先日行ったかっぱら広場での『U-18こどもオープンデータハッカソン』のようす
先日、横浜から『U-18こどもオープンデータ』の子どもたちに来てもらって、
団地の子どもたちにパソコンの使い方を教えてもらいました。
自分の好きなことや興味のあることに対して、
ネット上に無数に存在するデータを収集、ホームページを作るという企画。
参加人数は少なかったものの、
参加してくれた子どもたちは熱心に取り組み、
何かしらの手応えを感じたようでした。
今、全国的に『リビングラボ』という考え方が広がり始めています。
リビングラボとは、
「住民(ユーザー・当事者・生活者)と企業や自治体、
大学・研究機関等の関係者が“共創”する場(活動)」
基本的な活動は、「テストベッド(TEST BED)」と呼ばれる活動の拠点があり、
そこで、いわゆるPDCA[Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)]の
サイクルを継続的(反復的)に回しながら、
商品サービスの開発・改善や地域課題の解決に向けた取組みを住民と共創していく。
リビング・ラボに詳しい安岡氏4の言葉を借りると、
「技術を社会に大規模導入する前に、実際に生活の場やそれに近い形で、
関係各所を巻き込んで使ってみよう、使い込んでみよう、そして改良してみよう。
そしてそれを満足するまで繰り返し、
トコトン最上の形を追い求めようという反復のイノベーションの試み」がリビング・ラボとされる。
「リビングラボ鎌倉」より抜粋
→http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54601?site=nli
パソコンを活用しながら、
子どもたちが自分自身のやりたいことや自分たちの住む町の課題に気づき、
その考えを発信し、学校や地域・企業と共に
それを現実のものに(課題を解決)していく取り組みができたらいいなぁと思います。
かっぱらぱ編集室を始めた当初、
子どもたちには遊びだけではなく、
(将来のために、学校で上手くやっていくために)勉強することも大事と
活動時間内に勉強の時間を取り入れていました。
勉強する時間があるから、その後の遊ぶ時間がより楽しいものになります。
勉強の時間をパソコンを使っている時間に置き換えて考えると、
同じことが言えるな~と思います。
実際、先日のかっぱら広場で『U-18こどもオープンデータハッカソン』をやった後、
教えに来てくれた子どもも参加したかっぱらの子どもたちも
活動が終わった後には、みんなで楽しそうに外で遊んでいました。
勉強(活動)の仕方も様々、時代は変化してきているなぁと思います。
新しい時代を生きる子どもたちのために、
かっぱらぱ編集室も進化していかなきゃなぁと思う今日この頃。
今年度の事業計画を模索中です。(^^)