神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

FujiFilm_X-Pro2のテスト

2018年09月12日 13時15分59秒 | 日記

 フジフィルムの「X-Pro2」ですが、お天気回復しましたので外に持ち出してテストです。撮影場所は近所の蕎麦の花畑です。

 まずはレンズ、FUJINON XF23mmF2 R WRの簡易評価。RAW画像の中心部を等倍で切り出して、一段絞りごとに並べてみました。RAW画像をフォトショップで現像しています。


 フジフィルムから提供されている「RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX」も使ってみましたが、うまく使いこなせません。フォトショップが慣れているので、今後はフォトショップと使います。

 f/2はシャッタースピードの限界で白飛び気味です。ソフトフォーカス気味です。並べてみると露光量にムラがあります。f/16は絞りの回析効果で解像度の低下が見られますが実用的には問題なさそう。


 絞り開放時の周辺光量の低下はごくわずか。

FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR

 次に35mm対決。”FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR”と”Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 35mm F2”です。上の写真と同じ撮影場所。雲の関係でNikonのときは薄曇りになりました。絞りはいずれもf/8です。明度、彩度はフォトショップで修正しています。シャープニングは施していません


 画素数とレンズの新旧の違いが出ていますが、蕎麦の花の写り具合、電線の見え方からすると、優劣はつけ難いですが、新しいレンズのX-Pro2が解像度の高い仕上がりです。

 神名火山です。手前の田んぼはいつのまにか稲刈りが終わっています。


 等倍で切り出してみました。

FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF23mmF2 R WR

 切れ味のいいレンズです。色彩は濃厚に再現されています。露出をプラス方向に補正して彩度を下げるよう現像すれば自然な感じに仕上がります。色味の感じは個人的感想です。レンジファインダーの使い勝手は慣れが必要です。