昌栄薬品の宮原 規美雄です
「海の精」季刊誌 うみのせい 2015 春 海の精クラブ の
減塩ではなく適塩に! 1 を掲載します。
「塩と健康」についての連載の続きです。後半は「適塩」について考えてみます。
いまだに世の中では「減塩」が強く叫ばれており、まるで「塩」は体に害を与える悪者のようになっていますが、本当にそうでしょうか?
今回は塩の主成分であるナトリウムを中心に、その働きについて考えてみます。
「塩の働き」1-4
体液の塩分濃度を調節します!
ヒトの体液は、約0.85%の塩分濃度に保たれています。
点滴に使う生理食塩水はこれと同じ濃度で、おいしく感じて吸収されやすい汁物も同じくらいの濃度なのです。
体液の塩分濃度は、ナトリウムとカリウム、カルシウムとマグネシウムなどのミネラル(無機元素)のイオンによって調節されています。
体液の塩分濃度が低くなると、骨に存在するナトリウムなどが放出され、逆に、体液の塩分濃度が高くなると、ナトリウムなどは骨に吸収されます。
つまり、塩分が不足すると骨のミネラルが溶け出るわけで、そうすれば当然に骨は弱くなります。
ですから行き過ぎた減塩は、骨粗鬆症の原因にもなるわけです。
体液の塩分と水分は、通常は飲食と排尿で調節されています。
夏場、熱中症にならないように水分だけを補給すると、塩分濃度が薄まるうえに、発汗による脱塩も重なって、生命保持に必要な塩分濃度を保てなくなります。そのために水分を吸収できなくなって、かえって脱水症状を起こすわけです。
熱中症予防には、塩分補給が必須なのです。 つづく
熱中症予防の水分補給に加えて飲む
海の精 『いのちのもと』 カルマグ1000
参考文献
村上譲顕著『日本人には塩が足りない』(東洋経済新報社)
日本人には塩が足りない 減塩で体調不良を起こしている人もいる
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