3月23日土曜日です。広島は小雨が降っています。桜の開花時期だというのに、無情の雨で開花は先送り、しかし、桜は開花の準備を怠りなく進めているようです。天気予報での開花は、一週間遅れになるようです。愛犬君との散歩のとき、毎日朝夕2回の桜の点検を行っています。雨で頭を垂れてしまっている桜の蕾です。本日以降の天気は雨勝ちになるようで、開花に期待する天候にはなりにくいようです。
雨が降ると花粉の飛散は少しは減少しますので、小生的には、歓迎すべきことになります。今度晴れ間が続くようになると、小さな菜園の手入れを行い、夏野菜の植え付けを考えるようになります。
さて、今週の言い訳です。
強い相場になっています。
日米ともに中央銀行の政策が決まり、この結果を受けた動きは、初動では円買いドル売りになりましたが、早い対応で、値を戻すドル買い円売りになっています。
その後の動きは、21日木曜日に151.817円まで上昇した後、150.791円まで押し込まれましたが、押しもここまでで、その後はさらに反発して、151.862円まで届き、その後は週末要素もあって、値を下げ151.351円で引けています。
来週は、先週つけている高値151.862円と押しで付けた安値150.261円のレンジをまず考えていこうと持っています。
来週もまだ高値圏でのもみあいになると想定しています。
こうなると、2022年10月の151.942円や、2023年11月の151.908円というところが目標になっている感もあります。
もし、何事もなければ、相場は上昇し、152円台へ乗せるようになるかもしれない環境になっているとも考えています。
そのような中で、昨日の為替情報によると、152.00円と153.00円にバリアーが設定されたのではないかという観測が出てきています。
昔、ノックアウトオプションというのが設定されたこともありましたが、最近、これは聞かなくなっています。
「バリアー」というものは、強烈な抵抗体のようなイメージがあります。仮にこれらを上抜けするようになると、「為替介入」の出現も濃厚になりそうと考えています。
無用な争いは不要、と考えて、バリアーを逆手にとって、いつの間にか相場は下がり150円台へという流れができるかもしれません。
しかし、今、日米の実質政策金利差を考えても、景気の強さを考えても、デジタルサービス・クラウドなどの購入も円の流出を促進し、円を弱くする流れになっており、ドル売りの材料がなく、前述のように、152円乗せを考える相場になっているかもしれません。
このように皆が上を向いたとき、投機筋は下振れを仕掛けてくる可能性もありますので要注意になてt来ます。
この動きは、20から21日の押しが該当すると思われます。もし、来週からは上値を更新できず、あるいは更新しても151.9円台となって上下するようになると、「天井」の疑いが濃厚になってくると思われます。
来週の「G指数」算出の基準日となるのは、3月15日金曜日の4本値からとなってきます。
15日以降の4本値の推移を観ると、高値も安値も上昇傾向になっています。これはまだ「G指数」は上昇する可能性がある状況と理解しています。金曜日の引け値151.351円付近でもみ合うことも想定されます。多少下げても、150円を割り込むことはないかもしれません。
相場を素直に考えてみると、金曜日高値を否定するためには、目先的には、21日安値150.261円を割り込むことが必要になってきます。このようになって、「オヤ?」と思うようになり、下振れ警戒感が出てくると思われます。
相場としては、3月8日安値146.480円を割り込む必要があります。ここを割り込んで相場の下振れが決まると思われます。2月1日安値145.895円を割り込むようになるとその後の上昇を全否定するようになると思われ、その後の動きは、2023年12月28日安値140.250円へ向かうようになると推察しています。
その後の動きは、2023年3月24日安値129.639円を目指すようになると推察中。
これから、週足でチャートを観るようになり。26MAや52MAが目標になりやすくなってきます。
金曜日引け値は151.351円、現時点では、週足の26Mは、147.938円、52MAは、144.351円となっています。
もう一つ、日足の200MAも要チェックになります。それは現在、146.625円付近を通過中。通常、相場はこの200MAの上か下かで相場状況を判断することがあります。
現在レートの下に200MAがあると、買い優勢で上昇相場中、と考えるようになり、上にあると、売り優勢で下降相場中という判断ができるようになります。
これらの3点をチェック項目として相場を見ていくことになると思われます。
もうしばらくは天井圏でのもみあいが継続すると思われますので、今は、上値がどこまでになるかに関心を持っていてよいと思われます。しかし、天井圏でロングポジを保有した場合、長くは持てないと考えて、早めの決済が適切かもしれません。
仮に152円台に入ってくると、小生はショートを増す考えでいます。
来週も相変わらず指標が出てきます。どの指標が重要かは、為替情報のオプションNYカットの設定状況が参考になると思われます。
これによると、来週は、少し情報が古くなりますが、28日木曜日に、150.50円でサイズ非常に大きめのものがありますので、この日がポイントになるかもしれません。27日分も150.00円や148.00円にサイズ大きめのNYカットがあるようです。
価格帯では、152.00円や153.00円のバリアーに注意したいと思います。バリアー価格にタッチしてくると、一気に売り注文が出てくることもありそうです。逆に、空(上)が解放されて、相場はジャンプ上昇するかもしれません。
いろいろ考えても、相場は気ままに市場参加者の総意をまとめて動き、「期待や予想」は当て外れなものになります。
しかし、現状認識を行って、今後のシナリオを考えていれば、相場が想定外の動きをしてきても、素早い判断で、取り組みの修正ができるようになります。種々検討することを時間の無駄などと考えずに、また相場が自分のポジションと異なる動きをしてきて、損ばかりになってきても、「これは必要な経費」と考え、損失ばかりカウントしないことが重要です。いずれ倍にも三倍にもなって帰ってきます。
現在、15時32分です。まだ雨がシトシト降っています。日差しがありません。気温は12度程度。さて、これから新PCの各種設定を行っていくか。まだうまくいかず、右往左往中。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
追伸 20時40分です。
相場の見方について、もう少し詳細に記載しておきたいと思います。
直近での最高値は、少し遡りますが、2023年11月13日につけている高値151.908円と思われます。
これを上抜いてくるようだと、2023年12月28日の安値140.250円を否定する動きとなってきます。
現在、151.908円チャレンジの攻防が行われている段階と解釈しています。
チャレンジ成功なら、次の目標は2022年10月高値の151.942円になると思われます。
チャレンジ失敗となれば、相場は、2023年12月28日安値140.250円へ向かうようになると推察できそうです。
来週は、まずは金曜日高値151.892円を更新してくるかをチェックすることとなり、次に、2023年11月13日高値151.908円チャレンジが起きるかどうかチェックするようになると思われます。
チャレンジ失敗となれば、3月8日安値の146.480円へ向かい始めると思われます。ここを割り込むようになって、相場は下振れ決まりとなる可能性が濃厚になりそうですが、この段階では、2月13日高値150.884円はまだ有効なようで、これも否定して下振れ開始となるためには、2月1日安値145.895円を割りこむ必要が出てきます。ここも割り込んでから、2023年12月28日安値140.250円チャレンジになってくると思われます。
追伸 3月24日日曜日、8時46分です。
日足や週足など時間軸の長いものでチャートをチェック。
テクニカルをチェックすると、、、、「ウン?」というものに気づく。
RSI(14)をチェックしていて、2月13日高値150.884円を付けた日のRSIは、69.404.3月22日高値151.862円を付けた日のRSIは、64.115。
これって「ダイバージェンシー」発生じゃないか?!
少し遡って、2023年11月13日高値151.908円を付けていますが、この時のRSIが62.784.この前に形成した「山」、2023年10月31日高値151.705円を付けた日のRSIは、66.090。
個々でも「ダイバージェンシー」が発生し、151.908円を付けた翌日からは、下降傾向となって、結局、2023年12月28日安値140.250円まで押し込んでいます。
同じようなことが今回も起きえる環境かもしれません。
バリアーの設定とか、「為替介入」への警戒感も強く、介入では実弾前の強い警戒感を醸し出すものが出てくる恐れもあります。
こうなると明日25日月曜日の6時寄り付き値がいくらになるか関心が高まります。
6時寄り付き値が、22日始値151.604円を下回るか、22日始値と22日高値の間から始まっても、22日高値を上抜くことはできず、という状況になると、下振れ開始のシグナルになる可能性があるかもしれません。
このように相場の初動に関心をもって、その日の相場の動きを考えることも重要なことになります。
2023年11月13日のブログを読み直してみました。
高値圏で、「為替介入」も警戒されている状況は、現在と同じと思われます。この時も景気よりもインフレ傾向の変化に市場は関心を持っていたようです。
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