おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
喜寿記念 渡辺武先生 著作集 P816
良薬は口に苦し 2-2
苦味を中心とした東洋医学のペンタゴンの座標
漢方と薬膳はその調剤・調理の原則をペンタゴン(五行)の座標と規定している。
ここで苦味を中心にして、五味・五性の図を示し、簡単に解説しておく。
ペンタゴンの座標は人体を小宇宙としてとらえ、酸、苦、甘、辛、鹹の五味は、
方角では東・南・中央・西・北、
四季では春・夏・土用・秋・冬、
人体では肝胆・心・小腸・脾胃・肺大腸・腎膀胱の五臓五腑を示し、
この五臓五腑の窓を眼・舌・口・鼻・耳の感覚器に当て、左回りを順とし、右回りを逆とする。
交通信号は赤・青・黄の三色だが人体の臓腑の信号は青・赤・黄・白・黒のそれぞれ五色である。
眼が充血して赤くなったら、苦味で寒性の食物や薬物を用いて、熱をさますことを指示している。
苦味のものは心臓循環器には補の作用があり、
ただ一つ孫に当る肺大腸には冷性に働き、冷えや下痢の逆作用があるから、それを予防するため、苦味を食する時は必ず辛温の香辛料であるショウガ・コショウ・辛子などを併用する調理の秘訣が示されている。以上
脳梗塞時に処方した苦味で寒性の漢方薬
黄連解毒湯:黄芩(おうごん・苦寒)・黄連(おうれん・苦寒)・黄柏(おうばく・苦寒)・山梔子(さんしし・苦寒)
苦味の生薬
釣藤鈎(釣藤散に含まれる・ちょうとうこう・苦微寒)、柴胡(冠脉通塞丸に含まれる・さいこ・苦平)、大黄(柴胡加龍骨牡蛎湯に含まれる・だいおう・苦寒)その他
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