漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

良薬は口に苦し 2-2

2011-05-19 09:28:38 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

喜寿記念 渡辺武先生 著作集 P816

 

良薬は口に苦し 22

 

苦味を中心とした東洋医学のペンタゴンの座標

 

 漢方と薬膳はその調剤・調理の原則をペンタゴン(五行)の座標と規定している。

 

 

ここで苦味を中心にして、五味・五性の図を示し、簡単に解説しておく。

 

ペンタゴンの座標は人体を小宇宙としてとらえ、酸、苦、甘、辛、鹹の五味は、

方角では東・南・中央・西・北、

四季では春・夏・土用・秋・冬、

人体では肝胆・心・小腸・脾胃・肺大腸・腎膀胱の五臓五腑を示し、

この五臓五腑の窓を眼・舌・口・鼻・耳の感覚器に当て、左回りを順とし、右回りを逆とする。

 

 交通信号は赤・青・黄の三色だが人体の臓腑の信号は青・赤・黄・白・黒のそれぞれ五色である。

 

 眼が充血して赤くなったら、苦味で寒性の食物や薬物を用いて、熱をさますことを指示している。

苦味のものは心臓循環器には補の作用があり、

肝胆や眼には助けとなる、

腎には益、

脾胃には生と有効に働くが、

ただ一つ孫に当る肺大腸には冷性に働き、冷えや下痢の逆作用があるから、それを予防するため、苦味を食する時は必ず辛温の香辛料であるショウガ・コショウ・辛子などを併用する調理の秘訣が示されている。以上

 

脳梗塞時に処方した苦味で寒性の漢方薬

黄連解毒湯:黄芩(おうごん・苦寒)・黄連(おうれん・苦寒)・黄柏(おうばく・苦寒)・山梔子(さんしし・苦寒)

苦味の生薬

釣藤鈎(釣藤散に含まれる・ちょうとうこう・苦微寒)、柴胡(冠脉通塞丸に含まれる・さいこ・苦平)、大黄(柴胡加龍骨牡蛎湯に含まれる・だいおう・苦寒)その他

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750