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昌栄薬品の店主脳梗塞になる2/1~2/7の記録

2011-05-14 17:15:53 | 日記

昌栄薬品の店主脳梗塞になる2127

平成23年 

21日 外観では分からないが、右目の視点が内側に向いている。

     前日ウィスキーロック3杯、缶ビール2、チューハイカン1を飲む

その他  青色申告で、青色申告会の会計ソフト、ブルーリターンのパソコン入力。

22日 桂枝茯苓丸(杉原)、苓桂朮甘湯(クラシエ)、釣藤散(クラシエ)、半夏白朮天麻湯(クラシエ)、黄連解毒湯(クラシエ)、アポセーフ×3

     アポセーフの記述がない場合、その日は感應丸を一日三回服用、又漢方薬を服用する場合、ゴールド三養茶大さじ山盛り一杯を湯で溶かしハチミツを入れた物で毎回服用。

     健康食の『三種の神器ゴマ、ハトムギ、ハチミツを健康食三種の神器と呼んでいます』は毎朝1回飲用、梅玄米酢を一日に50cc100cc位を薄めて必ず飲む。時々『養養』を食す。水はミネラル還元水素水にして使用。

     味噌、しょう油、塩、梅干は海の精の物。

23日 桂枝茯苓丸、半夏白朮天麻湯、杞菊地黄丸(クラシエ)、釣藤散、アポセーフ×3

24日 桂枝茯苓丸、杞菊地黄丸、半夏白朮天麻湯 

昼に続命湯(松浦)、桂枝茯苓丸、半夏白朮天麻湯

1430補中益気湯(クラシエ)、杞菊地黄丸、感應丸(クラシエ)

25日 釣藤散、半夏白朮天麻湯、黄連解毒湯 桂枝茯苓丸

杞菊地黄丸、葛根湯(クラシエ)、苓桂朮甘湯、釣藤散

釣藤散、苓桂朮甘湯、桂枝茯苓丸、黄連解毒湯

血圧 左151102 脈拍90

   右134104 脈拍91

     柴胡加龍骨牡蛎湯(クラシエ)、五苓散(クラシエ)、三黄瀉心湯(クラシエ)、桂枝茯苓丸

   左 162101 81 ノンアルコールを飲む

     霊芝A(共立薬品)、杞菊地黄丸

26日 

車に乗せてもらうと、センターラインがⅤ字になって見え、当然歩道もⅤ字で目の前に見えて目が疲れる。

血圧 左 166109 82

   右 14499 74

     大柴胡湯(クラシエ)、五苓散、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸

     頭冒感あり、

血圧 左 142107 92

   右 152100 93

     柴胡加龍骨牡蛎湯、苓桂朮甘湯、三黄瀉心湯、桂枝茯苓丸

血圧 左 14295 97 入浴後

   右 14190 93

     続命湯、黄連解毒湯、半夏白朮天麻湯

血圧 左 140108 91

   右 13890 79

27

     釣藤散、五苓散、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸

血圧 左 134103 80

   右 147105 79

     釣藤散、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸

眼科へ受診

診断名  脳梗塞による外転神経不全(麻痺)

血圧 1601659095

視力 右=1.2(矯正)

   左=1.2(矯正)

眼圧 正常

白内障 なし

緑内障 なし

投薬料 メチコバール錠250μg0.25mg 60

    サンコバ点眼液0.02% 5ml 1

眼科では治らないとのことで内科循環器科をすすめられる。

自然に治る人も中には居るとのことでした。

 

メチコバールは7回服用したが止めた。

サンコバ点眼液はその後2瓶いただいた。

内科循環器科へは行かずに自分で治す。

 

大柴胡湯、五苓散、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸加大黄(杉原)、アポセーフ

釣藤散、六味丸(クラシエ)、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸

血圧 左 134103 87

   右 13884 87


クラシエ薬品漢方療法推進会 義援金についての報告

2011-05-09 09:22:44 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です


クラシエ薬品からの報告です。(56)
先日は義援金ありがとうございました
先月義援金についての報告がありましたのでご報告させていただきます

「クラシエ薬品漢方療法推進会本部より」
お見舞金総計 ,573,560円  (平成23419日現在)
営業再開の見通しがつかないなど被害が重大な会員店(5店)と被災店(19店)にお見舞金(金額は伏せます)が決定。
上記を差し引いた残金と本部からの見舞金(30万円)を東北支部に寄付。
秋に行われる予定の支部大会の活動費になればと考えています。

 

とのことです。このようにセクト主義大いに結構です。

 

被災された各自治体で支援金受付窓口を作ったら良いのでは、郵貯にすれば振込料金も安く、振込する方が郵貯の通帳を持っていれば無料(ATMでの振込)で振り込むことが出来ます。

ふるさと納税ならぬふるさと支援金です。

避難所にいる動ける人を使って日当を出せばいい、目的意識があれば元気になる、元気があれば何でもできる?

クラシエ漢方療法推進会会員店への支援金、被災された当店のお客様への支援の品を送りました。

継続しては出来ないけれども何かの折に又送りたいと思っています。

 

ふるさと納税で被災地支援=「復興に生かして」―東北の自治体へ急増

時事通信 515()1440分配信

 東日本大震災の被災者への支援が広がる中、自治体には「ふるさと納税」制度を活用した寄付が集まっている。被災した東北3県への寄付額は一昨年度分の約60倍の計2億円に。一方、事務作業が困難として、受け付けを取りやめた市や町もあり、担当者は義援金での支援を求めている。
 宮城県には、311日の震災発生後から426日までに約8700万円が寄せられた。2009年度の約80万円から大幅に増加。岩手、福島両県への寄付も、同年度は約55万円、約210万円だったが、それぞれ約4200万円、約7400万円に上っている。
 市町村への寄付も増えており、岩手県釜石市には43人から5000万円以上が、宮城県石巻市にも約5000万円が寄せられた。1人で100万円を寄付した人もいるという。
 自治体担当者によると、寄付をした人の大半は「震災復興に使って」と要望。「毎年定期的に『納税』したい」との申し出もあったという。 

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750


丸薬と散剤―古来の英知生かし副作用少ない利点 2-2

2011-05-07 09:21:29 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

喜寿記念 渡辺武先生 著作集 P837

 

丸薬と散剤 ――― 古来の英知生かし副作用少ない利点 22

 

 渡辺先生の調べでは、せんじ薬と丸薬、散剤中の生薬配合には微妙な違いがある。

 

 丸薬や散剤には、牡(ぼれい=カキの貝ガラ)、沢瀉(たくしゃ=さじおもだかの塊茎)、桃仁(とうにん=モモの種子)など、成分が水に溶けにくいものや、逆にそのまま吸収しやすい動物生薬が多い。

 

 一方で、せんじ薬に多い甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)、生姜(しょうきょう)の配合はまれ。

これらは胃腸を守る働きがあり、丸薬や散剤の配合をそのまませんじると胃腸障害や食欲不振が起こるのはこれらが入っていないせいである可能性が高い。

 

 散剤には揮発成分を含む生薬が多く、それもせんじ薬にしなかった理由と思われる。

慢性胃炎薬・安中散(あんちゅうさん)は八つのうち四つ、消化不良の平胃散(へいいさん)は六つのうち四つ、胃腸の弱い人のかぜ薬、香蘇散(こうそさん)は五つのうち四つがそうした生薬だ。

ところが、製造や保存、携帯にも便利で使いやすいエキス製剤は、散も丸もせんじ薬に変え、飲み方の指示も無視している。

 

薬学博士 渡辺武著 『平成薬証論』桃仁の項に

 

 日中医薬研究会の漢方による難病対策というテーマで、難病の治験例数百例を検討したところ、ほぼ100パーセントに駆瘀血剤(血液が体内に瘀滞しているものを取り除く処方)が活用されていました。それが現在の難病の姿なのです。

 

 桂枝茯苓丸(桂枝・茯苓・牡丹皮・桃仁・芍薬各等分;煉蜜)はある意味で美容薬です。

瘀血(おけつ)がとれれば肌もきれいになるし、シミもとれるでしょう。病客がきれいになれば感謝されるし、漢方も面白くなり、興味も湧いてきます。

漢方をあまり難しく考えないで、これからは楽しんで愉快に興味を持って勉強していきたいものです。

 

とあります。

当店の繁用処方のトップは桂皮茯苓丸(けいひぶくりょうがん)・桂皮茯苓加大黄丸・桂皮茯苓加ヨクイニン丸の桂皮茯苓丸類で、桂皮茯苓丸類は長期服用できる処方なのです。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750


丸薬と散剤―古来の英知生かし副作用少ない利点 1-2

2011-05-06 09:29:29 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

喜寿記念 渡辺武先生 著作集 P837

 

丸薬と散剤 ――― 古来の英知生かし副作用少ない利点 12

 

 老人性白内障には八味地黄丸(はちみじおうがん)が用いられる。

一九五七年、千葉県木更津市の小倉重成(おぐらしげなり)医師(眼科=故人)が有効と報告したのが始まり。

七三年には千葉市の藤平健(ふじひらけん)医師(眼科)が丸薬を処方した二八四人の五六八眼中五五%は視力が向上、不変の二七%と合わせて八一%の進行を食い止めることができた、と日本東洋医学会誌に発表した。

白内障には手術があるが、飲み薬ですめば大助かり。

そのうえ八味地黄丸は前立腺(ぜんりつせん)肥大や精力回復など、老化に伴ういくつかの症状を改善する。

 

 その一方で、近年は胃腸障害などの副作用も話題になる。「伝統を無視したエキス剤が増えていますからねえ」とカネボウ薬品の常務なども努めた薬学博士()渡辺武・日中医薬研究会会長。

 八味地黄丸は、地黄(じおう)、附子(ぶし)など八種類の生薬粉末に、煮つめたハチミツを混ぜ、丸薬にする、漢方の古典の『金匱(きんき)要略』にはそれを、お酒といっしょに飲むように指示がある。渡辺先生によると、八生薬に、胃薬でもあるハチミツ、腸の薬になるお酒を加えて本当は〝十味〟になる。

 

 一方、いま出回っている八味地黄丸は、本来の黒い丸薬は少なく、八薬の煮汁を粉末にしたり、それを錠剤や丸薬にしたエキ酢製剤(八味地黄丸料)が多い。

「漢方薬の副作用が少ないのは、最初から予防薬を考慮してあるからです」と渡辺先生。ハチミツと酒がない分、食欲不振など胃腸の副作用が出やすくなる。

渡辺先生は、ハチミツ酒や、ハチミツ入りショウガ湯で飲むことを勧めている。

 漢方薬の四分の三はせんじ薬で、処方名に「湯(とう)」、「飲(いん)」、「方(ほう)」などがつく、これに対し、「散(さん)」は生薬を粉にして飲む処方で、軽くせんじる場合もある。

散剤を固めて粒にしたのが、「丸(がん)」だ。

薬が効く速さは、湯、散、丸の順で、湯剤は速効性がある。長期に飲み、ゆっくり効かすには丸剤が用いられる。つづく

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750


黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 第五節 訳

2011-05-05 10:59:11 | 日記

 

黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 第五節

 夫脈之小大滑濇浮沈可以指別。五藏之象可以類推。五藏相音可以意識。五色微診可以目察。能合脈色可以萬全。赤脈之至也、喘而堅。診曰。有積氣在中。時害於食。名曰心痹。得之外疾。思慮而心虚。故邪從之。白脈之至也、喘而浮。上虚下實。驚有積氣在胸中。喘而虚。名曰肺痹。寒熱。得之醉而使内也。青脈之至也、長而左右彈。有積氣在心下支胠。名曰肝痹。得之寒濕。與疝同法。腰痛足清頭痛。黄脈之至也、大而虚。有積氣在腹中。有厥氣。名曰厥疝。女子同法。得之疾使四支汗出當風。脈之至也、上堅而大。有積氣在小腹與陰。名曰腎痹。得之沐浴清水而臥。凡相五色之奇脈、面黄目青、面黄目赤、面黄目白、面黄目者、皆不死也。面青目赤、面赤目白、面青目、面目白、面赤目青、皆死也。

 

 脈の小大滑濇浮沈は指により脈診することができる。五臓の状態は類推し診察することができる。五臓の相音はおもいをもってさとり知ることができる。五つの顔色の微かな証は視覚により診察することができる。能く脈象と顔色をもって診断すれば万全である。

(顔色等が)赤いのは、心の脈に至っている、その為脈は促伯して堅く、積気が中にあると診断され、時に食欲不振となる、このような状態を心痺という。外からの病邪を受け、思慮が過ぎると心臓の気血が不足し、その不足につけいり病邪が侵入してくるものである。

 (顔色等が)白いのは、肺の脈に至っている、その為脈は速く浮き、正気が上に虚し、邪気が下に実する証候となり、さらに驚けば胸中に積気が生じ、虚して喘息のようになり、寒熱もある、このような状態を肺痺という。この病状になるのは、酒に酔って房事するからである。

 (顔色等が)青いのは、肝の脈に至っている、その為脈は長く弦脈で左右に弾くような脈となり、脇や心下に積気が生じ、このような症状を肝痺といい、この症状は疝と同じ病因でそれは冷えと湿によるものであり、腰が痛み、足が冷え頭痛がするのである。

 

(顔色等が)黄色いのは、脾の脈に至っている、脈は大で虚となり、腹中に積気が生じ、厥気という四肢厥冷の症を訴え、これを厥疝という。疝といえば男の生殖器の病であるが、女も同じように下腹部と解釈し処置する。この病は四肢の過労により発汗したところに風が当り風邪の侵襲を受けたことが原因となって起ったものである。

 (顔色等が)黒いのは、腎の脈に至っている、その為上(王冰の注によると寸口をいう・鍼灸医学大系)の脈は堅で大、これは小腹(下腹部)と陰部に積気が生ずる、このような症状を腎痺という。この病は冷水を浴び寝込んでしまったためによるものである。

 一般に五色(青赤黄白黒)の奇脈(皮膚の色と脈とが合わないもの)というものは、(顔色等が)黄色く目が青い者、(顔色等が)黄色く目が赤い者、(顔色等が)黄色く目が白い者、(顔色等が)黄色く目が黒い者は皆死ぬことはない。(顔色等が)青く目が赤い者、(顔色等が)赤く目が白い者、(顔色等が)青く目が黒い者、(顔色等が)黒く目が白い者、(顔色等が)赤く目が青い者、これ等は皆死ぬ色を表している。

 

 黄色人種であるからであろうか。

 

凡相五色之奇脈、・・・

鍼灸医学大系

さて五臓夫々の脈象を見るに、所謂面の色が黄色であるということは、胃の気があるという証であるので、顔色の黄色いものは死ぬということはない。

これに反し顔の色が青とか赤とか黒というよう黄色以外の色を現わすものは胃の気のない証拠であるから、そういうものは一般に死をまぬかれない。

東洋学術出版社 素問

 一般的に、五色を観察するにあたって、顔面が黄色・・・、いずれも死ぬようなことはない。顔面が黄色をおびていて、まだ〔脾胃の〕土の気が存在しているからである。・・・といったものは、いずれも死ぬ兆候である。顔面に黄色がなく、土の気がすでに衰えてしまっているからである。

柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問

東洋学術出版社 現代語訳 黄帝内経素問

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