サッカーW杯2014ブラジル大会が開幕しました。
今仕事でNYの対応を早朝からしているので、いつもと変わらない時間に起きて、朝5時から仕事をしつつのTV観戦でしたが(笑)、予想以上にクロアチアが激しいプレスをかけ続ける、良い試合運びをして、開幕戦に相応しい好ゲームでした。
この開幕戦は、日本人審判団がジャッジをするということで注目された試合でしたが、ブラジルの決勝点となったPKシーンのジャッジが、さっそくネット上でも話題になっています。
個人的にフレッジはワザと倒れた節があるし、欧州トップリーグのゲームなら流したかもしれないプレイだったと思いますが、あれだけしっかり手をかけていると笛を吹いてもおかしくないと思っています。
もちろんクロアチア側の立場に立てば、ブラジル寄りの笛にみえなくはないですけれど、あれは所謂ミスジャッジではありません。
(クロアチアが自分好みのハイプレスなサッカーをしていたので、試合中はどちらかというと自分はクロアチア寄りだったかもしれませんが。笑)
世界でも有数のフェアプレーなサッカーをする日本では、多くの審判があの場面ではファウルを取ると思います。
後はグレーゾーンの中でどこに基準を持つかの話。
まだマラドーナやファンバステンが現役でプレーをしていた時代と比べて、間違いなく現在のジャッジは「プレイヤーの選手生命守る安全なジャッジ」によりなってきていると思います。
そしてJFA(日本サッカー協会)の審判講習会やコーチ講習会では、「選手生命を守る為のフェアプレイ順守の重要性」について、しっかり時間がかけられています。
そういった意味で1人の日本人としては、今回のジャッジをネガティブに論じるべきではないと個人的には思っています。
日本の審判は危険なプレイは笛を吹く、汚いプレイは許さないという認識が定着すれば、それは1つの文化になると思います。
チームの勝利の為に献身的で、フェアプレイを良しとし、モダンなサッカーをする国、日本。
それは日本サッカー界が目指す1つの姿だと思っています。