ちょっと前の話ですが、団地夏祭りでのこと…
野生のカブトムシがいっぱい
「子どもたちに野生のカブトムシを分けてあげたい」と
我が家の長男が、ボランティアに来てくれている杉ちゃんと一緒に
2週間前から、夜、山に通い
70匹のカブトムシを捕まえてきてくれました。
カブトムシのいる雑木林
樹液に集まる甲虫たち
カブトムシの捕り方は、小さい頃にお父さんに教えてもらっていました。
もちろん、彼ら(息子たち)が小学生だった頃は、
誰が教えなくても自分たちで、
近所でカブトムシやクワガタが来る木を探しだして、
夜、懐中電灯を片手に、友だちと連れだって
カブトやクワガタを捕りに行ったものでした。
あれから10年も経っていないのに、
今では、「カブトムシは買うもの…」と考えている子が多いように感じます。
息子たちが、上の写真を見せながら、「こんなところにいるんだぞ」と話し、
育て方の紙を付けてあげて、一匹ずつ分けてあげると、
「えっ、ただで良いの?」なんて声があがったりして…。
「ここに来るはずだ…」と昼間のうちに木をチェックしておいて、
夜、行ってみたら思い通りカブトがいたときの何とも言えない
ワクワクとした満足した気分…、
あんな気持ちを今の子どもたちは味わったことがあるのかな~。
虫取りも、親から子へ、年長から年下の子どもたちへと
代々受け継がれてきたものなんだろうけど。
昔は勉強ができなくったって、
『虫取り名人』というだけで尊敬されたりもしたのに…。
何だかちょっと寂しくも感じます。
そうそう、以前は、秋にかっぱらぱ編集室で、
『虫の演奏会を聞こう』と題して、夜みんなで集まって、
暗闇の中、ライト片手に鳴いている虫を探して歩いたこともあったな~。
しみじみ…
今、窓の外からたくさんの虫の音が聞こえています。
虫たちも、がんばってるな~。
何だか、秋の気配を感じます…(^^)。
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