ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝春の風花〟って?

2022年02月18日 | 俳句

 前日の天気予報では、午後が雪マーク。しかし、雪はチラチラするぐらいで、日が差してきたりと…でも、風は冷たい!これは夜中にきっと雪が積って、朝が大変なのかもと。

 でも昨日の朝起きてみると、うっすらと白くなっているだけ。おまけに朝日もパッと差し始めて…それじゃあラジオ体操へは行かなくっちゃ!と出掛けたんですよ。そうしたら…途中から思いっきり吹雪き出して、寒いのなんのって…でも雪国の人はこんな日々が毎日のようにあるのでしょうね。そう思うと、その大変さがつくづくと偲ばれました。

 ふれあいセンターに着くとやはり人影が少ない…でも、この吹雪の中で体操をしましたよ。出来るだけ雪や風が顔に来ないようにして。こんな時のマスクは助かりますね。体操が済んで家に着く頃にやっと雪は小降りになって…。でも最高気温は3度、最低気温が零下3度なんですって。こりゃあ、大変!ホースや水道管などが凍結して破裂しないように気をつけなくては。こちらでは滅多に零下になりませんので、そういう時の心構えが出来ていないんです。

 昨日は免許の更新で警察署へ行きました。すると目の検査で…あの環の空いているところが見えない!乱視が酷くなってるようで、環が重なって見えるから空いているところが分らないんです。これで合格しないと…免許がでませんよと言われて…。やっぱりPCで目を酷使しているからなんでしょうかね。

 眼鏡を掛けると一層見えなくなってしまうし…困っていると、警察の人が〝しばらく間を置きましょうか〟と言われ、10分後にもう一度検査をすると…合格でした。ヨカッタ!これでまた3年間は無事に運転できます…が、いつまで更新するつもり?自分でもいつかは…と考えていますが、今は車が無いと身動きが取れません。もうしばらくはこのままと思っています。

 さて、今回は何について書きましょうか。そうそう、こちら昨日の朝の雪はとても乾いた軽いもので、おまけに日差しの中でチラチラ舞っていましたから花びらのよう…まさに〝風花(かざはな)〟でしたね。それを撮りたかったのに、私の腕ではムリ…ほら、一部の空はこんなに晴れて真っ青だったんですが、片や重い雪雲にしっかり覆われて。この寒さはいつまで続くのかしら。

 ところで、この〝風花〟は冬の季語なんですよ。そうすると昨日のは差し詰め〝春の風花〟ということになりましょうか…

  遍路笠かぶりし目路にまた風花  橋本多佳子  

  豊後野や風花に種蒔き飛ばす   殿村菟絲子

  白魚の風花ながら汲まれけり   鍵和田秞子

 この三人の女性の句、みんな〝春の風花〟です。多佳子の句は〝遍路笠〟、次は〝種蒔き〟、最後のは〝白魚〟と、メインに春の季語が用いられていますもの。他にも調べてみるといろいろありました。確かに〝春の雪〟が季語にあるのですから、それに日が差せば〝風花〟もあって当然ですね。

 このように美しい言葉は大いに使って、永久に日本人のこころに残していきたいものですね。私は…本当の〝桜〟と〝風花〟が共演するところが見てみたい!そうしたら…絶対詠むからね!待ってて…なんて…アハッ


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2 コメント

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こんばんは (ミルク)
2022-02-18 22:24:52
うわ~@@
最低気温マイナス3度・最高気温3度ですか@@
こちらと変わりませんよ。それは、寒かったことでしょうね。
雪もしっかり積もって。今年は気温が低いので
サッパリ、雪が融けないんですよ。
20日~21日にかけて爆弾低気圧で、すごく荒れるんですって><
隣まで春は来ているんでしょうがね…

雪国は風花って、あまり感じたこと無いです(^^;
降り始めると、すぐ積もりますから。彼岸の頃ふわふわ~と、積もらない雪が降るけれど、
それが、風花と言えるのかなぁ。実感ないです。風流でないネ。
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Unknown (ちわき)
2022-02-20 09:30:05
ミルクさん、お早うございます。
コメント頂いておきながら…お返事遅くなってゴメンナサイ!
ちょっと暇なしで…挙げ句の果てにオリンピックのカーリングに現をぬかしていまして…。
さあ、今日の決勝…もうすぐ始まります。見だすと目が離せず長くかかりますので、他のことが何も出来ないんですよ。(*^▽^*)
それにしても今日明日にかけての、東北や北海道の日本海側の大吹雪。警報が出ていましたが、大丈夫ですか?
こちらはまだ寒いぐらいですので、雪とか言われると…却って憧れ的なものを感じたりしますが…。雪国の人にはとんでもないことですよね。
だから〝風花〟などと言われてもピンとこないんですね。
ただ軽い雪が舞うぐらいでは花びらには見えてこないでしょうから。
空が青くなくては…即ち日の差す青空に雪が舞わなくてはね。
でも、こちらにはない風流なことはたくさんあるでしょうから…それを教えてね!
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