夜の電灯
先日、家庭教育学会 静岡支部の総会に行ってきました。
午前中に総会、その後シンポジウムがあって、
午後からは三部会に分かれて講話とグループ討議がありました。
参加者は、若い保育士さんがほとんど。
何だか「場違いかな~」と思いながら、小さくなって参加していました。
グループ討議に入り、私のグループは6人グループ。
一緒になったのは、保育士さんと学童保育の指導員さんたちでした。
それぞれが今抱えている悩みを出し、みんなで話し合うものでしたが、
私がスクールカウンセラーをしていることを知ると、
指導員さんたちがいろいろと質問をしてきました。
話しをしている内に、ひとりの方の目に涙が浮かんできました。
日々、子どもたちと関わっていて、
親でもない先生でもない立場で、どうしてあげることもできないジレンマを抱えて、
子どもの気持ちを想い、涙が出てきた…のではないかと感じました。
昔は、子育ては母親がするものと言われていましたが、
今は、ひとりの子どもに対してたくさんの大人がそれぞれの立場で
共通理解のもと、関わってあげることが大切だと言われています。
親や先生以外にも、親身になって子どもたちと接してくれる人たちがいます。
そんな人たちと、もっと上手に関わっていきたいなぁと強く感じました。