神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

春がきた

2012年03月08日 21時02分40秒 | 日記

 ここ数日、やっと春の気配が感じられます。松江へ出かける用事があり、カメラ一式をアルミケースに入れて出発です。先月、砂が侵入してズームリングがジャリジャリになった18-35mmも無事に帰って来ました。修理費用は1万5千円弱。当初の見積もりよりも安くなり、ひと安心。結局ズームリングの交換となりました。

 ズームリングの感触は、中古で購入した当初は軽くてクルクル感がありましたが、修理上がりは少し粘りのある感触になりました。グリスを塗られたのでしょうか。以前よりも回転が重くなって使いやすくなりました。今日はその試写も兼ねています。

 宍道湖北岸、地元では湖北線と呼ばれていますが、今日は所用で平田に立ち寄りますので、湖北線で宍道湖を右に眺めつつ松江に向かいます。

 その道端からの眺め。空一面が薄い雲に覆われ、太陽が微かに見えます。風が穏やか。冬に比較して空気の角が取れました。遠くの中国山地の山々は霞んでいます。

Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D IF-ED

 松江に向かう途中、「松江イングリッシュガーデン」に立ち寄ります。この時期はスイセンが咲いているはず。レンズをマクロに取り替えていざ園内へ。そういえばマクロレンズを使うのも昨年の末以来。
 イングリシュガーデンの宍道湖岸からの松江方向も霞んでいます。光の色は黄砂ではない模様。


 園内に咲いている花はスイセンです。




 地面に目をやるとクロッカスが咲いています。




 ファインダーの中に色彩が戻りました。花芯にピントを合わせます。

 トリミングして拡大してみました。ちょっと艶かしい気分。
 
 これだけ冬の名残り。

Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
 背景の葉が2線ボケでガックリ。撮影時には気が付かなかった。パソコンで確認して何だこりゃ。

 春は風が強くブレるので花の撮影に難渋します。とりわけ4月のチューリップの時期は風が強いです。斐川町のチューリップまつりではなかなか良いカットが撮れません。

 今日は幸いに風がなく、直射日光が無い曇天でしたのでフラットな光が得られて、マクロ撮影には絶好の条件でした。頭上に木々の葉は無く、地面に光が存分に当たります。残念ながら修理上がりのズームの本格的復帰はお預けです。