昨日今日と冷え込みがきつく、庭の野菜や車に霜が降りた。
車のフロントガラスが凍るのは今年3回目だが、このところ「クリスマス寒波」とよく言われる年末に近い頃の寒さに近い日々が続いている。
上空には大陸から張り出して来た雪雲が日本列島を北西から覆い、昨日は薩摩半島や霧島地方で初雪が降ったそうだ。日中でも気温は3℃くらいにしか上がらなかったと聞く。
大隅半島は薩摩半島からの冷たい吹き出しが少し遅れてやって来るのだが、両半島の間にある錦江湾(鹿児島湾)の温かい海水の影響からか、その冷たさがやや緩和され、薩摩半島に比べれば雪や氷は少ない。仮に薩摩半島側で年間に10日の降雪があったとすれば、大隅半島側では5日という塩梅である。
今朝の新聞の一面には桜島の初冠雪がカラー写真で載せられていたが、初冠雪らしからぬ結構な雪の量のように思われた。
昨日は都城に親類を訪ね、その帰りに霧島神宮まで足を延ばし参拝して来たのだが、底冷えのする寒さで、手水舎の水が暖かく感じられるほどだった。
今朝の寒さからして高隈山に冠雪がありそうだと思い、我が家の北300mほどの畑地帯にいてみたら、案の定、きれいな冠雪がを観ることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/eb/6b99b057aab04c182657493ccb2f55ad.jpg)
昨シーズンの冠雪は1月の後半だったと記憶しており。それに比べると今年は一か月も早いことになるが、去年が遅すぎたのである。おおむねクリスマス寒波の年末に近い頃には雪が降るのが恒例だ。
右手の風格ある山頂が「御岳」で、標高は1182m。その左手の尖がった峰は「妻岳」といい、1145m。山頂部は畳10畳くらいしかない。こんなにも先鋭な峰になぜ「妻」が付くのか不思議だ。
その穿鑿は置くとして、高隈山はもともと山岳仏教(修験道)の霊地であり、かつては祓川の上流部に五代寺とい真言宗の寺があったのだが、明治維新時の「廃仏毀釈」によって廃寺となった。今でも寺の跡地には大きな金剛力士の石像が残されている。
祓川という川の名も、その流れに身を潔斎したことに因んでいる。
ただし、山岳信仰の対象としての里宮「瀬戸山神社」は当時のまま建立されていて、2月の例祭時には秡川一帯の氏子たちによって勇壮な棒踊りが奉納される。春を告げる祭りだが、コロナ禍でここ2年ばかりは行われていないようだ。来年こそは通常の奉納がなされるよう期待したい。
車のフロントガラスが凍るのは今年3回目だが、このところ「クリスマス寒波」とよく言われる年末に近い頃の寒さに近い日々が続いている。
上空には大陸から張り出して来た雪雲が日本列島を北西から覆い、昨日は薩摩半島や霧島地方で初雪が降ったそうだ。日中でも気温は3℃くらいにしか上がらなかったと聞く。
大隅半島は薩摩半島からの冷たい吹き出しが少し遅れてやって来るのだが、両半島の間にある錦江湾(鹿児島湾)の温かい海水の影響からか、その冷たさがやや緩和され、薩摩半島に比べれば雪や氷は少ない。仮に薩摩半島側で年間に10日の降雪があったとすれば、大隅半島側では5日という塩梅である。
今朝の新聞の一面には桜島の初冠雪がカラー写真で載せられていたが、初冠雪らしからぬ結構な雪の量のように思われた。
昨日は都城に親類を訪ね、その帰りに霧島神宮まで足を延ばし参拝して来たのだが、底冷えのする寒さで、手水舎の水が暖かく感じられるほどだった。
今朝の寒さからして高隈山に冠雪がありそうだと思い、我が家の北300mほどの畑地帯にいてみたら、案の定、きれいな冠雪がを観ることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/eb/6b99b057aab04c182657493ccb2f55ad.jpg)
昨シーズンの冠雪は1月の後半だったと記憶しており。それに比べると今年は一か月も早いことになるが、去年が遅すぎたのである。おおむねクリスマス寒波の年末に近い頃には雪が降るのが恒例だ。
右手の風格ある山頂が「御岳」で、標高は1182m。その左手の尖がった峰は「妻岳」といい、1145m。山頂部は畳10畳くらいしかない。こんなにも先鋭な峰になぜ「妻」が付くのか不思議だ。
その穿鑿は置くとして、高隈山はもともと山岳仏教(修験道)の霊地であり、かつては祓川の上流部に五代寺とい真言宗の寺があったのだが、明治維新時の「廃仏毀釈」によって廃寺となった。今でも寺の跡地には大きな金剛力士の石像が残されている。
祓川という川の名も、その流れに身を潔斎したことに因んでいる。
ただし、山岳信仰の対象としての里宮「瀬戸山神社」は当時のまま建立されていて、2月の例祭時には秡川一帯の氏子たちによって勇壮な棒踊りが奉納される。春を告げる祭りだが、コロナ禍でここ2年ばかりは行われていないようだ。来年こそは通常の奉納がなされるよう期待したい。