神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

雲南市の須我神社

2015年12月31日 09時46分57秒 | 日記

 雲南市大東町の須我神社です。自宅にいても掃除の手伝いをさせられそうなので気晴らしと称してちょっとドライブ。

 場所的には、かなり大雑把ですが、奥出雲町横田の稲田神社と松江市の八重垣神社の中間点。





 斐伊川上流の奥出雲で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した須佐之男命(スサノオノミコト)は、稲田姫(イナタヒメ)と共にこの地に到着しました。









 美しい雲の立ち昇るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌い、日本で始めての宮殿を作りました。これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮だそうです。

 前記の和歌は日本で一番古い歌であり、この地が「和歌発祥の地」の由縁でもあり、また、この歌の中の「出雲」が出雲の国名の起元です。須我神社の須我とは清々しい雰囲気に由来するのだそうです。









 祀られているのは、・・・・・
須佐之男命(スサノオノミコト) 
稲田比売命(イナタヒメノミコト)
二人の神様の間に生まれた清之湯山主三名狭漏彦八島野命(スガノユヤマヌシミナサロヒコヤシマノミコト)


 目一杯感度を上げて、神様の居場所を覗き見。




Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 お正月準備が整いつつあります。

 明日、元日は穏やかなお正月になりそうです。

 では、良いお年を。