何だか、難しいタイトルになってしまってすみません。
先日、県内の小学校で、
小学校5、6年生を対象にしたストレスマネジメントについての
講話をさせてもらいました。
講話にはパワーポイントを使いました。これは表題です。
対象は、子どもたちですが、
学校は、PTAの方たちや親御さんたちの参加も呼びかけてくれました。
一連の内容は、
事前に子どもたちのストレスについてのアンケート調査を行い、
その結果をまとめ、発表。
そして、「ストレスとは何か?」「どんな時におき、どんな状態か?」
「その対処法など」についての約40分の講話
(ここで参加させてもらいました)。
みんなのまわりにはストレスの元になる
「ストレッサー」がいっぱいある話
ストレスのメカニズムについての説明
ストレスを我慢し続けると
ある時、ぱたっと力が出なくなってしまう時期がきてしまいます。
ストレス解消でやっていたTVゲームやインターネットが、
さらに新しいストレスをうむ話
ストレスの対処法についての説明
みんなを応援しているメッセージなど全19画面を使用
その後、グループに分かれてのディスカッション。
そして子どもたちはその記録や感想を書いた用紙を
家に持ち帰り、親にコメントを書いてもらい再度学校へ持参。
先生がそれをチェック。全流れが終了。
結果を見せてもらいましたが、
子どもたちにはストレスという概念がなく、「何だかイライラする
モヤモヤする」と感じていたようです。
それがストレスだと分かり、対処方法があることを知り、
ホッとしたようすがうかがえました。
大人から見て当たり前のことでも、
子どもにとっては、まだ知らないことがたくさんあります。
知らないが故に不安になることも…。
最近、いじめ問題が本当に深刻化していますが、
ストレスマネジメント教育は、
いじめをする側にとっても、される側にとっても
その予防という意味ではとても有効ではないかと感じます。
今回、このような機会を与えて下さった学校に感謝します。