おはようございます。9月1日土曜日です。広島は雨です。今日は、ほぼ雨の一日になりそうです。大雨ではなく、しとしとと降る雨のようですから、これなら、少しは気温を押し下げていく雨になるのではないでしょうか。
さて、今週の言い訳です。
上値も重いし、下値も堅くなってきているような、、、。
夏相場やね、、、、。
もうしばらくこんな状況が続きそうな、、。
しかし、昨日も書いているけど、利回りのこれからの上昇傾向を考えると、ドル買いが始まると考えたほうが良いのじゃないかと思っているところです。
それにしても、現在は、国債を日銀が買い、ECBが買い、というように、市中に出回る量が少なくなっており、相場形成に影響を与えている状況と思われます。
これが、正常な形になるには、もうしばらく時間がかかりそうです。
そうなると、国債ではなく、高利回りの企業債などへ関心が向くのも納得。
そういえば、今日から、銀行の住宅ローン金利が上昇するようです。ごくわずかだけど、金利が動き出したようです。
物価も、今日から上昇するものがあるようです。インフレ傾向が出てきたというよりも、単なる金利正常化の動き。
これにも違和感を感じます。なぜって、自分たちの収入が増えていないから、、、。賃金アップしましたか? 収入に変化がないのに、支出だけが増えるって、やはり庶民は我慢を強いられる。
米国では、新規住宅販売件数よりも、中古住宅販売件数の動きに関心を持っています。市場規模が相当違いますから、市場の影響は中古住宅の動きのほうが受けると思われます。この動きを月単位で追跡していると、その増減状況がよくわかります。このデータは、FX各社でデータ表を作成して公表していますので、活用してみてください。
このデータは、住宅金利状況ともリンクしていると思われます。金利が上がれば、中古住宅販売は低下し、さらには、サブプライムローンのようなものの金利が上昇し、市場の信用指数が縮小してくる傾向も出てきます。住宅ローンは30年物国債の利回りとリンクしていると思われます。
このような状況も、今月からは、併せて考えていかなければなりません。
ドル円への影響は利回りというものが一番影響すると考えていますから。
しかし、ドルと円では、まだまだドルの方が市場利回りは大きく、この差はまだしばらくは開いていくと思われます。
ここに着目している投資家は多いはず。
お金は金利の大きい方へ動きます。こう考えると、新興国などの国債等は利回りは大きく、投資家には魅力的なんですよ。
さらに、ドルは買われて新興国通貨は売られる構図ができてきます。これもドルの先高観を作っています。
9月になりました。ここで格言を確認します。
「5月には売って売って売り逃げしろ。そして、9月には市場に戻ってこい。」というもの。
これまで市場は、短期筋の独壇場でしたが、まもなく長期資金運用者が市場に入ってきます。彼らは、資金をロングで運用し始めます。これが、相場が上昇してくる要因になります。どこに資金を投入してくるか、これが重要になってきます。短期筋も、長期資金がどの分野に投入されるのか最大の関心をもって見ています。そして、それが判明すると、短期筋もそこへ資金を投入してきます。これで相場はさらに上昇していくことになります。
しかし、長期資金運用者は、どこにどれだけ資金を投入したかは、誰にもわからないように配慮しています。投入資金は、最初は小さく、これを何回かに分けて行うようです。これでは、相場はそんなに動いてきません。しかし、長期筋は、一旦保有したポジションは長い期間の保有をしてきますので、相場をロングに傾けさせるようになるのです。そのころ、短期筋は、売ったり買ったりしていますが、売っても、相場が下がらないという現実に遭遇するようになります。長期保有者のロングが効果を出し始めているからです。
このころになって、短期筋も、長期資金の存在を確認し、自分たちのポジションをロングにチェンジしてきます。
こうなると、相場は上昇を明確にしてきて、これに気づいた、一般投資家が、乗り遅れまいと、ロングで相場に参加してくるようになります。これで相場はさらに上昇していくようになります。
長期資金がロングで入ってくるとき、長期資金運用者は、市場に、ショートが多く滞留していることを望んでいると思われます。ここをできるだけ狙って資金を投入してきます。そして長期保有をして、相場を自分たちの狙うレベルへと「誘導」してくるようになります。
これまでに何度も書いていますが、相場は長期資金がトレンドを作ります。そして、前述のように、ロングポジションを長期にわたり保有しますので、トレンドが崩れてきません。短期筋は、短期で資金を運用し、ロングもショートも打ってきますが、日銭稼ぎの範疇ですからトレンドを形成することはできません。
8月の底が、相場のロングの起点かもしれません。しかし、まだ確定はできません。「かもしれない」という感覚は持っておきます。
昨年、8月29日に、ドル円は108.258円を付け、さらに9月8日に107.317円を付けて、ここを底として相場は反発してきています。
ここを起点として上伸した相場は、その年、11月6日に114.735円高値を付けてから、調整入りしています。そして、翌年3月26日に104.608円の安値を付けています。このような相場の山谷は相場のリズムとして理解しておきます。
今年も同じような時期に同じような動きが起きるとは限りませんが、参考になる相場の動き方であると思っています。
これからどこまで下押すのか、何が反発のシグナルとなるのか、大きな関心を持っているところです。現在はそのような時期であると理解していることが重要と思っています。
できるだけこれからの相場にはロングでのみで参戦したいと考える理由はここにあります。
目先の動きではなく、長期的視野をもって、相場に臨みたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い訳です。
上値も重いし、下値も堅くなってきているような、、、。
夏相場やね、、、、。
もうしばらくこんな状況が続きそうな、、。
しかし、昨日も書いているけど、利回りのこれからの上昇傾向を考えると、ドル買いが始まると考えたほうが良いのじゃないかと思っているところです。
それにしても、現在は、国債を日銀が買い、ECBが買い、というように、市中に出回る量が少なくなっており、相場形成に影響を与えている状況と思われます。
これが、正常な形になるには、もうしばらく時間がかかりそうです。
そうなると、国債ではなく、高利回りの企業債などへ関心が向くのも納得。
そういえば、今日から、銀行の住宅ローン金利が上昇するようです。ごくわずかだけど、金利が動き出したようです。
物価も、今日から上昇するものがあるようです。インフレ傾向が出てきたというよりも、単なる金利正常化の動き。
これにも違和感を感じます。なぜって、自分たちの収入が増えていないから、、、。賃金アップしましたか? 収入に変化がないのに、支出だけが増えるって、やはり庶民は我慢を強いられる。
米国では、新規住宅販売件数よりも、中古住宅販売件数の動きに関心を持っています。市場規模が相当違いますから、市場の影響は中古住宅の動きのほうが受けると思われます。この動きを月単位で追跡していると、その増減状況がよくわかります。このデータは、FX各社でデータ表を作成して公表していますので、活用してみてください。
このデータは、住宅金利状況ともリンクしていると思われます。金利が上がれば、中古住宅販売は低下し、さらには、サブプライムローンのようなものの金利が上昇し、市場の信用指数が縮小してくる傾向も出てきます。住宅ローンは30年物国債の利回りとリンクしていると思われます。
このような状況も、今月からは、併せて考えていかなければなりません。
ドル円への影響は利回りというものが一番影響すると考えていますから。
しかし、ドルと円では、まだまだドルの方が市場利回りは大きく、この差はまだしばらくは開いていくと思われます。
ここに着目している投資家は多いはず。
お金は金利の大きい方へ動きます。こう考えると、新興国などの国債等は利回りは大きく、投資家には魅力的なんですよ。
さらに、ドルは買われて新興国通貨は売られる構図ができてきます。これもドルの先高観を作っています。
9月になりました。ここで格言を確認します。
「5月には売って売って売り逃げしろ。そして、9月には市場に戻ってこい。」というもの。
これまで市場は、短期筋の独壇場でしたが、まもなく長期資金運用者が市場に入ってきます。彼らは、資金をロングで運用し始めます。これが、相場が上昇してくる要因になります。どこに資金を投入してくるか、これが重要になってきます。短期筋も、長期資金がどの分野に投入されるのか最大の関心をもって見ています。そして、それが判明すると、短期筋もそこへ資金を投入してきます。これで相場はさらに上昇していくことになります。
しかし、長期資金運用者は、どこにどれだけ資金を投入したかは、誰にもわからないように配慮しています。投入資金は、最初は小さく、これを何回かに分けて行うようです。これでは、相場はそんなに動いてきません。しかし、長期筋は、一旦保有したポジションは長い期間の保有をしてきますので、相場をロングに傾けさせるようになるのです。そのころ、短期筋は、売ったり買ったりしていますが、売っても、相場が下がらないという現実に遭遇するようになります。長期保有者のロングが効果を出し始めているからです。
このころになって、短期筋も、長期資金の存在を確認し、自分たちのポジションをロングにチェンジしてきます。
こうなると、相場は上昇を明確にしてきて、これに気づいた、一般投資家が、乗り遅れまいと、ロングで相場に参加してくるようになります。これで相場はさらに上昇していくようになります。
長期資金がロングで入ってくるとき、長期資金運用者は、市場に、ショートが多く滞留していることを望んでいると思われます。ここをできるだけ狙って資金を投入してきます。そして長期保有をして、相場を自分たちの狙うレベルへと「誘導」してくるようになります。
これまでに何度も書いていますが、相場は長期資金がトレンドを作ります。そして、前述のように、ロングポジションを長期にわたり保有しますので、トレンドが崩れてきません。短期筋は、短期で資金を運用し、ロングもショートも打ってきますが、日銭稼ぎの範疇ですからトレンドを形成することはできません。
8月の底が、相場のロングの起点かもしれません。しかし、まだ確定はできません。「かもしれない」という感覚は持っておきます。
昨年、8月29日に、ドル円は108.258円を付け、さらに9月8日に107.317円を付けて、ここを底として相場は反発してきています。
ここを起点として上伸した相場は、その年、11月6日に114.735円高値を付けてから、調整入りしています。そして、翌年3月26日に104.608円の安値を付けています。このような相場の山谷は相場のリズムとして理解しておきます。
今年も同じような時期に同じような動きが起きるとは限りませんが、参考になる相場の動き方であると思っています。
これからどこまで下押すのか、何が反発のシグナルとなるのか、大きな関心を持っているところです。現在はそのような時期であると理解していることが重要と思っています。
できるだけこれからの相場にはロングでのみで参戦したいと考える理由はここにあります。
目先の動きではなく、長期的視野をもって、相場に臨みたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
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