昨日の暖かさは春を思わせ、夕方の天気予報では鹿児島のどの地点でも3月下旬の気温だったという。奄美地方では25℃を超え、1月中としては初めての夏日を記録したそうだ。
大隅でも鹿屋では午前中は雨模様だったが、昼過ぎに青空が見える時間があって気温がぐんぐん上がり、22℃くらいまでいった。
南寄りの西風が吹き、外で庭いじりをしていると背中が熱いくらいで、日陰に折り畳み式の椅子を出して休んだほどだ。
夕方、冷たくない西風なら大丈夫だろうと近所で凧上げをしたが、よく上がり、久しぶりに気分爽快になった。
今朝は小雨模様だったが、庭を見て回ると、あるはあるは、春の訪れを告げる花が開花していた。
梅に、河津桜、そして乙女椿。
この花たちは例年同じ頃に咲き揃うのだが、ほぼ同日に咲いたのを見たのは初めてだ。
草の仲間では菜の花の一種のナバナはもうだいぶ前から咲いていて、花瓶に生けたりしているが、木に咲く花としてははサザンカ以来の開花となる。
今日の日中はこの時期としては結構な雨だが、適度な湿り気がつぼみが開くのを後押しするに違いない。
春告げ鳥の鶯の鳴き声も間もなく聴こえてくるだろう。待ち遠しい。