連日の猛暑日。出雲市の神戸川が出雲平野に開けるあたり、馬木に勝定寺というお寺があります。
涼を求めて睡蓮を撮影に出かけました。本堂の脇から後ろに入ります。入園料が50円。池の一面が満開の睡蓮であふれています。ここの睡蓮は淡い黄色です。
このお寺は東向きの山の斜面にありますが、池のあたりは朝のうちは日陰です。でも池の一部には直射日光が。影と日向のコントラストが撮影条件を難しくします。
日が当たる部分は葉の光沢が花の存在を邪魔します。
Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
できるだけ低いアングルから、木々の間を差し込む陽の光に照らされた睡蓮と暗いバックを狙って花びらを浮き立たせてみました。
蓮と同じく睡蓮の花が開いている時間は午前中。ファインダーを覗いていると汗が首筋を流れ落ちます。レンズをマクロに変えて池の淵ギリギリに立ち花の中を覗きこみます。雄しべでしょうか仏様の包み込むような優しい指先を思わせます。
Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
もうすぐお盆です。