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気管支喘息-7 ・・・虚証の弁証論治(虚喘)・・・喘息の虚症

2015-02-11 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

気管支喘息-7・・・虚証の弁証論治(虚喘)・・・

喘息の虚症(虚喘)の弁証論治です。

 

脾虚(ひきょ・脾が弱く太れない又はエネルギーの吸収が悪い)タイプ

 飲食の不適切や過労・慢性病などで脾の吸収する力が不足すると、消化吸収が出来ず痰を生じ、痰が肺に侵入すると、息切れを伴う虚証の喘息が現れます。

 脾虚は肺の働きを回復しにくくなる(エネルギーを送れない)ので、虚症の喘息に対しては、脾と肺の気を同時に弱っている所を補い益すことをすべきです。

〔症状〕呼吸促迫・息切れ・動くと悪化・疲れやすい・声に力がない・呼吸が浅い・音の低い力のない呼吸をする・喉に鼾のような音がする・咳の音は低弱・希薄な痰・食欲不振・自汗(汗が自然に出る)・痰は少ないが粘い・口乾(喉はかわくがそれほど飲みたくはない)など

〔方剤〕クラシエ薬品療方健脾(りょうほうけんぴ)

 

腎虚タイプ

 肺など他臓に原因がある場合も、長期化して腎に影響すると、呼吸の吸気が失調して、吸い込まれた気を納めることができなくなるため喘息を起こします。

腎による人体の熱の源泉を腎陽といいます、腎陽が不足すると水液を気化できず、水分が肺に影響して喘息を起こします。

〔症状〕呼吸促迫・動くと悪化・呼気が多く吸気が少ない・身体は痩せてやつれる・浮腫・自汗・手足が冷える・顔色が青いなど

〔方剤〕玄武温陽

 

喘息の養生法

①外出時には保温に心掛ける(スカーフ、マスクなどを使う)

②タバコの煙、ほこり、肺気ガスなどを避ける

③生もの・冷たい物・脂っこいもの・自動販売機にある飲み物すべての摂り過ぎに注意しましょう

④ストレスや疲れをためない

⑤腎虚タイプは10時前(7時以降に飲食しない)には寝ましょう

冬は早く寝て、遅く起き、汗をかくようなことをしてはならない

季節に係わらず、午後11時~午前2時頃の時間帯に熟睡できるように、この時間帯に腎に精が蓄えられます。

精とは人間の生命エネルギーを言います。

腎虚タイプの方は少し運動をして動くと悪化するギリギリまで行い、少しずつ運動量を増やし耐えるようにすると良いでしょう、但し指導者の下で行ってください。

いつまでも保護していると治りにくくなります。

以前、産廃の影響で喘息になったと来られたお客様、水毒を取り除く作用のある処方と、鎮咳作用のある処方で治ってしまったことがありました。

水と塩の関係もあり、いまの病の元は食べ過ぎ飲みすぎです。

尿として出すためには塩が必要です、塩をとりたくなければ水分は控えるようにしましょう。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

本体価格

250g 8,000円

500g 15,000円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円