昨日(6月11日)、鹿児島の梅雨入り宣言が出された。
5、6日前に関東地方の梅雨入りが発表されていたから、今年は梅雨入りの逆転現象が起きたことになる。
そのこともだが、沖縄が梅雨明けをしていない状態で、はるか北の関東が早々と梅雨入りというのも珍しいことだ。
例年だと沖縄がゴールデンウィークの明けた頃にまず梅雨入りし、半月ほど遅れて奄美地方が梅雨に入り、さらに半月ほど遅れて南九州が入る。そして九州以北が梅雨入りする6月半ばから下旬には、沖縄が梅雨明けになるというパターンが多い。
今年は6月中旬の現在、何と沖縄、奄美、九州、関東が同時に梅雨になっているわけで、やはりこれも地球温暖化の異常気象の部類に入るのだろうか。
幸い今のところ、どの地方も「線状降水帯」なるものの被害は出ていないのだが、関東地方では大粒の雹が降り、農業などに被害が出ている。
しかしその一方で例年は早まって来ている台風の発生は少ないようだ。4年前だったか、6月に発生した台風が下旬から7月にかけて3つも北海道に上陸して度肝を抜かれたのだが、今年はどうだろうか。
鹿児島地方の梅雨入りは例年より一週間ほどの遅れであった。去年は特別に早い梅雨入りで、沖縄並みの5月上旬だったから、今年は1か月も遅かった計算になる。去年が格別に早かったのだ。
昨日は宣言に見合って一日中雨模様だったが、今日は打って変わって朝の日の出からずっと晴れ間が続いている。紺碧の青空というわけではないが、梅雨入り宣言が出されたあとは、得てしてしばらく晴天が続くことがある。
梅雨の晴れ間という言葉があるが、それに倣えば「梅雨入り直後の晴れ間」、まあ言ってみれば梅雨入り宣言のフライングだ。
コロナ下で各種イベントは中止を余儀なくされているから、このフライングで気象庁に苦情が寄せられることはあるまい。
一週間ほど前に開花し始めた庭の合歓の花が、今日のおまけの陽差しで一斉に咲き揃った。
樹齢16年か17年ほどの山採りの合歓の木。
ガクの近くはほぼ白いが、上に向かってピンクになって行く。優しい色合いで、儚さが漂う花だ。葉は夜になると閉じる(眠る)のでネムの木という名がついた。
おととし、鹿屋では7月の梅雨の末期の豪雨で市の中心部を流れる肝属川沿いに氾濫があり、かなりの地域で浸水被害があった。
市の文化財で下祓川町の肝属川に架かる2連の石橋「大園橋」(明治37年竣工)では橋に流木が引っ掛かり、橋そのものは無事だったが周辺の住宅地に浸水被害を生んだということで、被害に遭った住民たちから橋の撤去を求める声が上がったが、それとこれとは別だろう。
文化財は現地にあってこその文化財だ。100年を超える優美な石橋(俗に言うメガネ橋)はもう市内にはどこにも残っていない。分水路を掘削して余剰水を流すようにすれば問題は解決するはずである。
5、6日前に関東地方の梅雨入りが発表されていたから、今年は梅雨入りの逆転現象が起きたことになる。
そのこともだが、沖縄が梅雨明けをしていない状態で、はるか北の関東が早々と梅雨入りというのも珍しいことだ。
例年だと沖縄がゴールデンウィークの明けた頃にまず梅雨入りし、半月ほど遅れて奄美地方が梅雨に入り、さらに半月ほど遅れて南九州が入る。そして九州以北が梅雨入りする6月半ばから下旬には、沖縄が梅雨明けになるというパターンが多い。
今年は6月中旬の現在、何と沖縄、奄美、九州、関東が同時に梅雨になっているわけで、やはりこれも地球温暖化の異常気象の部類に入るのだろうか。
幸い今のところ、どの地方も「線状降水帯」なるものの被害は出ていないのだが、関東地方では大粒の雹が降り、農業などに被害が出ている。
しかしその一方で例年は早まって来ている台風の発生は少ないようだ。4年前だったか、6月に発生した台風が下旬から7月にかけて3つも北海道に上陸して度肝を抜かれたのだが、今年はどうだろうか。
鹿児島地方の梅雨入りは例年より一週間ほどの遅れであった。去年は特別に早い梅雨入りで、沖縄並みの5月上旬だったから、今年は1か月も遅かった計算になる。去年が格別に早かったのだ。
昨日は宣言に見合って一日中雨模様だったが、今日は打って変わって朝の日の出からずっと晴れ間が続いている。紺碧の青空というわけではないが、梅雨入り宣言が出されたあとは、得てしてしばらく晴天が続くことがある。
梅雨の晴れ間という言葉があるが、それに倣えば「梅雨入り直後の晴れ間」、まあ言ってみれば梅雨入り宣言のフライングだ。
コロナ下で各種イベントは中止を余儀なくされているから、このフライングで気象庁に苦情が寄せられることはあるまい。
一週間ほど前に開花し始めた庭の合歓の花が、今日のおまけの陽差しで一斉に咲き揃った。
樹齢16年か17年ほどの山採りの合歓の木。
ガクの近くはほぼ白いが、上に向かってピンクになって行く。優しい色合いで、儚さが漂う花だ。葉は夜になると閉じる(眠る)のでネムの木という名がついた。
おととし、鹿屋では7月の梅雨の末期の豪雨で市の中心部を流れる肝属川沿いに氾濫があり、かなりの地域で浸水被害があった。
市の文化財で下祓川町の肝属川に架かる2連の石橋「大園橋」(明治37年竣工)では橋に流木が引っ掛かり、橋そのものは無事だったが周辺の住宅地に浸水被害を生んだということで、被害に遭った住民たちから橋の撤去を求める声が上がったが、それとこれとは別だろう。
文化財は現地にあってこその文化財だ。100年を超える優美な石橋(俗に言うメガネ橋)はもう市内にはどこにも残っていない。分水路を掘削して余剰水を流すようにすれば問題は解決するはずである。
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