今回は、仕事での話を少し…。
先日、中学生に自己理解についての講話とワークをしました。
年度当初から何度か同じクラスでやらせてもらっていて、
今回で3回目です。
毎回、担任の先生と主任の先生、養護の先生がクラスの様子を見て、
こういう問題があるからこんな内容をやって欲しいと依頼してくれます。
先生たちはクラスづくりを丁寧に行ってきており、
友だち関係が崩れかかる前に、いち早く察知して手を入れていきます。
そのかいあってか、そのクラスはとてもまとまっていて、クラスの雰囲気もとても穏やかです。
講話の回数が増えていくと、その内容も深まっていきます。
子どもたちへの話の内容も、前回の内容を踏まえた上で次につなげていけるので、
やっていて講話の効果を肌で感じます。
子どもたちの感想を読んでいても、心理学を肯定的に捉え、自己理解が深まっていることがよく分かります。
こんな体験から、講話やワークは単発ではなく、定期的にやる方が何倍も効果があるのように思います。
そうは言っても、学校はいろいろやることがたくさんあって、なかなか時間を作れないのが現状です。
中学生への心理教育が普通の授業のように取り入れられたら、
いろいろな問題は少し減ってくるかな~なんて、期待したりもしていますが…。
現実は、まだまだ難しいですね。