「社会保険労務士法人 人事アップ」               九州No1の社会保険労務士を目指して日々活躍中。

平成24年1月に地元九州で社労士ナンバーワンを目指し開業。
行動力、創造力、発想力、誰にも負けません。

社会保険労務士法人人事アップ 社会保険労務士 人事コンシェルジュ                                                        岩切勝造(いわきりしょうぞう)

     

「国家公務員の給与削減」について考えます。

2011年05月22日 16時03分51秒 | 経済
くまもと元気!! 起業家ねっと
熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。
この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで
も貢献できればと考えて立ち上げました。
ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。

次回開催予定は、来月6月11日(土)18:00~です。

今回の参加者希望者は、既に25名ほどになっています。

参加希望の方は、お早めに~。



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お早うございます。
九州で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。

本日は、現在政府が打ち出している、「国家公務員の給与削減」について考えたいと思います。

公務員になりたい理由は?

■ 安定しているから
■ 保障されているから
■ 退職金が高いから



多くの公務員の方は、このような理由ではないでしょうか。

しかし、このような時代ではなくなる恐れがそこまで来ています。



国家公務員の給与は毎年、人事院勧告に基づいて改定されています。

実は労働基本権を制約する代償として1948年に制度が創設されて以来、人勧によら
ない給与削減は初めてのことであり、異例であると言われています。


さらに、2008年に成立した国家公務員制度改革基本法では、

「国民に開かれた自律的労使関係制度を措置する」とし、

関係法令を3年以内をめどにつくることになっています。

これは、正しく人事院による給与勧告を廃止し、民間と同様に労使交渉で給与や勤務時間
を決めるようにすることをいうのです。

要するに、今後は公務員であろうが、民間と同じ賃金形態をとり、収益に応じた利益配分
が必要と考えます。