志津見ダムの堤内見学に引き続き、水力発電所の見学です。発電所は志津見ダムの真下にあります。ダムは国土交通省の管轄ですが、発電所は島根県の企業局の所有です。すなわち、ここで作られた電気は島根県の収入になります。
ダムから下流側に車で移動して、川沿い遡り発電所へ。通常は立入禁止のエリアです。入り口はここ。発電所は地下にあります。県職員の説明を聞いてからヘルメットを着用して、いざ内部へ。
地下1階、制御機器の部屋。平常時は無人で、安来市の事務所から遠隔制御されます。
さらにその下、地下2階が発電機のある部屋です。機械からの音がうるさいです。説明は係員から一対一で聞きます。
この導管がダムにつながっています。水がものすごい勢いで流れているとのことでしたが、触っても水の流れは感じません。冷たくもありません。
水車の制御装置。
水車の裏側と軸受け。水車を回した水は軸の両側から排水されます。軸受けは毎分600回転で回っています。軸受け部分は触ると、摩擦熱でほんのり暖かいです。
水の力を得た回転は発電機へ。最大出力 1,700kW の発電機が回っています。これも触るとほんのり暖かいです。
水車と発電機の全体像です。
Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
楽しい休日でした。