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陰陽應象大論篇 第五 第五節

2010-04-02 09:24:31 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第五節

原文

味傷形、氣傷精。精化爲氣、氣傷於味。陰味出下竅、陽氣出上竅。味厚者爲陰、薄爲陰之陽。氣厚者爲陽、薄爲陽之陰。味厚則泄、薄則通。氣薄則發泄、厚則發熱。壯火之氣衰、少火之氣壯。壯火食氣、氣食少火。壯火散氣、少火生氣。

訓読

味は形を傷(やぶ)り、氣は精を傷る。精化して氣となり、氣は味に傷らる。陰味は下竅に出で、陽氣は上竅に出づ。

味厚きものは陰となり、薄きものは陰の陽となる。氣厚きものは陽となり、薄きものは陽の陰となる。

味厚ければ則ち泄し、薄ければ則ち通ず。

氣薄ければ則ち發泄し、厚ければ則ち發熱す。

壯火の氣は衰え、少火の氣は壯なり。

壯火は氣を食(は)み、氣は少火を食む。

壯火は氣を散じ、少火は氣を生ず。

 

東洋学術出版社 黄帝内経素問 陰陽応象大論篇 第五

陰味出下竅、陽気出上竅。味厚者為陰、薄為陰之陽。気厚者為陽、薄為陽之陰。味厚則泄、薄則通。気薄則発泄、厚則発熱。壮火之気衰、少火之気壮。壮火食気、気食少火、壮火散気、少火生気。(気味辛甘発散為陽、酸苦涌泄為陰。)(以上が一節)

 

陰味は下竅に出で、陽気は上竅に出づ。

味厚き者を陰となし、薄きを陰の陽となす。

気厚き者を陽となし、薄きを陽の陰となす。

味厚ければ則ち泄し、薄ければ則ち通ず。

気薄ければ泄を発し、厚ければ則ち熱を発す。

壮火の気は衰え、少火の気は壮んなり。

壮火は気を食(く)らい、気は少火に食らい、壮火は気を散じ、少火は気を生ず。

気味の辛甘は発散して陽となり、酸苦は涌泄して陰となる。

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