「社会保険労務士法人 人事アップ」               九州No1の社会保険労務士を目指して日々活躍中。

平成24年1月に地元九州で社労士ナンバーワンを目指し開業。
行動力、創造力、発想力、誰にも負けません。

社会保険労務士法人人事アップ 社会保険労務士 人事コンシェルジュ                                                        岩切勝造(いわきりしょうぞう)

     

ジョージアの缶コーヒー「増量30%」から考える。

2011年05月08日 11時45分49秒 | ビジネス
くまもと元気!! 起業家ねっと
熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。
この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで
も貢献できればと考えて立ち上げました。
ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。

次回開催予定は、来月6月11日(土)18:00~です。




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お早うございます。
九州で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。

本日は、企業の「増量戦術」について、考えます。

よくスーパーやコンビニなどで、食品メーカーなどが販売促進として、

「増量30%」

「全品3割引」

「2個購入したら、2個目が半額」


などといった広告を見かけます。

本日は「増量30%」「30%値引き・OFF」のどちらがお徳なのか?


企業側からするとどちらのほうがメリットになるのかを考えます。





一見、増量30%の方が、ボリュームがあり、お得を感じます。
私も何かうれしくなって、つい買ってしまいました。




ジョージアの缶コーヒーでいいますと、

通常190mlで120円です。 100mlあたり、63.15円となります。


増量30%の場合、一缶250mlで120円。100mlあたり、48円となります。


では、30%OFF(3割引)の場合はどうでしょうか?

通常190mlで120円の3割引の場合、1缶84円となり、100mlあたり44.21円となります。


単位をあわせると、「増量30%」は、値段でいうと「23.9%引き」となります。


要するに、企業からすると「増量30%」の販促を行う方が、値引き販促をするよりも、
効果的といえます。



商品によって異なりますが、恐らく利益率についても、増量の方が高いと思われます。

さらに、客単価を維持し売上を落とさないため、商品価値も下がりません。

リピーターが次に商品を購入するときも、通常価格で購入してもあまり違和感をいだきません。

「この前は、増量だったのでラッキーだった」の程度でしょう。

しかし、値引きした場合は、消費者はその商品は、その安い価格が頭にインプットされま
すので、通常価格で購入すると、毎回損した気分になってしまいます。


ぜひ、御社も「値引き」ではなく、「増量戦術」を取り入れてみませんか!!