神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

古代出雲歴史博物館は無料です。

2016年01月02日 06時00分00秒 | 日記

 元日に出雲大社へ行ったら、隣の「古代出雲歴史博物館」は三が日無料開放とのこと。これは行くしかないでしょう。「無料」という言葉に弱いんですよね。

 入り口ホールには出雲大社の本殿前から出土した宇豆柱が展示されています。

 ガラスケースの反射で見難い画像です。

 年輪が高山の等高線みたいで、仙人が住む山奥のジオラマと見紛うばかりです。



 ガラスケースにレンズを当てて撮影しました。ガラスに指紋が付くと、展示係の職員さんがサッと拭き取ります。ガラスはあまりに綺麗なので、時々、不注意でぶつけて鼻の脂が付くようです。

 これがその図面。図面どおりの場所から柱が出土したのです。


 以前は伝承でしかなかったのですが、巨大高層本殿が現実に存在した証明になりました。


 本殿屋根の千木と鰹木の実物が展示されています。近くで見ると大きさに圧倒されます。


 次に斐川町の荒神谷遺跡から出土した銅剣と銅鉾です。数に圧倒されます。国宝です。




 これを収蔵するために荒神谷博物館が建設されましたが、肝心の宝物は荒神谷博物館にはありません。「仏を作って魂入れず」。空っぽの収蔵庫があるのみ。一部が里帰り展示されています。


 ここにあるから観光客には喜ばれますが、・・・・・。


 加茂岩倉遺跡の銅鐸も陳列されています。これも国宝。




 細かな模様が芸術的です。



Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 館内はストロボを使用しなければ撮影可能です。白熱電球、またはLEDの照明です。色温度の補正をしていますが、実物の色とはちょっと違うかも。


天気は穏やか、出雲大社は人の波

2016年01月01日 18時36分46秒 | 日記

 あけましておめでとうございます。

 新年最初のお出かけは出雲大社です。昨年は雪でしたが、今年はいいお天気です。


 神前通りは渋滞。この車列は最大、浜山公園あたりまで続いていたようです。でも、私は裏道でスイスイ。


 参道も人の波です。




 拝殿には大行列。


 お正月期間中は本殿にちょっと近づけます。八橋門から入場。ここは撮影禁止なので写真はありません。拝礼してお神酒をいただきます。

Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 素焼きの杯は持って帰れます。仕事デスクの脇に何枚か貯まっています。

Nikon D700 + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 神楽殿となりの雪吊りは準備万端。でも、雪はありません。


 吉兆さんの番内が体験できます。これが正式な格好かはわかりませんが、お正月気分を演出してくれます。







Nikon Df + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

 今年も「神名火だより」をよろしくお願いします。