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陰陽別論篇 第七 第九節 語句の意味

2010-08-27 09:49:37 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 2 陰陽別論篇 第七

 

第九節

 結陽者腫四支。結陰者便血一升。再結二升。三結三升。陰陽結斜、多陰少陽曰石水、少腹腫。二陽結謂之消。三陽結謂之隔。三陰結謂之水。一陰一陽結謂之喉痹()。

 

語句の意味

結陽=病理・病症で、四肢の陽気が凝結して通じなくなり、水液が停滞し浮腫を生じる。

 

結陰=病理・病症で、邪気が陰経に結すること。新・東洋医学辞書

 

結陰=病名。邪気が陰経に結することをさす。肝は厥陰に属し蔵血を主り、脾は太陰に属し統血を主る。邪が陰経に結すると、陽気が統摂運行することが出来なくなり、ながい間に陰絡を傷って血が内から溢れる。そのため結陰は便血をあらわす。

 

升=薬用量の単位。漢時代の制度では一升は今の一合一勺強。

 

一升・二升・三升=一升二升三升とは、病気の逐次悪化進展に伴い、便血も増加することを示すもので、これ等の数字にとらわれることは適当でない。鍼灸医学大系

 

結=再び結することで、結陰が再発する。

 

三結=三たび結すること。

 

陰陽結斜=陰經と陽經とが喰いちがいを起し、そのために結ばれてしまった状態となることを意味するもので、喰いちがいを起させた原因を考うれば、それは邪というべきであろう。鍼灸医学大系

 

石水=病名・①水腫病の一種、少腹(下腹部)が腫大して石のように堅くなり、脇下が腫痛し、腹満(腹がはって膨満する病証で、虚証では下痢、実証では便秘)して(呼吸が急促なこと)せず、脈沈などの症状を呈するもの。水腫・≪金匱要略水気病第十四第一条≫

 

少腹=下腹部

 

消=病証名。食物をよく消化する病のこと。陽明の熱が盛んで陰を傷り、穀を消化し飢えて、津液を肌肉に栄養しない証。中消に類似している。≪素問陰陽別論≫「二陽結すとは、これを消という。」

 

中消=消渇病の一種、三消の一つでよく食べるがかえって痩せ、胃消、消中、脾消ともいう。

 

消渇=多飲多食するが痩せて尿が多く糖が出るなどの症状を特徴とする病証、または多飲多尿を主症とする疾病。

 

三消=上消・中消・下消の総称、消渇病の三種の分型。

 

隔=八月十日、第五節参照

 

喉痹()=一般に咽喉が腫痛する諸病の総称、喉閉ともいう。

 

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書

 

 

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