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陰陽應象大論篇 第五 第七節 訳

2010-04-15 09:28:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第七節 訳

 天に四時五行あり。以て生長収藏し、以て寒暑燥濕風を生ず。
人に五藏あり。五氣を化して、以て喜怒悲憂恐を生ず。
故に喜怒は氣を傷り、寒暑は形を傷る。
暴怒は陰を傷り。暴喜は陽を傷る。
厥氣上行して脈に滿つるときは形を去る。
喜怒節せず、寒暑度に過ぐれば、生乃ち固からず。
故に陰を重ぬれば必ず陽となり、陽を重ぬれば必ず陰となる。
故に曰く。冬寒に傷るれば、春必ず温を病む。
春風に傷るれば、夏飧泄を生ず。
夏暑に傷るれば、秋必ず痎瘧す。
秋濕に傷るれば、冬欬嗽を生ず。

 

 大自然には、春・夏・秋・冬の四季があり、春は生じ、夏は長じ、秋は収穫、冬に蔵する。又以前述べた(五行の配当参照)木・火・土・金・水という五行があり、冬は水で寒く、夏は火で暑く、秋は金で燥き、長夏は土で湿り、春は木で風となります。
 人間にも、同様に肝・心・脾・肺・腎の五臓があり、寒・暑・燥・湿・風の五気は五臓の働きにより変化し、喜・怒・悲・憂・恐という五気(五つの感情)として発現します。この感情の変化が過度になると、五臓つまり肝心脾肺腎の気のバランスが崩れ、人体にダメージを与えるようになります。
 五気、喜・怒・悲・憂・恐の五つの感情は、五臓、肝心脾肺腎の気の変化により生ずるものであるので、その異常な昂進は気を傷ることになり、寒暑、寒・暑・燥・湿・風の五気は春・夏・秋・冬の四季に於ける気候の変化であり、直接身体に影響を及ぼし、その影響は体を傷る外因となるのです。
 激しく怒ると、気の発散を妨げ、上昇する気と下行する血が拮抗し、顔全体が赤くなり陰が傷られる状態になります。
 激しく喜ぶと、気は(陽であるので上昇するものであるが)緩み上昇できず、気つまり陽が傷られる。
 厥気、気がとどこおってつまる状態が下降せず上り、脈中に充満すると、神気は肉体から抜け去ったようになり、意識が薄れ倒れたり、昏暈(めまいがする)という症状になります。
 喜怒、喜んだり、怒ったり、悲しんだりしたり、寒暑、寒さ暑さなど四季の気候が不順(平成224月中旬の異常気象のように)になると、人の命にも大きな影響を及ぼし、固い、つまり守りがしっかりして不動でいられなくなります。
 六節で述べたように、どのような場合でもその状態が極まるとき次に逆の現象に向かうようになり、陰を重ねれば陽となり、陽を重ねれば陰となります。それ故に、冬に寒さに傷られれば、春になって温病(さむけのない急性熱病)を病みます、春に風に傷られれば、夏になると消化不良の下痢を起こします。
 夏に暑さに傷られると、秋になって必ず痎瘧を病み、秋に湿度に傷られると、冬になり欬嗽(平成224月、今年は例年の1.5倍の咳・喘息の患者が発症しているとのこと、昨夏から秋の水分の取りすぎが起こしたものかもしれません)を生ずるものであります。

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分包品1包1g入り60包3,500 円

 

1包60円