大な誘電率および圧電性、強誘電性をもつ]へと移した。こちらを利用した現時点での最新技術は「爆発性の超小型高電圧ナノ秒パルス発生装置」と呼ばれるもので、大きさは1平方インチ[6.451平方センチ]の約5分の1だ。

しかし、これには技術的な困難もある。これが兵器として機能するためには、弾頭の中に収まるサイズで、なおかつ目的を果たすのに十分な大きさのアンテナが必要だ。問題は、発生させる電磁パルスの特性によってアンテナのサイズが決まることだ。それなら折りたたみ式のアンテナを作ればいいと考えるところだが、陸軍はさらに一歩先を行き、炎でできたアンテナを使おうとしている。もう少し正確に表現するなら、AMRDECのAllen Stults氏がアンテナとして使おうとしているのは、爆発によって噴出する電離プラズマのジェットだ。

炎が電気を通すことは何百年も前から知られていたが、この性質を有効利用した例は、プラズマを使って音を出すプラズマ・スピーカーなどごくわずかしかない。この性質が、金属の代わりに電離ガスをアンテナとして使うことを可能にする。

Stults氏は、成形炸薬弾頭に用いられている化学混合物に手を加え、電磁パルスの方向を制御して標的に当てる「プラズマ・アンテナ」を作ろうとしている。このプラズマ・アンテナは、映画『スター・ウォーズ』シリーズのライトセイバーのように、突如光るチューブ状の物体として出現し、電子機器に対して非常に壊滅的な打撃をもたらすという。

陸軍に新設された電子戦部門に所属するLaurie Buckhout大佐は数週間前、あるブロガーの円卓会議に参加した際に、手榴弾サイズの電磁波爆弾を作る技術が存在したと語った。「しかし、私自身はその技術を試してみたことはない」と同大佐は述べた。

この種の兵器には戦略上、いくつもの用途が考えられる。ただし、この技術が広く用いられるようになった場合、米軍自らもまた、この兵器に対して最も脆弱な組織の1つとなる可能性が高い。電子機器に大きく依存しているからだ。

日本の「プラモデル・カメラ」キットはオタクの夢

2009年03月20日 00時04分52秒 | Weblog
オタクの夢が実現した! この『SuperHeadz Plamodel DIY 35mm Camera』は、私が少年時代にAirfix[英国の代表的なプラモデル・ブランド]作りに捧げた愛と、大人になってからのカメラ改造への執着心がひとつに結晶したものだ。

このカメラは部品をはめ込むだけで組み立てられるため、溶剤をひと嗅ぎするチャンスがないのが残念だ。完成すると、シャッター・レリーズと巻き上げレバー以外には何もないような、愉快なほど簡素なおもちゃができ上がる。

基本となるパーツをざっとみた感じでは、レンズ付きフィルム(いわゆる使い捨てカメラ)とほぼ同じ方法で動くようだが、面白さはこちらの方がかなり上だ。ちゃんとした広角28mmレンズが付いていて、製品の広告によれば改良も非常に簡単だという。

私はこのカメラが本当に欲しくなった。もし、ここスペインで手に入れることができたら、レビュー記事を投稿するつもりだ。溶剤の臭いに溺れた子供時代を再現したいと思う人がいたら(ただし接着剤を嗅ぐことはできない)、このカメラは『Urban Outfitters』のサイトで28ドルで購入できる。販売はウェブサイトのみで、実際の店舗での販売は行なわれていない。

Uncrateの記事を参考にしました。

[トイカメラ専門サイトSUPERHEADZ INa BABYLON(スーパーヘッズ・イナ・バビロン)を運営する東京のパワーショベル社の製品。SUPERHEADZサイトにはプラモデルカメラの説明ページもある。価格は1575円から。AssitOnなどでも販売している]

期待のハンディ・デジタルカム、東芝『Camileo S10』

2009年03月20日 00時03分51秒 | Weblog
デジタルビデオカメラ『Flip Mino』は昨年、ハンディなビデオカメラの市場を確立し、約1億ドルという大きな収益を生み出した。

ポータブル機現象を巻き起こしたFlipだが、今年に入って数社が、Flipのさまざまな側面に着目し、独自デザインもしくは主要スペックの向上をほどこした同種製品で挑戦を試みている。

東芝が今月、欧州・中東向けに発売した小型デジタルビデオカメラ『Camileo S10』は、独自デザインとスペック向上の両方を追求した製品だ。Flipほどの成功にはならないかもしれない(安価な製品の新市場を独力で生み出すほうが、大成功につながりやすい)が、かなりのライバル機だと見られる。

Camileo S10は、撮影動画が1080pと高精細で(『Kodak Zi6』の最高画質720pを上回る)、さらに静止画を5メガピクセルで撮影できる。これまでの小型ビデオカメラは、中間価格帯のデジタルビデオカメラと比較すると静止画の画質があまりにソフトで、静止画が追加機能であるとしても割に合わないものだった。しかしCamileo S10は、ほかの小型ビデオカメラより搭載センサーが大きいようで、細部と色彩をより細かく正確に捕らえる。

動画の解像度がすばらしい上に、Camileo S10はデザイン面でもほかの小型ビデオカメラよりグレードアップしているようにみえる。ワイアードのSteven Leckartは以前レビューで、『Flip HD Mino』は、洗練されたコンパクトなデザインがほかより優れていると述べていたが、18ミリと薄いボディにつやのあるブラッシュドメタルをまとったCamileo S10は、デザイン面でも優れている(ただしCamileo S10は、フリップ式の液晶画面を採用したことで、液晶画面が一体となったFlip Minoと比較すると、耐久性で劣る可能性もある)。

Camileo S10は4倍デジタルズーム機能を備え、2.5インチ型液晶画面を搭載する。メモリ容量は内蔵が128MBと小さいが、SDカードで追加が可能だ。さらにCamileo S10は、Flip Mino HDにはないHDMIポートを備えており、動画を高精細度テレビ(HDTV)へと簡単に出力できる。

Camileo S10は、フランスでは145ユーロ(約181ドル)で入手できる。英国では5月に発売予定だ。米国での発売時期は明らかにされていない。日本も発売されるかどうか分かりません。

スペースシャトルは窓を92回交換している、原因は宇宙ゴミ。その威力

2009年03月20日 00時01分50秒 | Weblog
スペースデブリ(宇宙ゴミ)が米航空宇宙局(NASA)の現在および今後のミッションにとって大きな脅威の1つとなっていることは知られているが、宇宙ゴミが過去のミッションに及ぼした影響の記録は、これまでほとんど公開されていなかった。

しかし、米ジョンソン宇宙センターの超高速衝突技術施設(Hypervelocity Impact Technology Facility)が持つデータによると、宇宙ゴミのほんの小さな破片(素材は塗料やアルミニウム、鋼鉄など)との衝突は、スペースシャトルのミッションではよくあることのようだ。

『STS-50』[1992年6~7月]から『STS-114』[2005年]までの54回のミッションで、宇宙ゴミや流星がスペースシャトルの窓に当たる事故が1634回発生し、窓の交換が92回行なわれた。さらに、スペースシャトルのラジエーターに当たったことが317回あり、うち53回はラジエーターのフェースシートに穴が空いたという。

[スペースデブリの多くは人工衛星が破砕されて生じ、地表から300km~450kmの低軌道では秒速で7~8km/s、3万6000kmの静止軌道では秒速3km/sと非常に高速で移動しているため、直径が10cmほどあれば宇宙船は破壊されうる。数cmでも致命的な損傷は免れず、数mmのものであっても場合によっては宇宙船の任務遂行能力を奪うとされる]

合計1951回の衝突の詳細に関するデータは、NASAのサーバー上でこれまでも公開されていたが、マスコミに取り上げられたのは今回が初めてだ。

2006年4月までのデータを更新した『スペースシャトルの超高速衝突に関するデータベース』は、『Microsoft Excel』フォーマットで提供されている。


続いて、Google Earth上で現在の宇宙ゴミ状況を追跡する方法を紹介しよう。。

まず『Google Earth』をインストールし、さまざまなデータセットを入力する。「KMZ」という拡張子がついているファイルは、ファイルをクリックするだけでGoogle Earth上で開くようになっている。

軌道上物体に関する一般的データのほとんどは、U.S. Strategic Command(米国戦略軍)からの提供を受けて、解析専門企業である米Analytical Graphics社がGoogle Earth用に加工している。

Analytical Graphics社からファイルをダウンロードしてGoogle Earthで開けば、画面の左上にサイドバーが表示される。そこに「衛星データベース」というリンクがあるので、その左側にある矢印をクリックしてみよう。チェックボックスのリストが出てくるので、「デブリ」(Debris)以外のチェックをすべて外せば、宇宙空間に何千ものゴミが放置されている様子を見ることができる。

宇宙ゴミの量は、今年2月にシベリア上空で発生した衛星衝突事故でも急増した。[機能停止中だったロシアの軍事通信衛星と、米イリジウム社が運用中だった通信衛星イリジウム33号が衝突し、少なくとも500個以上のスペースデブリが発生した]

『『Orbiting Frog』ブログにあるKMZファイルをダウンロードすれば、この衝突事故で発生した宇宙ゴミの状況を見ることができる。

同じ衝突事故で生まれたデブリの様子を美しいライブ映像で視覚化するために開発されたコードがもう1つある。ただし、これを見るには、Google Earth用のブラウザ・プラグインをダウンロードしなければならない。