パソコン内部です。
HDD(ハードディスクドライブ)が5台装着されていました。
Cドライブ Windows7システム・アプリケーションソフト
Dドライブ データファイル
Eドライブ 動画ファイル
Fドライブ 重要書類のバックアップ
Gドライブ デジカメ画像
Windows7導入当初は、パソコンを電源を入れて立ち上げた時すぐに立ち上がりました。WindowsXPに比較すれば素速い立ち上がりでした。ところが、様々なアプリケーションをインストールし、セキュリティパッチがあてがわれると、しだいに遅くなってきました。
最近では電源を入れて使えるようになるまで2分くらいかかります。これを解決するには、Windows7のクリーンインストールが良いのですが、現状復帰には膨大な時間(手間)がかかります。
今流行のWindows10に無料でバージョンアップするのも一策ですが、現在使用中のプリンターやスキャナーが古すぎて対応していません。買い換えるのももったいない。
そこで、近年廉価になったSSD(ソリッドステートドライブ)の導入を試みました。
選択したのはクルーシャルの240GBのSSDです。価格COMの評価では人気商品です。
Cドライブの中身をSSDにごっそり複製します。クローニングといいます。SSDには専用のソフト(acronis true image 2015)をダウンロードできます。アクチベーションキーが同封されています。
方法としては、
1.acronis true image 2015をインストール。
2.パソコンの電源を切って、新品SSDを空いているSATAポートに接続。
3.パソコンを起動。SSDが認識されていること確認して、acronis true image 2015を立ち上げます。
4.クローンの作成メニューを選択、あとは指示に従ってクリック。
5.自動的にパソコンが再起動し、クローニングが始まります。
6.約30分でクローニング終了。パソコンの電源が自動的に切れます。
7.旧CドライブHDDを外して、その部分(SATAポート)に新SSDを接続します。
8.パソコンの電源を入れ立ち上げます。
以上でSSDからWindows7が起動できます。ドキドキの一瞬です。
約30秒でWindows7が使えるようになりました。起動時間は4分の1に短縮です。アプリケーションの立ち上げもキビキビしています。Photoshopも瞬時に立ち上がります。
旧CドライブのHDDは取り外して、緊急用バックアップとして保管しておきます。
注意点は、SSDはSATAポートのうちSATAⅢポート(6Gb/s)に接続します。ここでないとSSDの速さが発揮できません。私のパソコンではCドライブとDドライブがSATAⅢポートに接続されています。また、旧Cドライブ(HDD)と新Cドライブ(SSD)を双方とも接続して起動すると、どちらかのドライブのMaster Boot Recordが消去されて、トラブルの原因になるようです。
快速快適環境に慣れるとHDDには戻れません。