広場のポスター
7月の1日児童館「かっぱら広場」では、
横浜からU-18こどもオープンデータの中山さんとサクくんに来てもらって、
夏休みの自由研究に取り組みました。
いつもの広場は、自由にのんびり遊ぶことがテーマなのでたくさんの子どもたちで賑わいますが、
今回は目的があるため、参加者はぐっと少なくなりました。
それでも来てくれたメンバーは、
楽しみながら取り組み、何かを感じてくれたのではないかと思います。
U-18こどもオープンデータとのコラボは、今回で2回目。
前回同様、まずは頭の体操、
アイデア出しです。
野菜の名前や静岡の名産品、
今気になっていること
そして、今回の自由研究のテーマにしたいことなどを
1分間ずつで考えて行きます。
そして、テーマがいくつか出てきたところで、
一つに絞って10分で企画書を書きます。
その後、午前中に研究材料を買いに行ったりなど
研究の準備を終わらせて、まずはみんなで腹ごしらえです。
今回もお昼は、カレーうどんです。^^
そして午後、いよいよ研究開始。
ラップは本当に50メートルあるのか。
地道に長さを測ります。
写真を撮って、その結果をパソコンを使ってプリントアウト。
液体のチョコは蒸発するのか?
重さを量って、
実際に蒸発させてみる。
静岡の名産品について調べたチームは、
オープンデータを活用して、検索できるようにしました。
詳しい内容まで書いてしまうと、
子どもたちに申し訳ないので、
内容についてはこのくらいにしますね。
最後は表彰式を行い、優秀な作品に賞と賞品を渡しました。
子どもたちの自由研究を手伝っていて、
ふと懐かしい想いが蘇ってきました。
それは15年ほど前、
かっぱらの子どもたちと団地の夏祭りの準備をしていた時のこと。
子どもたちが自分たちでお店のアイデアを出し、企画を立てて、買い物に行き、
自分たちでお店を作り上げていく。
失敗しながら、試行錯誤を繰り返し、お店を作り上げていく行程が
まさに今回の自由研究と同じようなプロセスをたどっていました。
頭の中ではやりたいことがあっても、それを具体化する術が分からないでいるところに、
少しだけヒントをあげて背中を押してあげることで、子どもたちはがんばることができるということ。
子どもと関わる大人の立ち位置を再確認した1日でした。