花撮り用のレンズの座をマクロレンズから奪い取ってしまった感のあるフォクトレンダーですが、今度は牡丹の花で撮影です。牡丹の花は大きいので、100mmマクロよりもフォクトレンダー58mmの焦点距離は使い易いです。
絞りを色々と変えて撮影しました。牡丹の花の展示場は屋外ですが、直射日光を遮るための遮光の幕が頭上に張られており、いい感じでフラットな光が当たっています。
f/1.4です。合焦点でもソフトフォーカスレンズのような霞がかかったような柔らかな描写が、牡丹の花の優麗さとあいまって、いい感じの色っぽさを表現しています。趣味性が強い絵です。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
f/2です。開放よりもすっきり感が出てきました。花びらの縁に柔らかなアウトフォーカスが見られます。シャープな中にもレンズの良い癖が残っており、花撮りではこの位がいいかも。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
f/2.8です。レンズの癖が消えてきました。色の発現が強くなりました。忠実な画像です。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
f/4です。スッキリとした透明感です。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
f/5.6です。全体的にキリリとした描写で、冷たくもあります。
Nikon Df + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
一昨年は24-85mmズームと100mmマクロを使っていました。その時のブログはここ。いま見返してみると、ひたすら忠実感を追いかけていたような絵です。