(お祭りの時に立てられる幟)
地元の保存太鼓の「宗像神社太鼓保存会」に20年以上も携わってきています。
細々ではありますが、昭和の緩さと温かさに包まれた人間関係があり、
習いに来ている子どもたちも、忙しさから解放され、のんびりと練習する日々です。
(出番を待つ太鼓)
そんな中で、ここ数年、めっきり参加する子どもや大人が減ってきていて、
今年度、習いに来る子どもたちはほんの数人になってしまいました。
(子どもたちの練習風景)
子どもの数自体が減っていることもありますが、
こりゃ~このままで行ったら、存続できなくなるな~と危機感は募るものの、
さて、どうしたもんやら…。
そこで、イメージを一新することに。
新しいロゴマークを作ってみました。
「興津宗像神社太鼓保存会」と呼ぶと昭和っぽいけど、
『太鼓 MUNAKATA』と呼ぶと少し今っぽく聞こえてきませんか?
和太鼓を叩いていると、その音や響きが心に染みてきて、
ストレスがスーッとなくなっていくのが分かります。
「しがらみが嫌」と、人と関わることを嫌う人が増えていますが、
それだと、年を取るごとに寂しい人生になっていってしまうのではないかと思います。
夏には『輪くぐりさん』と言って、
小さなお祭りがあります。
午前中の神事の時に、子どもたちが奉納太鼓を演奏します。
夜になると、たくさんの人が出てにぎわいます。
屋台も出て、にぎやかにぎやか。
年に1回行われる「ドリプラザキッズ」では、
清水じゅうの太鼓衆が集まって、それぞれの団体の子どもたちの演奏を披露します。
「清水みなと祭り」では、踊りの輪の真ん中で
3時間もの長丁場、音楽に合わせて太鼓を打ち続けます。
清水の太鼓衆が集まって、合同の演奏会も開かれます。
お正月にはすす払いをして、
新年に備えます。
神社の祭事と太鼓のイベントが
私の日々の生活に色を添えてくれています。
近くの方は、一度見学に来ませんか?
興味のある方は、
『太鼓 MUNAKATA』のホームページからお申込みください。