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黄帝内経素問 擧痛論篇 第三十九 第四節 語句の意味 2-5

2014-06-25 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 擧痛論篇 第三十九

第四節 飧泄を飱泄に訂正

 帝曰。善。余知百病生於氣也。怒則氣上。喜則氣緩。悲則氣消。恐則氣下。寒則氣収。則氣泄。驚則氣亂。勞則氣耗。思則氣結。九氣不同。何病之生。

 岐伯曰。怒則氣逆。甚則嘔血及飱泄。故氣上矣。喜則氣和、志達、榮衞通利。故氣緩矣。悲則心系急、肺布葉擧而上焦不通、榮衞不散、熱気在中。故氣消矣。恐則精卻。卻則上焦閉。閉則氣還。還則下焦脹。故氣不行矣。寒則腠理閉氣不行。故氣収矣。則腠理開、榮衞通、汗大泄。故氣泄矣。驚則心無所倚、神無所歸、慮無所定。故氣亂矣。勞則喘息、汗出、外内皆越。故氣耗矣。思則心有所存。神有所歸。正氣留而不行。故氣結矣。

 

語句の意味 2-5

 

驚=すぐに物事に驚くこと。新・東洋医学辞書13

驚=きょう。

①ものごとにおどろき、心が動揺すること。

心神が穏やかでなくなり、脈が結代したり、大きくなったり、一時止まったりする。これはもともと、心気が虚していたり、心胆がともに怯えやすかったり、あるいは肝虚・胃熱などにより、物ごとにおどろき易くなっている。

五志の一つで、水に配当される。

②ものごとにおどろく。

精神障害の一種で、特に驚愕、あるいは全身の痙攣をおこし、意識不明になる場合。

痙攣を発する病の総称。脳性の痙攣をいう。

<素問至真要大論>「少陽の勝は熱胃に客して・・・善く驚き膽妄し・・・。」

<素問陽明脈解篇>「足の陽明の脈病めば、人と火とを悪み、木音を聞けば則ち愓然として驚く。鐘鼓には動を為さず。・・・陽明は胃の脈なり。胃は土なり。故に木音を聞きて驚くは土、木を悪むなり。」

<素問四時刺逆従論>「陽明・・・濇なれば則ち、積を病み、時に善く驚く。」

<素問奇病論>「腎風にして食すること能わず。善く驚し、驚已りて心気痿する者は死す。」

<素問評熱病論>「諸諸の水病は故に臥することを得ず。臥すするときは則ち驚す。驚するときは則ち欬甚だしきなり。」

<素問大奇論>「肝の壅は両胠満し臥するときは則ち驚し、小便するを得ず。」

<素問診要経終論>「春に秋の分を刺せば筋攣し、逆気還りて咳嗽を為す。病癒えず、人をして時に驚し、・・・。」

<素問挙痛論>「驚するときは則ち心倚る所無く、神帰る所なく。慮定まる所なし。故に気乱るるなり。」

<素問痹論>「肝痹は夜臥するときは則ち驚し・・・。」

 

労=ろう。

①病名。虚労の簡称。<金匱血痹虚労病>「それ男子平人、脈大を労となし、極虚も又労となす。」

②病をおこす原因の一つ。過度の疲労をさす。<素問挙痛論>「労すれば気耗す」

労則気耗=ろうすればきもうす。気耗とは精気が損耗すること。

過度の疲労や喘息、出汗過多などは皆精気の損耗を発生し、倦怠無力や精神力の減退などの症状をあらわす。

<素問挙痛論>「労すれば気耗す、・・・労すれば喘息汗出、外内皆越す、故に気耗す。」

 

氣耗=きもう。中気が損耗されること。

<素問挙痛論>「労すれば喘息し汗出づ、外内皆越す、故に気耗する也。」

中気=中焦(脾胃)の気、あるいは脾胃の気化作用。脳卒中を指すこともある。新・東洋医学辞書13

中気=ちゅうき。

①中焦の脾胃の気と、脾胃などの臓腑の飲食物に対する消化運輸、昇清降濁などの生理機能をさす。

②脾気をさす。脾気は昇を主り、脾虚下陷すれば、脱肛、子宮脱垂などの病証をあらわす。治療は、中気を補益する方法を用いて治療し、脾を補い、下陷の脾気を昇提する。

③運気学説の言葉。中見の気のこと。

<素問至真要大論>「是故に百病の起は、本より生ずる者あり、標より生ずる者あり、中気より生ずる者あり。」

<類経>「中気は中見の気なり。少陽厥陰は互いに中気を為し、陽明太陰は互いに中気を為し、太陽少陰は互いに中気を為し、以て其れ相い表裏を為すがごとし、故に其の気互いに通ずるなり。」

④病証名。気中(きちゅう)に同じ。

 

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書13

 

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