『患者よ、がんと闘うな』の医師・近藤誠氏が考える「コロナとの共存」
2021/04/28 16:05
近藤誠医師が「コロナと闘うな」と呼びかける真意は?(イメージ。時事通信フォト)
1996年に50万部のベストセラーとなった著書『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)でがん治療の問題点を真正面から指摘し、「がんは放置せよ」という新たな理論を提唱した近藤誠医師。医学界でたびたび論争を巻き起こしてきた近藤医師がいま、新型コロナワクチンの接種を待つ日本国民に、「コロナと闘うな」と呼びかけている。
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世界中で新型コロナワクチンの接種が開始され、日本でも高齢者向けの接種が始まりました。ワクチンを打つか打たないか、悩んでいる人は多いですが、どちらにせよ新型コロナ対策に過剰に追われる必要はないと思います。
ワクチンは原理上、新型コロナの発症や重症化を防ぐ可能性はあるものの、いま問題になっている変異株についても効果を発揮するという保証はありません。
副反応が疑われる死亡者も世界中で確認されています。このあたりは著書『新型コロナとワクチンのひみつ』(ビジネス社)のなかで解説しましたので、詳しく知りたい方は読んでいただければと思います。
本来、新型コロナの対策は、「死亡者を減らす」という一点に尽きるはずです。現時点で日本は欧米に比べて死亡者が桁違いに少なく、変異株の流行後も感染者の死亡率はさほど上がっていません。日本人は基礎疾患を持つ患者が少ないことが影響しているとみています。
むしろ、いまは過度な自粛生活で神経をすり減らし、「コロナうつ」による自殺者が増加しています。とりわけ高齢者は他者との交流や会話がなくなると認知症が進行することが分かっており、運動不足は体の虚弱化に直結する。
こうなると新型コロナ感染時の重症化リスクも高くなる。本末転倒も甚だしい話です。これはがん治療に過剰な期待や希望をした末に手術や抗がん剤のダメージで逆に死期を早めてしまったがん患者と同じに思えて仕方ないのです。
「一度は罹る」という覚悟
新型コロナは風邪ウイルスに似ており、人間社会から消えてなくなることは、おそらくないでしょう。一度感染した人が変異株に再度感染する可能性は否定できないし、ワクチンも効果は一時的だと思います。私たちはこのウイルスとずっと共存していかなければならないのです。
ただ、それは新型コロナの脅威が半永久的に続くことを意味しません。重症化、死亡する人は、新たな感染症の常として時間の経過とともに減っていくはずです。
いずれウイルスが弱毒化するか人々に免疫がつくかして、「ただの風邪」になるでしょう。2009年に感染が拡大した新型インフルエンザも、いまや「ただの風邪」でしかない。
人間社会で風邪を完全に防ぐことなどできるはずがなく、どんなに対策しても、罹る時は罹る。ウイルスはがんと同じく「闘う」相手ではないのです。医療崩壊という事態は避けねばなりませんが、「一生に一度は誰もが感染する」と考えて新型コロナと向き合うほうが、よほど現実的ではないでしょうか。
ある意味、人の力ではどうしようもできない「自然の理」と捉える姿勢が肝要だと考えます。
※週刊ポスト2021年5月7・14日号
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コロナワクチン等の配信
リブログ小松覚のブログ`21年02月21日遂に日本の医師達もブログやネットで配信が始まりましたね。私の知り合いから日本の医師達の話をまとめたものを頂きました。未だ今回の茶番劇場を信用してくれない
新型コロナウイルス
至急拡散希望!日本も動いた | 小松覚のブログ (ameblo.jp)
の中で石井仁平先生の投稿があります
石井仁平先生は うみのせい 海の精クラブに Dr石井の〝プラスの健康〟のコーナーがあります。
至急拡散希望!日本も動いた
石井仁平医師 の投稿
「世界一のベッド数で欧米の100分の1の患者数で崩壊させたら世界からどう思われるだろう?
日本人にとってコロナの致死率はインフルエンザ以下であることが明らかだ。
死亡するのもほぼ持病持ちの高齢者で、インフルなら少なからず重症化する子どもはほぼ重症化どころか発症すらしない。
それでインフルその他多くのずっと怖い感染症を減らしてくれたのだ。
こんなに優しいウイルスはない。
この冬は恐らく、歴史上最も感染症的に安全な年の一つになる。
それなのに、なぜ自粛する?経済を止める?インフルが大流行した一昨年まで、自粛したか?経済を止めたか?人にマスクしろと言ったか?」