かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

秩序を保つ大切さ

2010-02-11 14:34:36 | つれづれ

年度末が近づくにつれて、ばたばたとした生活になっていき、
思ったようにことが運べなくなっていくのですが、
これもまた自分のありようと、最近は逆らわないようにしています(笑)。

そんな中で、今日は久々にのんびりとした一日を送っています。

午前中、中国の山間の小さな村についてのTVを観ました。
そこは、山間に田んぼを作り、村人皆で協力しあって生活しています。
年に一回、みんなでごちそうを出し合ってお祭りをします。
その日には、地方に出稼ぎに行っていた人たちも帰ってきます。
その村では、年寄りが偉く、昔からのしきたりを大切に守ってきています。
変わらないことの中に安心感があって、それを大切にしてきているのに
なんだか心打たれました。

ふと、かっぱらぱ編集室が12年も続いてきたのは、これと同じかなと思いました。
きっちり5時に始めて45分間の勉強時間。
5時45分になったらきっちり勉強をやめて、おやつを食べて45分間きっちり遊び。

きちっとしていて変わらないことには、ある意味安心感があります。
日によってやり方が変わる、人によってやり方がかわる。
気分によってやり方が変わるなんてのはもってのほか。
子どもたちは(少なくとも小学生までの子どもたちは)自己管理できなくて当たり前。
それが、9時には寝ようとか、挨拶はきちんとしようとか、
社会的にルールがきちんとしていて、それを大人がみんなで守ろうとすれば
子どもの混乱は少なくてすむんじゃないかなと思います。

父親と母親の言うことが違う。毎年、先生のやり方が変わる。
学校の日程が毎年変わるなど、本当に今の子どもたちは大変だな~つくづく。

TVの話を76歳になる母に話したところ、
「そのTVのようすは、私たちの子どもの頃と同じだよ」との返事。
へ~日本もそんな頃があったのか~と。
時代は元には戻せないけど、
できればこれからも「変わらないこと」を大切にしていきたいなと思います。

コメント
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